「手間はかかるけど、すっごくおいしい レリーサの無添加焼き菓子」
の
「和三盆糖のクッキー」を作りました。
レリーサに出会ったのは、10年くらい前でしょうか。
当時、勤めていた職場に間違いFAXが届きました。
その内容がレリーサを紹介する原稿か雑誌の記事かだったのです。
FAXの文章を読んで、このお店にはどんなお菓子があるのだろう…と、とっても気になりました。
幸い、がんばれば職場から歩いていける距離です。
えっさほいさとお店まで行き、うさぎの形のクッキーのかわいらしさに脳髄をやられました。
和三盆糖のクッキーのほろほろさ加減にもやられました。
「素朴なのに、何だかすごくおいしい!何で?!」
食べるほどにじんわりとおいしいんですよ、本当に。
自宅用に買いに行ったり、贈り物に利用したりしていたのですが
職場が変わってしまったため、ここ何年もあの味にご無沙汰しています。
なので、
「レリーサの無添加焼き菓子」の本が出たときは嬉しかったです。
自分の腕前がアレなので、お店の味には及びませんが…。
あ、あと、予算の関係で、無農薬の材料がそろえられません。純良バターもムリです。
でも!作り方をできるだけ忠実に守っていけば、人にあげられるレベルの焼き菓子は作れますよ!
このところのバター不足でお菓子作りから離れていましたが、
バターが買えたので、久々に「和三盆糖のクッキー」作ってみました。
クッキーに入れる砂糖は、「花見糖」と言う砂糖を使います。
花見糖はいつも使っているから問題ないのですが、
それを、電動式のミルで細かくひいて、ふるいにかけてから使います。
この本を買った当時、ミルを持っていなかったので困りましたが、
本の後半に、「ハンディタイプのブレンダーでも代用できます。」と書いてあったので
ブラウンのハンドブレンダー
を買ったのでした。
「本当にこれで砂糖が細かくなるのかなー」と思いながらスイッチオン。
おお、みるみるうちに粒子がくだけて、サラサラになっていきます。
このブレンダー、砂糖を細かくする以外にも使い道は多く(当たり前ですが)、
ちょうど欲しかったので、良いタイミングでした。
今はコードレスが出てるんですね。たしかに、コードを邪魔に感じる時があります。
クッキーを丸める時は、「ふんわり丸めると中までほろっとくずれるやさしい焼きあがりになります。」…なのですが
どうも、この力加減が下手でして…お店のほろほろ感とはかけ離れてしまいます。
それと、どうしても大きさや形がバラバラになります。
大丈夫です!茶こしで和三盆糖をふりかければ、いびつさも気にならなくなります。
完成です。
和三盆糖の上品な甘さのおかげで、多少の硬さも許せるようになります。
どうしても、お店のクッキーが食べたくなったら、えっちらおっちら行く事にして、
今日は自分作のクッキーを食べましょう。
