いくつかの空

  見上げた空や町の様子を、写真とともに綴っていきます。
  Since 2006.12.06
  JAY

道の駅「布施ヶ坂」

2020-07-23 | 道の駅巡業

 高知県津野町にある道の駅「布施ヶ坂」(ふせがさか)です。四国南西部を東西にぶった切るR179の四国山地のまっただ中にある道の駅ですね。東向きはここから怒濤の下り。5kmで200m以上下りますか。西向きは怒濤の上り坂はここでほぼ終了な場所。ということで、車列をやり過ごすのには最適な場所と言えますかね。右折レーンはしっかりあるので西向きの交通が入る分には問題なしですが、東向きは下りがすでに始まっているので、勢いが付いていると入り損ないますね。お名前はこの場所の名前から。

/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄

 お名前のヶの部分はとりあえず小書きのヶにしていますが、正式にはどうなんでしょうかね。割と駐車場は広めなのですが、季節によっては完全にキャパオーバーになるようです。四国山地の中の道の駅あるあるですが、連休などは気をつけなきゃいけないです。

 崖下は200m直滑降できるような立地ですが、四国山地のまっただ中の飲食も出来る貴重な休憩スポットです。加えて、近くに四万十川の源流点もありますので、観光客需要が拾えると言う場所。最寄りの高速のICになる太平洋岸の須崎(道の駅もあります)からは小一時間ほどなので、長距離需要としての休憩スポットにはちょっと早い感じですかね。

 名産には木工製品もありますが、ジビエが各種。産直市は季節の野菜が並ぶようですので時期により様々ですね。7月ではスイカがずらっと。さらにはお茶もありますね。季節ごとにかなり豊富なラインナップがあるようです。ジェラート屋もくっついていますね。
 と言うことでモニュメント捜索。入口の看板から。

 四万十川源流点の駅、とありますが、この先ちょっと西側荷あるトンネルを抜けたところから山の方へ入っていくと、源流点の方面へ行けます。源流点そのものは駐車場から観光用の遊歩道(山道)があって、観光客向けの源流点まではお手軽に行けますね。ただ、期待していたものとは違うかと。>期待していたほど流れは細くなく、まだまだ上流があるんですよね。でもそこから先は遊歩道は存在しないので観光客向けはそこまで。
 続いては扁額。

 立派な一枚板。季節柄、スイカ推しです。
 道の駅への登録は1995年春。ここの前の道路が開通したのが1991年とかで、道路としてはかなり最近ですが、それまでは旧道を・・・。地図の上からトレースするのもうんざりするくらい過酷な道だったようですね.そんな道が1990年までほっとかれていたってのは、交通量が交通量だったから、と言う他ないか。そんなバイパス開通に合わせて作られたのかな。そんな旧道方面。

 山深すぎませんか?ちなみに旧道は向かいの斜面を谷底へ向けてつづら折りに下っていきます。一度通ってみたい・・・かも(ぇ) そちらが布施ヶ坂の本体。坂に名前が付いている程なのでしっかり謂われがありますね。現地に碑が建っていますので景色堪能がてら眺めてみるのも良い気分転換です。