goo blog サービス終了のお知らせ 

何様のレストラン

食べ物に執着している人間の、食べ物中心のブログ。イラストレシピもあります。

サバ缶で冷汁もどき(簡単レシピ)

2015-07-31 22:38:33 | 自分のレシピ
暑いですね。
エアコンがなかったら悶死してます。狂い悶えちゃいます。

そんな暑い日の食事には、サラッと食べられる、冷汁(もどき)はいかがでしょうか。

材料
サバの水煮缶…1/2缶分
絹ごし豆腐…150g
味噌…レンゲ1杯弱くらい
水…適当(180mlくらい?)

作り方
1.絹ごし豆腐をボウルに入れ、泡立て器でなめらかな状態になるまで混ぜる。
2.サバの水煮缶を投入する。(缶汁を入れてもOKです。)
  サバの身を泡立て器でつついてほぐしてから、全体を混ぜる。
3.味噌を入れて混ぜたら、水を加える。
4.氷(分量外)をたくさん入れて、キンキンに冷えた所をご飯にかけていただきます。

ぬるいと美味しさが激減しますので、必ず冷やして食べます。
氷が溶けると味が薄まりますが、味がぼやけていると美味しくないので、
塩味が足りないと思ったら塩少々を足してください。

薬味を乗せて食べると、なお美味しいです。
必須アイテムはきゅうりの塩もみです。(もしくは、きゅうりの漬物を刻んだもの)
他にも、万能ねぎの小口切り、青じその細切り、ごま、針しょうがなど
その時用意できるもので、色々と試してみてください。

ご飯を少な目にして、汁をたくさんかけて、ほどほどの量のきゅうりを乗せて食べるのがおすすめです。


サバ缶と豆腐、お味噌があればできますし、火も使わずにとっても簡単です。

しかも、DHAも摂れます。
友達が言ってたんです、DHAのサプリを飲んだら、頭が冴えるって!
しかも即効性があるって!
サプリで摂るのも良いけど、サバ缶でも大量に摂取できるって!そう言ってたんです!

あたまのおとろえをとめないといけません。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ひょいぱくと「王とサーカス」

2015-07-30 23:12:22 | 日記
ひょいぱく
[副](スル)
軽い調子で食べ物をつまみ、ぱくぱくと食べるさま。
「ひょいぱく(と)唐揚げを食べた」
「お高いチョコをひょいぱくしたら、怒られた」


辞書風に書いてみましたが、こんな言葉はありません。
ないんですが、我が家では家庭内方言として使っています。
「また、ひょいぱくして!私の食べる分も考えてよ!」
「だって、このチョコが美味しすぎるからひょいぱくしちゃうんだもん」…など。

が、好きな作家さんがツイッターで「ひょいぱく」を使っていたので
「これはどこかに語源があるに違いない」と、記憶を掘り起こしてみたところ
「らんま1/2」で食べ物が出てくるシーンで使っていた擬音でした。
きっと、私と同年代なんでしょう。

で、ひょいぱくが我が家以外にも使われている事に嬉しくなって、その作家さんの新刊を帰りがけに買って、
電車の中で読み、家事のため中断、ご飯を食べてから再開し…先ほど読み終わりました。
「あー、あー、あー」ってなりました。
発売したての単行本を買うのは久しぶりでしたが、買って良かった、読んで良かったです。

米澤穂信「王とサーカス」
心の一部に切なさを感じつつ、かつ爽やかな読後感です。
でも「ひょいぱく」気味に読んでしまった事が悔やまれます。
いいの、後でまた読むから。

ネパールが舞台のお話なので、ネパール料理が出てきます。
警官と一緒に食べているモモ(餃子)、食べてみたいです。
とりあえず、チヤの淹れ方でも検索しようか。それとも、週末は天ぷらにしようかな。

ちなみに、我が家でひょいぱく禁止だけどひょいぱくしてしまう禁断のチョコは、
モンロワールのリーフメモリーです。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パンをふんだむすめ(2)

2015-07-29 19:40:38 | 日記
食べ物が出てくる物語が大好きな私に
強烈なトラウマを植え付けた「パンをふんだむすめ」。

1話目に続き、完結となる第2話目、行きます!

~あらすじ~
靴を汚したくないばかりに、パンを泥水に投げ入れて踏みつけたインゲルは
そのまま泥の中に落っこちていきました。
あれ?これ、ちょっとした水たまりじゃなかったのー?と後悔してももう遅い、
どこまでも、どこまでも、インゲルは落ちてゆきます…

おなじみとなった主題歌、いきます!

