日清戦争の野戦局カバー

　日清戦争の軍事郵便カバーもかなり蔵出しされて値段が下がってきたが、それでも最初期の「野戦郵便局」表示のもはかなり少ない。使用地も複数にわたっていて、差出書き込みがある場合しか判断できないが、このカバーには封筒の裏面には差出地の書き込みがないので、多分通信文が残っていれば、それで判断するしかないでしょう。
　結果は、２２万円を超えてましたが、見つかっている点数を考えると、このくらいになってしまうかもしれない。

第２次昭和４０銭凸版横透かし

データは、代々木大山21.5.1(4)/東京都で立派なもの。記録によれば、東京旗台で昭和21年5月に3シート発見されているので、データも合います。結果も立派で40万円を超えました。

菊８銭の鉄郵使用例

最近のeBayに出品されていたもの。
菊３銭封緘葉書に、菊８銭及び1/2銭（裏面）を貼って、神戸下関間の鉄郵で抹消し、スイスに宛てたもの。結果は＄４５０超でした。日専では、８銭の鉄郵は未確認となっているが、本当に未確認だろうか？
とりあえず、記録の意味で。

最初に

　私の下記の考えに賛同されない方は、このブログを訪問されないようお願いします。
　ネットオークションが近年かなり盛んになってきており、今までありえなかったような品物が出品されることもあり、それらを含めて面白いと思ったものを中心に私の守備範囲で記録していきたいと思います。
　私は、ネットであれ通常のフロアオークションであれ、公売という形をとるのであれば、それをHPや雑誌等に掲載するのはかまわないとおもっております。特にネットオークションは通常、オークション終了後３月はそのままさらされており、調べる気になれば簡単に調べることができます。
　また、外国の郵趣会のHPのボードをみても例えばネットオークションで現在進行中のものも堂々と掲載されておりますし、問題にはなっていないようです。
　掲載されるのは迷惑だという方もおられるようですが、そういった方は公売の形式を取っていることを理解されていないのではなかと思いますし、密かに落として密かに楽しんでいたら、切手収集というこの趣味は衰退するだけではないかと思っています。