アニメ「目玉焼きの黄身 いつつぶす?」の3話目(第二夜のAパート)は
カレーのルーをどうかけるか…
はて?カレーのルーのかけ方って、こだわるポイントがありますかね?
~カレーのルー どうかける? ストーリーと感想~
カレーライスを前にして、いつものごとくジローは悩んでいます。
「カレーの食べ方が良く分からない」んだそうです。
ジ「ルーとライスを同時に味わうには、
このような状態で(スプーンの上にルーとライスが半々に乗っている)スプーンにすくう事が望ましい。」
が、ルーとライスが半々に盛られた『半がけ』状態のカレーでは
真ん中の境目から食べていくことになるので
そのうち、ルーとライスの間に、大きな裂け目が生まれ、
両者が真っ二つになってしまうと悩んでいます。
ジ「これはまるで…
さながら、『モーセ 海割れの奇跡』!」
モーセが海に道を作っている、壮大な光景がゴローの頭に浮かびます。
ちょ、ジロちゃん。発想が面白すぎます。
食べる時にいちいちスプーンでライスをルー側に寄せますが、
この方法だと、ライスとルーの距離がどんどん離れていきます。
かといって、残ったライス全てをルー側に移動させてから食べたとしても、
ジ「モーセの奇跡 プチバージョン再び」
ジ「もう21世紀だと言うのに、未だに人類はこんな非効率な食べ方しかできないのか!」
だから、ジロちゃん。
発想は面白いんですが、、、テレビの前の私は爆笑していますが、、、
深く考えすぎです。
ここまで、ジロちゃんの心の声かと思っていたんですが。
同席の人に「ふーん、すごいっすね。田宮丸先輩。モーセの事とか考えながら食べてんすか」
心の声、ダダ漏れ…って言うか、モーセとか口に出してたのか!
そして、ジロちゃんの名字は田宮丸と言うんですね。
ジローは同席の人、大貫君に尋ねます。真剣なモードです。
「大貫…お前はどうやって食べてるんだ?」
大「どうって…まあ、普通に。
混ぜて…混ぜて…混ぜて…」お皿の上でルーとライスがぐっちゃぐっちゃのカオス状態になっています。
大「混ぜて…」
ジ「家でやれ」これ以上見たくなかったジローは、大貫君の行為を止めました。
今回はジロちゃんに賛同します。
大「混ぜて食うのが一番楽っすよ」
ジ「楽だろうけど…そんな食べ方、豚のメシじゃあるまいし」いくらなんでも、相手が食べてる最中に言うのは失礼です。
大「そんなにモーセが嫌なら、ルーとライス半々にしなきゃいいんすよ。
要するに、『全がけ』っす。」
ジロちゃんに食べ方を否定されても、気を悪くすることなく代替案を出してくれる大貫君。
なんでジロちゃんの周りは、こんなに良い人ばかりなんだ。
大「全がけなら、どこから攻めてもOKっすよ。」
ジ「甘いな。カレーを出す店では、なぜかほとんどが半がけだ。
全がけでは提供してこない。」せっかく案を出してくれたのに、否定から入ります。
大「あれがあるじゃないですか、カレー丼」
ジ「あれはあれでうまいと思うが…
ルーをだし汁でのばしていたり、とろみがついていたり、カレーとは別物だ…(アンニュイ)」
面倒くさいモードになってしまったジロちゃんに
ライスとルーが分かれてたって、別に良いじゃないか、
考えすぎて視野が狭くなってるだけだと、大貫君は言ってあげます。
しかし、こうなってしまったジロちゃんは人の言葉を受け付けません。
ジ「はぁ…、マゼラーのお前には分からんか…」えっなにその被害者ぶった感じ。
大貫君はジロちゃんを見つめて、そっと思います。
「面倒くせえなあ、この人」ですよねー。心の底から同意します。
第一幕、終わりです。
そういやカレー丼って食べた事ないです。おいしいのか…。
そして、『半がけ』と『全がけ』と『マゼラー』。初めて聞きました。
第二幕
みふゆが家でカレーを作っていると、ジロちゃんからメッセージが届きました。
“カレーはどうやって食べてるんだ?”
一瞬悩みましたが、みふゆは“食べにくる?”と返信しました。
本当になぜ、ジロちゃんの周りには良い人ばかりなんでしょう。
それなのに、ああそれなのに!
やってきたジローは「食べてきたから」カレーはいらないと言うんですよ。
悪びれずに、「俺はこいつでつきあうよ」とドヤ顔でビールを掲げますが
心遣いがナナメ上方向です。
みふゆがカレーを用意している段階で、もうビール開けちゃってるし。
ホント、「な…何なの、この人」ですよ!