♪パンをふんだむすめ~
 パンをふんだむすめ~
 パンをふんだ罪で~
 地獄に~落~ち~た~

 神様ーにそむいた インゲルっ♪
 神様ーにそむいた インゲルー♪
 地獄に~落~ち~た~


あっ、貴家堂子さん(サザエさんのタラちゃん)の名前があります。
当時はぜんぜん気付かなかったです!

落ちて落ちて…、
インゲルがようやくたどり着いたの場所には…

♪わーたしぃ、沼おんなー
 朝から晩までぇ
 グツグツグツーー
 毒を煮るーー毒を煮るーー
 毒を煮るのがーー商売さぁぁーーー♪

変な歌を歌っているオバさん(沼おんな)がいました。
ナレーターがこの沼おんなについて、親切に説明してくれます。
深い深い沼の底に住んでいて、悪魔や魔法使いのために、朝から晩まで毒を煮ている女だそうです。
どうやらここは、沼の底のようです。

「私が明日にでもジョブチェンジしたい職業」の一個に付け加えておきます、沼おんな。
在宅ワークで受注生産で好きな物を作って…。あこがれます。

ヘビやヒキガエルやイボガエルがうじゃうじゃいるし、
沼おんなは珍妙な歌を歌いながら仕事中だし、
パンを踏んでしまったばかりに、とんでもない所に来てしまったインゲル。
ようやく地面に足を着けられたと言うのに、パニックを起こしています。
「ここはどこ、どこなの?!ヒィィーー」

「とうとうやって来たなぁ、パンを踏んだ罰あたりの娘よ…ウェッヒッヒヒ」
と笑う沼おんなに、インゲルは
「この汚らしいヒキガエルをどけてちょうだい!このぶよぶよヘビをおっぱらって!」と叫びます。

この場の力関係がまったく分かっていないようですね、この小娘は。

ヘビやカエルに囲まれたインゲルは逃げ出そうとするのですが、
足にぴったりくっついたパンが邪魔になって、なぜか一歩も動く事が出来ないのです。

走りづらいだけなら理解できるんですが、動けないほどとは…
パン、恐ろしい子…!

「パンが取れない、パンが取れない!!ああっ、何と言う事なの!
 ヒィィ、たすけてぇぇーー」

追い詰められた様子の演技がすごいです。パニックを通り越して、狂気すら感じられます。

そんなインゲルに、ヘビやカエルがじわじわと近付きます…。
ヒキガエルやイボガエルはドレスのフリルにもぐりこみ、
ヘビは髪の毛に絡まってウヨウヨしています。
失神寸前のインゲル。
モテモテですね!

そこへ、年寄りの魔法使いが現れました。ナイスタイミング!
沼おんなに依頼していた毒を受け取りにきたようです。
「これは器量良しの娘がいるねぇ。ついでにもらっていこうかしら。
 廊下に置く飾りにもってこいだわいイッヒッヒッヒ」

ここでもインゲルの器量良しが役に立ちました!さすがです。

魔法使いに連れられて(ホウキでひとっ飛び!)インゲルがやって来たのは
…地獄でした。
魔法使いの御殿に通じる、ご自慢の廊下の事を地獄と呼ぶそうです。

私の中の常識がちょっとだけ覆りました。

長い長い廊下には、地獄に落ちた何百、いえ何千人もの人間が
石像のように並んでいました。

影絵なので分かりませんが、きっと、どれも苦悶の表情を浮かべているんでしょう。

魔法使いはインゲルを廊下に立たせると、
蜘蛛に命じました。「この娘に糸をはきかけろ!」
するすると蜘蛛の群れが降りてきて、インゲルの体に糸を巻きつけます。

インゲルは悲鳴をあげて助けを請いますが、もちろん誰も助けてはくれません。
じき、インゲルの体は石のように堅くなり、廊下のオブジェたちの仲間入りをしました。

「手がしびれてきたわ…。腕も曲がらない…。
 それに、お腹がすいて死にそうだわ…。
 せめて、せめて、足にくっついているパンを一切れ、ちぎって食べることができたら…!」

ちなみに、沼の底から一緒にやって来たヘビさんやカエルさんたちも一緒に石化しています。
とんだとばっちりですね!

