「スカイ・クロラ」がすごい

押井守監督の待望の最新作「スカイ・クロラ」、早速観てきました。

えー…、凄いです。もう面白いとか何とかじゃなくて、ものすごいんです。

絵が演技してます。
例えるなら、役者が二次元になって演技している、とでも言うのでしょうか。
NHKで放送されたメーキングを見たんですが、この辺は今回監督がかなりこだわってた部分のようです。
声がだめだという人もいるようですが、あの淡々とした話し方が、この作品には似合ってると思います。

そして空戦シーン。
フルＣＧの場合、まるでゲームのデモ画面みたいになりがちで、少々心配していました。
予告編を見た限りではそれは無さそうだとはわかっていましたが…
これまたあまりの迫力と演出で、圧倒されました。
まるで機体に搭載されたカメラで撮影されたかのようなリアルな映像！
被弾する機体の砕け散り方、雨天の飛行、コクピットの様子など、見せ方が絶品です。

この映画を観て、散香やスカイリィのプラモを作ろうと思わないモデラーはいないんじゃない？

観るか観ないか迷っている方には、スクリーンで観ることをお勧めします。