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いくつかの空

  見上げた空や町の様子を、写真とともに綴っていきます。
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  JAY

開けないなぁ・・・

2013-10-27 | 山へ行こう

 山頂だというのに展望がいまいち開けません。実にもったいない感じが・・・。竹って成長が早いからなぁ・・・。それでも釣島は見えていますし、その向こうにはDa・・・(ry

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 興居島に行ってきました。というか、興居島小富士に登ってきました。あんなに酷い状態だったとは思いもしませんでしたので、少し後悔が・・・。

 ほんとは東予の山に登る予定だったのですが、金曜まで大雨も大雨でしたから、少し間を置こうと思い、とりあえず近場でいつか行かなければと思っていた興居島をターゲットにしました。日曜日で天気も良く風は少しひんやりとして、絶好の行楽日和ですね。出かけなきゃ損です。
 興居島へは高浜港からカーフェリーが一時間に1~2本程度出ているようです。泊と由良に交互に出ているようですね。高浜港へは伊予鉄で行けますが、せっかくですので自転車で。適当な時間に起きて適当に向かうと10時に高浜港に到着。次の泊行きは10時25分の模様です。ちょうどいいですね。乗船券は・・・・・・・、船内で発売します、ですか。それもちょっと珍しい感じ。桟橋で船を待ちます。いい天気で興居島小富士もよく見えていますね。

 異様に細い鳥がいますが・・・。別に縦横の圧縮比はいじっていません。実際にこんなに細いんでびっくりです。
 フェリーは向かいの泊港からやってきて、客と車をおろして、待っていた乗船客を載せて出発します。船は着いたはいいけれどどうしたら、と思い悩むグループが私を含めて3組ほどいました。乗船券はどうしたらいいかわからなかったんですね。そしたら、あとで参りますとは船員さんのお話。さようですか。
 船旅は10分ほど。出航してまもなく船員さんが回ってきて「230円ですー」と、がま口を広げて集金に来ました。このがま口って相当年代物だなーなんて見ながらお金を渡して乗船券をもらいます。こういうシステムって船では初めてだな~。なんて新鮮な思いに浸るまもなく興居島の泊港に到着。海風は心地よかったけれどもう少し堪能したいなぁ。
 船を出て登山口を探しますが、案内は見当たらず。案内板もざっくりしすぎていてどこの路地を入っていけば良いか見当がつきません。せっかくなので周辺を散策しつつ・・・。家々の路地の合間って、海岸沿いの家ってたいていこんなのだよなー、懐かしいな~。こういう散策は嫌いではなく。うろうろしつつミカン畑の間もうろついていると、看板を見つけました。癪なので看板を逆にたどって下へ行くと、港に出ました・・・。えぇ~、こんな路地気が付くわけないよー。動線から見えないところに案内がありました。つか、最初の案内が後ろを向いていました・・・。そりゃ無理だ。
 この後も案内が不案内で、ちょくちょくさ迷います。でっかく登山口と書いた案内があるのに、底は道の分岐点。案内の場所が不親切でどっちに行けばいいかわからず。結局一番なさそうだな、と思った道が正解・・・。この看板、役に立たない・・・。
 そしてそこから始まる山道は、私がコレまで歩いてきた中で一番の悪路。蜘蛛の巣が多すぎる(ひたすら笹の葉を振り回し続けるハメに)。笹が茂りすぎる(場所によっては2mほどもあります)。藪が茂りすぎて道に完全に覆い被さって、しゃがんで歩くところまで・・・・・・(蔓性の植物があちこち這い回って、その上に更に被さってきています)。正直、後悔。でも、そんな道でも他に登ってる方がいました。って、さっき船で一緒に戸惑っていた中のひと組じゃないですか。お互いに「こんなに酷いとは思っていませんでした」と苦笑い。時間的にはたいしてかかってないけど、とにかく大変でした。山頂とおぼしきところに到着すると、神社があってびっくり。こんなに荒れ放題でいいのかなぁ・・・。裏手に回ると竹藪。ビューポイントと聞いていましたが、ほとんど展望はありません。かなり残念。隙間から覗く展望は抜群に良さそうなのに、実にもったいない。そんな竹藪の中に三角点がありました。

 今まで見た中で一番扱いが酷いような・・・。そんな風にひっそりとありました。

 標高は282mなので、お手軽な山歩きとしてものすごく手頃なはずなんですが。そしてきちんと手入れして草を刈ったり藪を払ったり展望を良くしていれば、相当化けそうな感じがしますが・・・。特に登り斜面では海越しに松山の市街地が一望でき、思わず見とれるような場所だったんですがねぇ。実にもったいない。