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何様のレストラン

食べ物に執着している人間の、食べ物中心のブログ。イラストレシピもあります。

ワカコ酒のホルモン天を作りました。

2016-03-18 20:35:58 | 作ってみた
スーパーで牛の小腸が売られているのを見かけたので、
何に使うかも決めずに購入しました。

そういえば、「ワカコ酒 3巻」ホルモン天って言うのを食べていたなあ…と思いだし、作ってみました。
初めて知った料理なので、レシピは適当です。

ホルモンを湯がいた後、適当な大きさに切って、塩で下味をつけ、
天ぷら衣をつけて揚げます。
アツアツのうちに、ポン酢をつけていただきます。



口の中で溶ける脂、くにくにの歯ごたえのホルモン、
これは…脂と油で背徳の味がします…!かなりいいです!

おろしポン酢で食べると、もっとさっぱりしておいしいんじゃないでしょうか。

さっぱり食べたからといってカロリーがOFFしたわけじゃないんですが…。
と、ワカコが鶏皮ポン酢の回で言っていました。いたたたた。心がいたいです。


ホルモン天の作り方は、この本に載っています。
ワカコ酒 レシピブック
 
朝日新聞出版

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甘々と稲妻のブリ大根を作りました

2016-03-16 20:41:53 | 作ってみた
「甘々と稲妻 5巻」に登場する
ブリ大根
貝柱とキュウリのポン酢あえを作りました。


2巻に登場する「イカと里芋の煮物」もそうでしたが、
ブリ大根が実家で出た事がないので、作った事がありません。

冬の献立のイメージが強いブリ大根。
もうそろそろ暖かくなってきましたし、ブリと大根がおいしいうちにチャレンジしました。

ブリを熱湯に入れて霜降りし、冷水に取った後、ウロコや汚れを取ります。
犬塚先生は包丁をつかってウロコを取っていますが、それだとウロコが飛び散るので
ウロコと皮の間に指をさしこんで取りました。けっこうカンタンに外れます。

水でウロコを洗い流したブリと、下ゆでした大根を大きめの鍋に入れ、
酒と水、しょうがを入れて煮ていきます。
沸騰した後5分煮て、甘い調味料(みりんと砂糖)を入れ、5分煮ます。
しょうゆを入れてさらに5分煮たら火を止め、
味が染み込むまで20分ほど置いて、できあがりです。


柚子の皮を飾って、良い香りとともにめしあがれ。

さて、初めて作ったブリ大根の味はどうでしょうか…。
なんだこれ!すごくおいしい!!(゜Д゜)ウマー
おいしい煮汁が染みた大根も、ふわふわの身のぶりも最高です!

今回はブリカマと切身を使いました。
切身は、下ごしらえがカンタンでおすすめですが、
カマは骨周りのおいしさがたまりません。ほじるのも楽しいですしね!

お話と同じく、ゆずの実を絞った果汁でポン酢しょうゆを作り、酢の物にしました。
きゅうりと貝柱のほかに、ワカメ、茹でたしめじとにんじんが入っています。
きゅうりとにんじんをコロコロに切るのですが、歯ごたえが良いですね。
貝柱抜きでも、おいしく作れそうな組み合わせの酢の物です。

甘々と稲妻(5) (アフタヌーンコミックス)
雨隠ギド
講談社



ブリ大根は、「12皿の特別料理」という小説でも印象的でした。
12皿の特別料理 (角川文庫)
清水義範
KADOKAWA / 角川書店

メシマズな新妻を持つ夫が、「今日はぼくが作るよー」と手際良く(しかも悪気はない)ブリ大根を作ったら
妻がヽ(`Д´)ノ ウワァァン!!とキレます。
ま、キレたと言っても、いちゃこいてる範疇なのですが。爆発してしまえ。

この「12皿の特別料理」は、タイトルの通り12の料理にまつわる短編集です。
ブリ大根以外にも、「チキンの魔女風」がおいしそうで作りたかったです。
あと、ストレス解消に、毎週末そば打ちをするお父さんの話が印象的でした。

手元にないのですが、また読みたくなってきました。

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今さらながらにワカコ酒にはまりました

2016-03-09 21:08:15 | 日記
ドラマ版を見て、ぜにょんでWebマンガ版を見て、アニメ版を見て、
コミックスを全巻揃えてしまいました。

実写のおいしそうな料理と、武田梨奈さんの「ぷしゅー」も良いけれど(しゃけ小島に行ってみたい!!)、
アニメ版は、沢城みゆきさんのあの声しかありえないです。

アニメ版とマンガ版を比べると、アニメ版だけの表現もあって良いですね。
から揚げの回の「鶏肉を、おしょうゆとかお酒とか、にんにくとかで漬け込んで」の所が好きです。

マンガ版だとじっくり読めるので、
きっちりとしたパース、登場人物の投信、緻密に書かれた料理などの絵の上手さ、
そして、ワカコのおしゃれさに気づけます。

何より、手軽に読めるのが良いですね。
手元に引き寄せる→数話だけ読む→別の巻をまた手に取る…と言う、贅沢な読み方ができます。
あ、これは「憧れの長嶋食い」に通じるものがありますね!



でも、うち、ドラマ版の第2期が見られない環境なのです。

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「バルサの食卓」のオルソ(甘い麦粥)を作りました

2016-03-04 22:52:25 | 作ってみた
NHKでドラマ版「バルサの食卓」が放送されますね!

…間違えました。
ドラマ版「精霊の守人」が始まるんでした。

随所においしそうな料理が登場する、「精霊の守人」。
ドラマ版にも、ノギ屋の鶏飯、タンダの山菜鍋などが登場すると、固く信じています!

ちょうど体調がすぐれなかった事もあり、
「バルサの食卓」に載っているオルソ(甘い麦粥)を作って食べる事にしました。

押し麦をバターで炒め、水を入れて弱火で煮、
水分が少なくなったら、牛乳を入れて、押し麦の芯が無くなるまで煮ます。
塩少々を入れ、味を調えてできあがり。
ローストしたナッツや、レーズンをトッピングし、
粉チーズ、蜂蜜をかけて召し上がれ。




「甘い麦粥」とありますが、お粥自体に甘い味付けはせず、
最後にかける蜂蜜が甘さを左右します。
かといって、塩を省略してしまうと、間の抜けた味になるので、ご注意ください。
甘さが足りなかったら、砂糖をかけても良いと思います。

押し麦の歯ごたえと、トッピングの風味が楽しいです
が、大量に食べるものではないかな?
食べてる途中で飽きました。しょっぱいものが欲しくなってきました。

そもそも、日本人にはなじみのない食材の組み合わせなので、
人によっては受け入にくい味かもしれません。

とはいえ、体はあったまりました!
風邪退散!



ドラマ版「精霊の守人」は、3月19日(土)から。
関連特番も色々と放送するみたいですが、きょうの料理とのコラボはありませんかそうですか。

あ、でも、「精霊の守り人 直前特番」(3月19日 午後6:10~6:35)では、
劇中の料理を紹介してくれるみたいです。やったー!

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砂肝のコンフィ

2016-03-03 18:50:10 | 作ってみた
渋谷の東急フードショーで買った
ターブル・オギノ「砂肝のコンフィ」がおいしかったので、作ってみました。


砂肝は切っておらず、1個が大ぶりです。
銀皮(白いスジの所)もついたままですが、とても柔らかくなっています。この部分のムニムニした食感がたまりません。
お肉の繊維がほぐれるので、牛タンの厚い所を食べているような気分になれます。
塩味が効いていて、ちょっとピリ辛で、お酒のつまみにもってこいですよ!

参考にしたのは、この、シャルキュトリー教本


この本さえあれば、私にもオギノの味に近いコンフィが再現できます!
…すみません、高価な本なので、図書館で借りました。

我が家用にレシピをアレンジしながら、作っていきます。

まず、砂肝の下処理をします。
といっても、先に書いたように、切ったり銀皮を取ったりする必要はありません。
軽く水洗いして、1個1個キッチンペーパーで拭きます。
表面にたまに残っている、緑色と言うか黄色い物体があれば、丁寧に拭き取ってください。

続いて、下味をつけます。
塩、こしょう、チリパウダー、コリアンダー(ドライ)、粉末状ガーリックを混ぜたものを
砂肝によくもみこみ、そのまま一晩置いて味を染み込ませます。

砂肝に対する調味料の配分が、とても重要だと思われます。
本では、砂肝を1kg使っていましたが、
今回買った砂肝は300g強。
きっちりと調味料を計算して加えました。

味が染み込んだ砂肝を、金属のボウルに入れ、かぶるくらいのサラダ油を注ぎ、
アルミホイルをかぶせてフタをします。
水を入れた圧力鍋にボウルを入れ、火にかけて
圧力がかかり始めてから15分弱火で加熱。
火を消して、圧力が逃げるまで、放置します。

この時点で圧力鍋をあけて、味見をしてみました。

柔らかく煮えてはいるのですが、銀皮部分がまだちょっと硬いので、もうちょっと加熱してみます。
あと、砂肝が煮えて縮んだせいで、油から部分的に飛び出ています。
リッチな人は、もっと油を注いでください。

もう一度フタをして火にかけ、今度は圧力がかかり始めてからすぐに火を止め
冷めるまで放置しておきました。


油から引き上げて、再び味見します。
良い食感の、砂肝のコンフィができあがりました!

砂肝とは思えない柔らかい歯ごたえ。でも、弾力は残っています。
銀皮の食感も申し分ありません。
何より、味が良いです!塩味のバランスと、スパイスの風味が最高です。
300gなんて、あっと言う間になくなってしまいそうです。

本では、鍋に砂肝とラード、サラダ油を入れ
油の温度を80度でキープしながら、1時間半~2時間煮ていますが
温度計のない我が家では、とても難しそうなので、圧力鍋を使用しました。

圧力をかけて15分

火を止め、圧力が下がるまで放置

再度火をつけて、圧力がかかったら火を止める

圧力が下がったら、完成。

再度、この手順で試したところ、良い柔らかさにできたので
我が家のレシピは、これでいきます。


ボウルに残った油は、冷蔵庫で冷やすと、下に溜まっている煮汁がプルプルに固まるので
上澄みの油だけを取って、冷蔵庫で保存します。

スパイスの風味が付いているので、炒め物などに再利用します。
もう一回、コンフィを作るのも良いですし、
スパイスの風味を利用して、アヒージョにするのもアリかと思います。

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