模型工房クラフトベース工房主の気まぐれ日記

仕事での模型製作や、趣味のプラモ・ガレージキットの製作過程、TVや映画の事など、気の向くままに書いています。

映画「十三人の刺客」感想

2010-10-07 23:55:16 | 感想
時代劇映画は、あまり観ることがなく、リメイク前の作品も知らないんですが、三池監督作品としての興味で観てきました。

暴君・松平斉韶を暗殺するために集められた12+1人の侍たちの戦いを描いています。

まず、気になっていた、稲垣吾郎演ずる松平斉韶の、残虐・非道ぶり。
全く表情を変えずに、目を覆いたくなるような残酷な行為を繰り返す様子は、かなりのはまり役。
稲垣の新境地か?

主役の役所広司は、なんというか、もう安定感抜群。
ライバル役の市村正親との、互いの能力を認め合っての対立が、最後まで物語を盛り上げます。

その他の出演者も、松方弘樹、山田孝之、沢村一樹、伊原剛志、古田新太、窪田正孝、伊勢谷友介、平幹二郎、松本幸四郎など、個性的かつ豪華!

クライマックスの宿場町での戦闘シーンは、実際に広大なセットを使って、大迫力で見せます。
とにかく切って切って切りまくる!
ものすごい形相で、双方ドロドロ、血だらけのアクション。
この辺は三池監督の得意とするところでしょうか。

一級のエンターテイメント作品として、満足しました。

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