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何様のレストラン

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「Soup Stock Tokyoのスープの作り方」の「東京ボルシチ」を作りました

2015-10-09 20:28:24 | 作ってみた
「Soup Stock Tokyoのスープの作り方」に載っていた「東京ボルシチ」を作りました。


実は、Soup Stock Tokyoに行った事がありません。
ずっと行きたいとは思っているのですが…、
あそこは、仕事に恋に頑張っていて、おしゃれで、
キラキラと輝いているような女性が行くお店だと思っているので
私のような、オタクで乾ききった女には、敷居が高いのです。
そんな訳で、家でSoup Stock Tokyoのスープが楽しめたらと思い、レシピ本を買いました。



「東京ボルシチ」は、一般的なボルシチに使われるビーツが入っていません。
味の決め手は、長時間炒めて作るソテーオニオンです。

炒めた後の状態で220g必要なのですが
生の状態の玉ねぎをどれぐらい使ったら良いのか、見当がつきません。
とりあえず、玉ねぎ3個を使う事にしました。

薄切りにした玉ねぎを、レンジでしんなりするまでチンする事で炒め時間を短縮します。
その後は延々と、玉ねぎを鍋で炒めます。
炒める時に塩を入れるのも、時間短縮になると聞いた事があります。

炒めると言っても、弱火にかけた鍋をしばらく放置しておいて、
時々様子を見て混ぜるだけなので、付きっきりでは無いのですが
まー時間がかかります。飽きます。
「冷たい校舎の時は止まる」の下巻を読みながら、ひたすら鍋の様子をうかがいます。

そのうち、鍋に茶色くこびりついてくるので
こびりつきをこそげ落とすようにして混ぜます。
放置→こそげ落とす、を繰り返しますが、
この段階まで来ると、そうとう焦げやすくなっているので、鍋を確認する頻度を上げます。

茶色い炒め玉ねぎができあがりました。
炒める前に比べると、量が激減しています。
重さを量ってみましょう。…。
200gでした。

玉ねぎ3個で、できたソテーオニオンが200g…
レシピに書いてある量には20g足りませんが、まあ良いとしましょう。

ちなみに、この方法だと、炒めるだけで1時間以上かかりました。(時間短縮技の効果はどこへ)
ゆとりのある方は、鍋につきっきりで中火で炒めた方が、もっと早くできあがります。
あー、、、室内に炒め玉ねぎの匂いが充満しています。しばらく取れないぞー、この匂いー。

気を取り直して。
みじん切りのにんじんとセロリを炒めて、ソテーオニオンと合わせます。
そこへトマトペーストをなじませたところに、
ソテーオニオンと並行して茹でていた牛肉とチキンストック、
具になるにんじんとじゃがいも、香辛料と醤油を入れて
野菜が柔らかくなるまで煮込みます。

最後に、塩で味を整えてできあがり。

お店では、レモンとヨーグルトをトッピングするみたいですが
その代わりに、即席サワークリームを乗せました。
即席サワークリームは、生クリームにレモン汁を混ぜるだけです。
酸の作用でとろみがつきます。

かぼちゃスープを作った時に余ってて良かった。

さて、手間ひまをかけて作ったスープのお味は…

!!!!!
おいしいいいい!
玉ねぎから出た甘さがすごいです!
だからと言って、余分な甘さではなく、しっかりとお肉や野菜にマッチしています。
自分で作ったとは思えない味です。大成功です!ヾ(*´∀`*)ノ
「お店の味と比べてみたいねー」と、家人と話しています。

でも作るのが大変だったので、既製品のソテーオニオンを利用したり、
お肉も薄切り肉を丸めたのとか使って、
もっとお手軽な、家庭のレシピにできたらいいなと思います。


それでも面倒なら、スープを買ってしまう方法も(再び自重)

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