「なぜこんなに苦しまなきゃいけないの?
 パンを踏んだ事くらいで!」

私も、パンを踏んだだけなら重い罰だなぁと思いますが
真の問題はインゲルの性根にあるので、、、
まーきっと語られていない罪も山盛りあるんでしょうね…。

「神様なんて呪 っ て や るから…!私をこんな苦しい目に合わせて…!」
こんな有様になっても、インゲルは、本来の自分を捨てません。

そこにシビれます。あこがれはしませんけど。
神様、もっとこらしめて良いですよ!


とまあ、こんな感じで地獄に落ちてしまったインゲル。
あれから幾年も経ったようですが、インゲルにそれを知る術はなく
ただただ神様に呪いの言葉を吐き続けていました。
身動きひとつ取れず、空腹のまま死ぬ事もできない苦しみは
永遠に続くかと思われました。

と、遠い遠い地上から、インゲルの名を呼ぶ優しい声がするではありませんか。
「インゲル、かわいそうなインゲル」

タラちゃんキタ━━━━━(゜∀゜)━━━━━!!

その頃、地上では、なんとインゲルの顛末が語り草となっていました。
きっと、「悪い事をするとインゲルみたいになっちゃうよ!」と
子供を叱るのに使われてるんでしょう。

インゲルの事をかわいそうと言ったのは、病の床に臥した小さな女の子でした。
重い病気で、もう余命いくばくもないその子は
自分のお母さんからインゲルの話を聞いて、
インゲルの事を心から憐れんでくれたのです。
女の子の純粋な気持ちは、インゲルの心にも深く響きました。

そして、女の子が天に召されるその日、
女の子は自分の事よりも、インゲルのために祈りを捧げました。
「神様…わたしだって、インゲルのように 神様のお恵みのお菓子を足で踏んだわ。
 わたしだって、ママに口答えしました。
 わたしだって、きれいなお洋服をみせびらかしたわ。

 神様…インゲルの罪を許してあげて。
 もし、私に天使の翼をくださるなら、それをかわいそうなインゲルにつけてあげて下さい。」
そう言って女の子の流した涙は、地獄の底まで落ちてきて
インゲルの上に降り注ぎました。
温かい祈りに触れたインゲルの心からは、ひねくれた気持ちが消えてゆき
女の子への感謝の気持ちと一緒に、涙があふれ出しました。

その時、一筋の光がインゲルに注ぎました。
すると、どうしたことでしょう。インゲルの姿は消え、代わりに一羽の小鳥が現れました。
女の子の願いを聞き届けた神様が、インゲルを鳥の姿に変えてくださったのです。
小鳥は、地上に向かって飛んでいきます。

ただ、インゲルの罪がチャラになったわけではなく
この小鳥は鳴く事もできず、また、みすぼらしい姿をしていました。

そうとう重い罪のようです。
神様的には、「ここが譲歩の限界ね。地獄から脱出できただけでも感謝しろ。」って感じでしょうか。

そして、小鳥のインゲルは人間の住む町に辿り着き、お話の冒頭部分に至る、と言うわけです。


動物たちが食べ物に困っている冬の季節、
町のパン屋のおかみさんは、みずぼらしい小鳥を気にかけ
毎日パンくずを与えていました。

ところが、みずぼらしい小鳥は、自分ではパンくずを少しついばんだだけで
あとは他の小鳥たちを呼び集めて、皆に分け与えていました。

冬の間じゅう、この小鳥は
えさになる物を見つけては、他の小鳥たちに分けてあげていました。

そして、そのパンくずの量が、インゲルが踏んだ例のパンと同じ量になったその時
みすぼらしい小鳥の姿が、真っ白な羽を持つ鳥に変わったのです。
それは、インゲルが罪をつぐなった瞬間でした。

パン屋のおかみさんが驚いて見守る中、
美しい声で鳴く事もできるようになった小鳥は、飛び立ちました。
どこまでも、どこまでも飛んで行きました。
もしかしたら、お日さまの光の中に飛んで行って、光の鳥になったのかもしれません。

~Fin~



インゲルもイカロスも!お日さまに向かって飛んじゃダメえええ!
あ、つい「勇気一つを友にして」を思い出してしまいました。

罪を償った結果、きれいな小鳥になれました…って
救われたんだかどうなんだか分からないラストですね。

恐ろしい場面ばかりが印象に残っていましたが
大人になった今では、この終わり方も心に残ります。
とりあえず、今後も食べ物は大事にします。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パンをふんだむすめ(1)

2015-07-28 21:10:53 | 日記
NHK お願い!編集長で視聴者のリクエストにこたえて
7月25日に再放送されたパンをふんだむすめを見ました。


小学生の頃、道徳の授業時間にNHKの教育番組を見終わったた後、
先生のきまぐれによっては、次の番組を見させてもらえました。

その中の一つが「こどもにんぎょう劇場」でやっていた
影絵劇「パンをふんだむすめ」です。
食べ物の出てくる物語の中でも、群を抜いた恐ろしさでした。

耳に残る主題歌と、今なお心に残るトラウマ物語が
時を超えて再放送されました!
番組予定に気がついて、良かったー。

当時は本っ当に恐ろしかったのですが
大人になった目線で、落ち着いた気持ちで観賞しようと思います!


