against "living tennis machines". knucleball will be it soon.
ジョコビッチはじめこれだけ守備範囲が広く、ラリーに入るとなかなか崩れる隙を見せない選手が増えてくると、確率論で考えると、今年の全豪でシモンがジョコビッチ相手にやったように、真中へボールを集めるようなある種“究極の戦略”を選択する選手も増えるかも知れない。どこからでもどんな球種でもどんなコースへでも打てるようになるのはプロに限らず全てのプレイヤーの理想だが、それをさせない配球もまたプレイヤーのもう一つの理想なわけで、現実には打ち合いの中でもショットの選択肢は限られてしまう。
そうすると今の高い水準ではトレーニングと道具の進歩もあり、膠着状態から心身のタフネス勝負がさらにエスカレートする一方の恐れもないわけではない。押したり引いたりの駆け引き、つまり緩急・長短・跳ね方・コースで相手を崩すことでフィニッシュのためのセットアップをするのがテニスゲームの基本戦略であり楽しみなのだが、最近のトッププロの試合を観ていると、「強打できるけどカウンター食らうので仕掛けられないのでとりあえず相手にも仕掛けさせないだけのボールを返すだけ」が選択される場面がやたら多い。
だからこの膠着状態を打破する、ひいてはジョコビッチをはじめとする「テニス・マシーン」たちに対する突破口として、無回転ボールのショットが使われていくようになるのではないか。
テニスではコントロールを悪化させる原因として、へたくその象徴として最も忌み嫌われる無回転ボール「ナックルボール」は、野球から始まりサッカーでも積極的に使われてきている。そこでこの球筋が予測できないボールで相手を崩すための仕掛けをするのだ。
もちろん相手のコートに入らなければ話にならないので、できるだけ高い打点から、コートを左右2つに分割したそれぞれ中心を標的に、スイングの軌道で回転がかからないように気をつけながら、叩き込むのである。
多分今後のラケットフレームの開発やストリングテンション、打ち方の研究は、いかに効果的なナックルボールをつくりだすかに焦点をあてたものになってゆくのではないだろうか。もちろんこんなこと一般プレイヤーには逆効果になるので除外、プロ向けのカスタムということになるだろうが。
という妄想で現実逃避してみました。
ジョコビッチはじめこれだけ守備範囲が広く、ラリーに入るとなかなか崩れる隙を見せない選手が増えてくると、確率論で考えると、今年の全豪でシモンがジョコビッチ相手にやったように、真中へボールを集めるようなある種“究極の戦略”を選択する選手も増えるかも知れない。どこからでもどんな球種でもどんなコースへでも打てるようになるのはプロに限らず全てのプレイヤーの理想だが、それをさせない配球もまたプレイヤーのもう一つの理想なわけで、現実には打ち合いの中でもショットの選択肢は限られてしまう。
そうすると今の高い水準ではトレーニングと道具の進歩もあり、膠着状態から心身のタフネス勝負がさらにエスカレートする一方の恐れもないわけではない。押したり引いたりの駆け引き、つまり緩急・長短・跳ね方・コースで相手を崩すことでフィニッシュのためのセットアップをするのがテニスゲームの基本戦略であり楽しみなのだが、最近のトッププロの試合を観ていると、「強打できるけどカウンター食らうので仕掛けられないのでとりあえず相手にも仕掛けさせないだけのボールを返すだけ」が選択される場面がやたら多い。
だからこの膠着状態を打破する、ひいてはジョコビッチをはじめとする「テニス・マシーン」たちに対する突破口として、無回転ボールのショットが使われていくようになるのではないか。
テニスではコントロールを悪化させる原因として、へたくその象徴として最も忌み嫌われる無回転ボール「ナックルボール」は、野球から始まりサッカーでも積極的に使われてきている。そこでこの球筋が予測できないボールで相手を崩すための仕掛けをするのだ。
もちろん相手のコートに入らなければ話にならないので、できるだけ高い打点から、コートを左右2つに分割したそれぞれ中心を標的に、スイングの軌道で回転がかからないように気をつけながら、叩き込むのである。
多分今後のラケットフレームの開発やストリングテンション、打ち方の研究は、いかに効果的なナックルボールをつくりだすかに焦点をあてたものになってゆくのではないだろうか。もちろんこんなこと一般プレイヤーには逆効果になるので除外、プロ向けのカスタムということになるだろうが。
という妄想で現実逃避してみました。
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