それでもみふゆは、ジロちゃんが来た事を素直に喜びます。
どうやら初めて家に上がったみたいです。
この二人、また付き合いが浅いのでしょうか。
しかし、ジロちゃんの心は、みふゆのカレールーのかけ方にあります。
ジ「やはり、半がけか…」とんでもない顔で恋人を観察しています。ひどい男だ。
みふゆは、カレーがモーセの海割れ状態になる前に、
ルーをスプーンですくって、ライスに一かけした後に食べています。
じっと観察していたジロちゃんは、「この方法なら、海割れは回避できるが、手間がかかる事には変わりない…」
カッと目を見開き、「やはり、全がけに勝るものなし!」と結論を出します。
全がけは大貫さんのアイデアなのに、何で自分が考えたみたいになってるんでしょう。
目を見開いたのは、ジロちゃんの心象を表してるだけかと思っていましたが
実際にやっていたようです。表情豊かすぎ。
みふゆに、どうしたのかと聞かれる始末です。
ジ「なぜルーを全がけにしない?」
み「全がけ?ああ、ルーをご飯全体にかけるって事?
言われてみれば…」
ジ「大した理由はないだろう。全がけの方が食べやすいぞ!」
み「たぶん…小さい頃のトラウマかな」
みふゆは、辛い物が得意ではありません。
小さい頃に全がけのカレーを食べて、ルーがものすごく辛かった事があったのです。
み「私は白いご飯に逃げ場を探した。
だけど、全がけカレーの前では、私のスプーンは空しく中を空回りするだけ。」
みふゆが情感たっぷりに語ります。
ジローと付き合ってて、変に影響されちゃったのでしょうか。
み「あの時のカレーが半がけだったら、私は、あんなに苦しまずに済んだ。
私にとって、白いご飯は、逃げ場。
半がけじゃなくちゃ駄目なの。」
伏し目がちにしていた目をジローに向け、
み「ジロちゃんは大事なことを忘れてるわ。カレーは辛いって事を!」きっぱりと告げます。
ジロー、またもやショックを受けます。
とんかつの時のように「カレーを食べるなら、辛いものにまみれろ!」くらい言うかと思ってましたが。
成長してるのか、衝撃が大きすぎるのか。
「福神漬をご飯に乗せて食べるのも好きよ」と、みふゆが言っても、ジローは白く固まったままです。
第三幕。
毒フラワー…いえ、ジローの仕事現場です。
色々な着ぐるみが集まってダンスしています、練習中のようですね。
近藤さんが「今日はここまで」と言って、着ぐるみたちは解散していきますが
ジローは一人残りました。
そんなジローに「ジロちゃんどうした?今日はいつものキレがないな。何があった?」と近藤さんが声をかけます。
近藤さんは本当に、気遣いのできる良い上司です!
まあ、その理由は「カレーは辛いから半がけで良いって、彼女が言った~~。
全がけが良いのに~~ウェェェン」なんですけどね。
「カレーは全がけで食べたいんです!」男泣きで訴えるジローを見て、
ドン引きする事なく「食べればいいさ。ジロちゃん、お前はカレーを全がけで食べればいい」と微笑む近藤さん。
男前すぎます。こんな人と仕事したいです。
「でも…そんな店、どこに…」と言うジローを連れて
近藤さんはカレー屋に連れてきました。
CoCo壱番屋のような、普通のカレー屋です。
メニューの写真を見たジローは「近藤さん、ここ、半がけの店なんですが…」
近藤さんは店員さんを呼ぶと、臆することなく注文しました。
「ビーフカレー2つ。1つ、全がけで。」
1つ、全がけで…全がけで…全がけで…(ジローの顔芸付き)
店員さんも、当然のように全がけ注文を受け付けました!
ジ「た…頼めるんですか。全がけ。」ここで近藤さんが一口水を飲むんですが、この間がまた上手いんです。
近「頼めるんだ。」
全がけのカレーがやってきました。
「頼めばいいんだよ。」優しい声で、近藤さんは言いました。
~カレーのルー どうかける? おわり~
学生の頃の友人が、カレーを混ぜて食べる人でした。
ただ、やはり注意されたそうで「一口分ずつ混ぜてから、口に運ぶようにしている」と言っていました。
一緒に食べてても、特に気にならなかったです。
相手に気を遣える人ってステキですよね。
他にマゼラーを見た事が無いのですが、実際目の前でカレーをぐちゃぐちゃやられたら…
食欲減るので、見ないようにしますね。
実家は、一杯目は半がけ、おかわりは全がけにしてました。
実家のカレーは水っぽい感じだったので、
最初から全がけにしちゃうと、飯粒がふやけちゃうんですよね。
ふやけた飯は、あまり嬉しくないのです。
9月6日の深夜に、第3夜と最終夜の再放送がありますね!