昔々、ヨーロッパの北の国の物語―――
その年の冬は特に寒く、森の動物たちは食べ物を探すのに苦労していました。

そんな中、村はずれに一羽のみすぼらしい小鳥がおりました。
荷馬車の引くソリからこぼれ落ちた小麦を見つけては
自分は少ししか食べず、他の鳥たちに分け与えていました。

その小鳥こそが!タイトルにもなっている
パンを踏んだ娘 インゲルの変わり果てた姿だったのです!
ここで、主題歌が流れます。

♪パンをふんだむすめ~
 パンをふんだむすめ~
 パンをふんだ罪で~
 地獄に~落~ち~た~

 神様ーにそむいた インゲルっ♪
 神様ーにそむいた インゲルー♪
 地獄に~落~ち~た~


あ、アンデルセン原作なんですね。

インゲルは早くに父親を亡くし、お母さんと二人暮らし。
お母さんは生活のために、よその家の下働きをしたり
薪を拾って売ったりと、毎日働きづめでした。

それなのに、インゲルときたら!
外に出て働いているお母さんの苦労なんて気にもせず、家の事なんて何もしません。

家事どころか「ウヒヒヒ…飛べないハエ…」
羽をむしったハエをつつくと言う、不思議な遊びをしています。

いやもうこの笑いが不気味すぎて、声優さん、迫真の演技です。

そう。インゲルは、ワガママでいじわるで生き物をいじめることが大好きな
サイコパス入った女の子だったのです。

これは、近所でそうとう悪評が立っている事でしょう。

虫をいじめて会心の笑みを浮かべる娘を見て、お母さんは叱りつけますが
インゲルは逆ギレします。
その様子を見て、インゲルのお母さんは娘の将来を悲観し、神様に嘆きます。
「神様、どうか娘を素直な良い子にしてください…!」

幾年か経ち、インゲルは金色の髪を持つ美しい娘に成長しました。
ところが、内面は元のまま…いえ、それどころか
さらにワガママさといじわるさに拍車がかかっていました。

そんな時、子供のいない夫婦が、インゲルを一目見て気に入り
「自分たちの子供にしたい」とやってきました。
その夫婦はお金持ちだったので、
今の貧しい生活から逃げ出したいインゲルは、お母さんの反対も聞かず
進んで夫婦の子供になる事にしたのでした。

お金持ちの家の子になったインゲルは、それから毎日、養父養母に甘やかされ
服に、靴に、アクセにメイクにネイルにと
自分を着飾り放題、贅沢のし放題です。
また、それが映える容姿を持ってるもんだから、養父も養母もごきげんです。

そんなある日。
養父と養母が「一度村へ帰って、お母さんにその美しい姿を見せておあげ」
「どんなにかお喜びになるだろうよ」と、里帰りを提案してきました。

「さ、この大きな白いパンをお母さんにお土産に持ってお行き」

最重要アイテムキタ━━━━━(゜∀゜)━━━━━!!

インゲルはパンを抱えて村に向かいました。
もちろん乗り気ではありません。
みじめな姿をして働いているお母さんなんて、見たくもないと思っています。
でも、村の人やお母さんに「今の輝いている自分」を見せたいと言う、自己顕示欲もあったのです。

本当に性格悪いなー。

村の人はインゲルを見て「おや…」「まあ…」「へえー」と驚きました。
でも、これ絶対プークスクス&ヒソヒソですよね。村人をナメちゃいかんよ、インゲル。

そして、良い気分になったインゲルは家に向かうのですが
沼のほとりの道では、あふれた水が泥水を作っていました。
インゲルは「せっかくの靴がだいなしだわ!」とぶうぶう言いながら、慎重に進みます。

そこへ、道の向こうからたきぎを背負ったお母さんが歩いてくるのが見えました。
服はぼろで、靴なんてはいていません。顔も真っ黒です。
お母さんを見たインゲルの吐いた言葉がこれです。
「やっっっぱり来るんじゃなかった!
 あんなみすぼらしい姿の人がお母さんだなんて、恥ずかしいわ!
 あ た し の 値 打 ち が 下 が っ ち ゃ う。
 …帰ろうっと。」

きびすを返すインゲルの姿に気がついたお母さんは、必死に呼びかけます。
「インゲル、インゲルじゃないか!お待ちよ、お待ちったら!」
お母さんの声は耳に入っているのですが、インゲルは今来た道を戻ります。
二度と村になんか来るもんか、そんな事を思いながら。

ぷりぷりしながら歩いていたせいでしょうか。
来る時は気をつけて避けていた泥だまりに、片足をつっこんでしまいました。
「もうっ、なんて忌々しい!」

ふと、抱えていたパンに目が行きました。
「そうだわ…靴を汚さないように、このパンを…
 えいっ!」
何と言う事でしょう!インゲルはお土産に持ってきたパンを、泥水の中に放り投げました!
インゲルは、そのパンを踏み台に、向こうへ渡ろうと考えたのです。

ところが、片足をパンの上に乗せ、もう片方の足を地面から離したその時です!
インゲルの体が、どんどん泥水の中へ吸い込まれていくではありませんか。
「きゃーーーーっ!」


ヒィィ(((((( ;゜Д゜))))))ガクガクブルブル

「ああっ、沈んでいく!」お母さんはインゲルの元に駆け寄りますが
浅いはずの泥水は、まるで底なしのようにインゲルを飲みんでしまいました。
「おお神様、なんて恐ろしい事!インゲル、インゲル!」
ブクブク泡立つ泥水のそばにしゃがみこみ、お母さんはインゲルを呼び続けました。

泥水の中はどうしたことか、本当に底なしになっていて
インゲルはただひたすら落ちてゆきました。
インゲルの運命やいかに。
主題歌2番、いきます。

♪パンをふんだむすめ~
 パンをふんだむすめ~
 パンをふんだ罪で~
 どこまで~落~ち~る~

 神様ーにそむいた インゲルっ♪
 神様ーにそむいた インゲルー♪
 どこまで~落~ち~る~


ちなみに、落ちている間
インゲルの片足にはパンがくっつきっぱなしです。
このパンが2話目でまた良い仕事をしてくれます。

主題歌を歌っているのは「勇気一つを友にして」を歌っている人と同じなんですね。
あれも落ちる歌ですね、そう言えば。

歌の歌詞から想像できるように、インゲルは地獄へ落ちるわけですが、
素直に地獄へ落ちる訳ではなく…
この先も、トラウマものの展開がもりだくさんですよ!

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

暑さに勝つための「ガスパチョ」

2015-07-14 21:58:59 | 自分のレシピ
先週末から、暑い日が続いています。

オフィス街のアスファルトの照り返しがキツイです。
このままではバッタリ倒れそうです。
それか、イライラがつのって、
ありとあらゆる物を罵ってしまいそうです。
やる気ゲージも下降気味です。

そんな時は、夏野菜を使った冷たいガスパチョなんていかがでしょうか。
夏野菜で体をクールダウンさせつつ
ビタミンやミネラルも摂取して、やる気も復活させましょう!


材料(スープ皿4杯分くらい)
トマト…2個
きゅうり…1本
カラーピーマン…1個(何色でもOK)
玉ねぎ…1/6個
にんじん…1/4本
セロリ…1/4本
ガーリックパウダー…少々
水…1/2カップ
バルサミコ酢…大さじ3
オリーブオイル…大さじ3
塩…小さじ1/2~小さじ2/3
タバスコ…お好みの量

作り方
トッピング用として、きゅうり1/4本分、カラーピーマン1/4個分を5mm位の角切りにする

残りの材料全部をミキサーに入れてガーッと混ぜる。
器にガスパチョを盛り、トッピングの野菜を散らせば完成。

以上です。


酸味が野菜たちの味を引き立ててくれます。
タバスコを効かせると、辛みでしゃっきりした味になります。効かせた方がおいしいです!
今回はパンがなかったので入れずに作りましたが、もちろん入れても良いと思います。水分を増やして濃度を調節します。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「氷菓」に登場するエスニック弁当

2015-07-07 22:25:02 | 作ってみた
だいぶ前、家人に持たせようと思って
アニメ「氷菓」に登場したエスニック弁当のビジュアルを真似て作ったお弁当です。