一度見ているのですが、楽しみです。
カレーのルーをどうかけるか…
はて?カレーのルーのかけ方って、こだわるポイントがありますかね?
~カレーのルー どうかける? ストーリーと感想~
カレーライスを前にして、いつものごとくジローは悩んでいます。
「カレーの食べ方が良く分からない」んだそうです。
ジ「ルーとライスを同時に味わうには、
このような状態で(スプーンの上にルーとライスが半々に乗っている)スプーンにすくう事が望ましい。」
が、ルーとライスが半々に盛られた『半がけ』状態のカレーでは
真ん中の境目から食べていくことになるので
そのうち、ルーとライスの間に、大きな裂け目が生まれ、
両者が真っ二つになってしまうと悩んでいます。
ジ「これはまるで…
さながら、『モーセ 海割れの奇跡』!」
モーセが海に道を作っている、壮大な光景がゴローの頭に浮かびます。
ちょ、ジロちゃん。発想が面白すぎます。
食べる時にいちいちスプーンでライスをルー側に寄せますが、
この方法だと、ライスとルーの距離がどんどん離れていきます。
かといって、残ったライス全てをルー側に移動させてから食べたとしても、
ジ「モーセの奇跡 プチバージョン再び」
ジ「もう21世紀だと言うのに、未だに人類はこんな非効率な食べ方しかできないのか!」
だから、ジロちゃん。
発想は面白いんですが、、、テレビの前の私は爆笑していますが、、、
深く考えすぎです。
ここまで、ジロちゃんの心の声かと思っていたんですが。
同席の人に「ふーん、すごいっすね。田宮丸先輩。モーセの事とか考えながら食べてんすか」
心の声、ダダ漏れ…って言うか、モーセとか口に出してたのか!
そして、ジロちゃんの名字は田宮丸と言うんですね。
ジローは同席の人、大貫君に尋ねます。真剣なモードです。
「大貫…お前はどうやって食べてるんだ?」
大「どうって…まあ、普通に。
混ぜて…混ぜて…混ぜて…」お皿の上でルーとライスがぐっちゃぐっちゃのカオス状態になっています。
大「混ぜて…」
ジ「家でやれ」これ以上見たくなかったジローは、大貫君の行為を止めました。
今回はジロちゃんに賛同します。
大「混ぜて食うのが一番楽っすよ」
ジ「楽だろうけど…そんな食べ方、豚のメシじゃあるまいし」いくらなんでも、相手が食べてる最中に言うのは失礼です。
大「そんなにモーセが嫌なら、ルーとライス半々にしなきゃいいんすよ。
要するに、『全がけ』っす。」
ジロちゃんに食べ方を否定されても、気を悪くすることなく代替案を出してくれる大貫君。
なんでジロちゃんの周りは、こんなに良い人ばかりなんだ。
大「全がけなら、どこから攻めてもOKっすよ。」
ジ「甘いな。カレーを出す店では、なぜかほとんどが半がけだ。
全がけでは提供してこない。」せっかく案を出してくれたのに、否定から入ります。
大「あれがあるじゃないですか、カレー丼」
ジ「あれはあれでうまいと思うが…
ルーをだし汁でのばしていたり、とろみがついていたり、カレーとは別物だ…(アンニュイ)」
面倒くさいモードになってしまったジロちゃんに
ライスとルーが分かれてたって、別に良いじゃないか、
考えすぎて視野が狭くなってるだけだと、大貫君は言ってあげます。
しかし、こうなってしまったジロちゃんは人の言葉を受け付けません。
ジ「はぁ…、マゼラーのお前には分からんか…」えっなにその被害者ぶった感じ。
大貫君はジロちゃんを見つめて、そっと思います。
「面倒くせえなあ、この人」ですよねー。心の底から同意します。
第一幕、終わりです。
そういやカレー丼って食べた事ないです。おいしいのか…。
そして、『半がけ』と『全がけ』と『マゼラー』。初めて聞きました。
第二幕
みふゆが家でカレーを作っていると、ジロちゃんからメッセージが届きました。
“カレーはどうやって食べてるんだ?”
一瞬悩みましたが、みふゆは“食べにくる?”と返信しました。
本当になぜ、ジロちゃんの周りには良い人ばかりなんでしょう。
それなのに、ああそれなのに!
やってきたジローは「食べてきたから」カレーはいらないと言うんですよ。
悪びれずに、「俺はこいつでつきあうよ」とドヤ顔でビールを掲げますが
心遣いがナナメ上方向です。
みふゆがカレーを用意している段階で、もうビール開けちゃってるし。
ホント、「な…何なの、この人」ですよ!
それでもみふゆは、ジロちゃんが来た事を素直に喜びます。
どうやら初めて家に上がったみたいです。
この二人、また付き合いが浅いのでしょうか。
しかし、ジロちゃんの心は、みふゆのカレールーのかけ方にあります。
ジ「やはり、半がけか…」とんでもない顔で恋人を観察しています。ひどい男だ。
みふゆは、カレーがモーセの海割れ状態になる前に、
ルーをスプーンですくって、ライスに一かけした後に食べています。
じっと観察していたジロちゃんは、「この方法なら、海割れは回避できるが、手間がかかる事には変わりない…」
カッと目を見開き、「やはり、全がけに勝るものなし!」と結論を出します。
全がけは大貫さんのアイデアなのに、何で自分が考えたみたいになってるんでしょう。
目を見開いたのは、ジロちゃんの心象を表してるだけかと思っていましたが
実際にやっていたようです。表情豊かすぎ。
みふゆに、どうしたのかと聞かれる始末です。
ジ「なぜルーを全がけにしない?」
み「全がけ?ああ、ルーをご飯全体にかけるって事?
言われてみれば…」
ジ「大した理由はないだろう。全がけの方が食べやすいぞ!」
み「たぶん…小さい頃のトラウマかな」
みふゆは、辛い物が得意ではありません。
小さい頃に全がけのカレーを食べて、ルーがものすごく辛かった事があったのです。
み「私は白いご飯に逃げ場を探した。
だけど、全がけカレーの前では、私のスプーンは空しく中を空回りするだけ。」
みふゆが情感たっぷりに語ります。
ジローと付き合ってて、変に影響されちゃったのでしょうか。
み「あの時のカレーが半がけだったら、私は、あんなに苦しまずに済んだ。
私にとって、白いご飯は、逃げ場。
半がけじゃなくちゃ駄目なの。」
伏し目がちにしていた目をジローに向け、
み「ジロちゃんは大事なことを忘れてるわ。カレーは辛いって事を!」きっぱりと告げます。
ジロー、またもやショックを受けます。
とんかつの時のように「カレーを食べるなら、辛いものにまみれろ!」くらい言うかと思ってましたが。
成長してるのか、衝撃が大きすぎるのか。
「福神漬をご飯に乗せて食べるのも好きよ」と、みふゆが言っても、ジローは白く固まったままです。
第三幕。
毒フラワー…いえ、ジローの仕事現場です。
色々な着ぐるみが集まってダンスしています、練習中のようですね。
近藤さんが「今日はここまで」と言って、着ぐるみたちは解散していきますが
ジローは一人残りました。
そんなジローに「ジロちゃんどうした?今日はいつものキレがないな。何があった?」と近藤さんが声をかけます。
近藤さんは本当に、気遣いのできる良い上司です!
まあ、その理由は「カレーは辛いから半がけで良いって、彼女が言った~~。
全がけが良いのに~~ウェェェン」なんですけどね。
「カレーは全がけで食べたいんです!」男泣きで訴えるジローを見て、
ドン引きする事なく「食べればいいさ。ジロちゃん、お前はカレーを全がけで食べればいい」と微笑む近藤さん。
男前すぎます。こんな人と仕事したいです。
「でも…そんな店、どこに…」と言うジローを連れて
近藤さんはカレー屋に連れてきました。
CoCo壱番屋のような、普通のカレー屋です。
メニューの写真を見たジローは「近藤さん、ここ、半がけの店なんですが…」
近藤さんは店員さんを呼ぶと、臆することなく注文しました。
「ビーフカレー2つ。1つ、全がけで。」
1つ、全がけで…全がけで…全がけで…(ジローの顔芸付き)
店員さんも、当然のように全がけ注文を受け付けました!
ジ「た…頼めるんですか。全がけ。」ここで近藤さんが一口水を飲むんですが、この間がまた上手いんです。
近「頼めるんだ。」
全がけのカレーがやってきました。
「頼めばいいんだよ。」優しい声で、近藤さんは言いました。
~カレーのルー どうかける? おわり~
学生の頃の友人が、カレーを混ぜて食べる人でした。
ただ、やはり注意されたそうで「一口分ずつ混ぜてから、口に運ぶようにしている」と言っていました。
一緒に食べてても、特に気にならなかったです。
相手に気を遣える人ってステキですよね。
他にマゼラーを見た事が無いのですが、実際目の前でカレーをぐちゃぐちゃやられたら…
食欲減るので、見ないようにしますね。
実家は、一杯目は半がけ、おかわりは全がけにしてました。
実家のカレーは水っぽい感じだったので、
最初から全がけにしちゃうと、飯粒がふやけちゃうんですよね。
ふやけた飯は、あまり嬉しくないのです。
9月6日の深夜に、第3夜と最終夜の再放送がありますね!
一度見ているのですが、楽しみです。