「珍しく弁当を作ってくれたのはありがたいが…姉貴よ、何故エスニック?」

折木くんのおねーちゃんが、弟のために作ったエスニック弁当。
文化祭で店番をしながら、もぐもぐ食べます。見てるとナシゴレンが食べたくなりました。

原作 クドリャフカの順番では、ヨーグルトに漬け込んだ鶏肉だの
スパイスの効いた豆の煮込みだのが入っているようです。

アニメ版で判別がつくのは、ナシゴレン、タイ風ひき肉のサラダ、生春巻き。
サモサ…も入ってると思うんですが…。

これだけのお弁当を朝から作るなんて、折木くんのおねーちゃんはすごいと思います。
私には無理です。前日に作りました。

こんなおかずを詰めてみました。

下段…ナシゴレン
上段(左から)
  …タンドリーチキン
   タイ風春雨サラダ
   生春巻き
   バインセオ(ベトナムのお好み焼き)
   サモサ

バインセオは上手にできなかったので(かなりマズかった)、取り除きました。
生春巻きも、冷蔵庫に入れている間に皮が堅くなっちゃうので、取り除きました。
春雨サラダも、レンチンに耐えられなさそうなので、取り除きました。
ナシゴレンの目玉焼きときゅうりも、衛生面が心配なので、取り除きました。

結果、家人は「ほんのりエスニックなお弁当」を持っていきました。

家人はサモサが気に入ったようです。皮から手作りした甲斐がありました。
そんなムダに手間をかけたから、弁当ひとつ作るのに半日かかってしまったんでした。


お料理研のイベントで、えるちゃんが手際良く作る料理の数々、(ぎせ焼きって知りませんでした。わたし、気になります!)
そして摩耶花が作るかき揚げ丼もステキです。
あれだけの事ができる高校生はなかなかいません。
今度は、ぎせ焼きにチャレンジしてみようか…。いも餅も良いですよね。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「リトルギフト」のジンジャーシロップ

2015-07-02 22:39:37 | 作ってみた
以前買った本、リトルギフトに載っていたジンジャーシロップを作りました。

しょうがが冷蔵庫に大量にあったんです…。
買ったのを忘れて、直後にまた買ってしまったんです…。

しょうがって、「殺菌作用があるから平気」と油断していると
干からびたり、白いフワフワのカビが生えていたりしませんか?え、私だけですか?

くーねるまるたで、しょうがをビンで焼酎漬けにすると長持ちする、と書いてありました。
ぜひとも試してみたいのですが、家は焼酎を飲む習慣がありません。
よって焼酎の買い置きもありません。
今回はこの方法は使えません。
しかし、なんとかしょうがを消費しないといけません。

運良く見つけたこのジンジャーシロップのレシピで、しょうがを大量消費することにしました。

作りやすい分量として、しょうが300g、きび砂糖300g、水300mlを使って、できあがり量400mlとありました。
さすがに300gはなかったので、半量の150gで作ります。

皮をこそげたしょうがは、1mmにスライスし
きび砂糖と、スパイス(ローリエ、シナモン、クローブ)を和えて、冷蔵庫に入れて放置します。
半日ほど置くと、しょうがから水分が出てきています。けっこうな量で、驚きます。

水を加えて火にかけ、沸騰したらアクを取り、その後弱火で煮詰めます。
半量で作っているので、小さい鍋を使って、水分が飛びすぎないよう気をつけて煮詰めました。
レモン汁を入れて、ざるでこせばジンジャーシロップの完成です。

さらに、残ったしょうがスライスの方は、半日ほど天日干しにし
半乾きの状態でグラニュー糖をまぶぜば、ジンジャーチップスができあがります!



シロップを炭酸水で割ると、ジンジャーエールになります。
晩酌する家人に付き合って何か飲みたい、でもアルコール抜きが良いなー、と言う時にピッタリの味です。
ハイボールに、風味づけとしてちょっとだけ入れても良さそうです。

ジンジャーチップスの方は、おいしい、でもともかく辛い!口が痛い!
それなのにやみつきになる味で、辛みが引くとまた食べたくなります。
やたら辛いのは、根しょうがを使ったからだと思います。
旬の新しょうがを使えば、マイルドなジンジャーチップスになるのではないでしょうか。


前にも書きましたが、この写真のアイスクリームは、実はアイスクリームではなくポテトサラダです。
大きい画像を乗せて、改めてこのかわいらしさをアピールします!

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする