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いくつかの空

  見上げた空や町の様子を、写真とともに綴っていきます。
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  JAY

焼けない・・・

2020-04-27 | 山へ行こう

 夕焼けを期待していましたが、さっぱり焼けず。少しぼんやりとしていて、焼けるんじゃないかと期待していたんですが。そんな高縄山山頂。

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 今回は山歩きではなく車。最近山歩きは全くしていないから、体力が落ちてます。いきなりここに登れるほど体力はないかな。ここは電波塔のふもとまで車で上がれるのがステキ。そこに三角点があって、地理院地図によると、そこの標高は985.9m。駐車場から少し上がると神社があって、そこににも三角点があって、そこで993.2m。うーむ、おしい。

 が、ここには展望台があるのです。神社の所からから展望スペースまでさらに10m弱上がれるので、お手軽1000mです。ただし、電波塔がでかすぎて360度パノラマと行かないのが難点。また、北側も電柱が絶妙に邪魔してくれます。むぅ・・・。
 人と接触しないであちこち行くって言っても限界がありますよね、ってことでこういう場所に夕方。夕焼けはやっぱり標高の高いところでは難しいですかね。
 ついでにちょっとだけ下にある高輪寺も。

 まだ桜も綺麗ですね。日差しもほぼなくなり、しっとりとした雰囲気。さすがにこの時間帯は人が・・・いますね。なにやら作業をしていた模様。ちょうど撤収の時間帯だったみたいです。


中央突破コース

2019-05-11 | 山へ行こう

 船上山の千丈のぞき。いつ見ても怖いです。が、一番怖いのは、ここから上ってくるルートがあるってこと。手前にフックが見えてますが、そこからロープを垂らすようで・・・。まさに中央突破。

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 久しぶりの山歩きなので、リハビリをかねて船上山を。高低差や距離がリハビリには良いかな。若干暑いけど・・・。自然の家の所に車が駐められるので気兼ねなく山歩きができるのも良いところ。まずは千丈滝を目指して、滝登り登山道のルートを・・・。あれ?どこからだっけ?昔はあったような。>自然の家の案内板を見てもその道はどうやらなくなっている模様
 とりあえずこの辺で行くか、と人の踏み跡をたどるように行ってみましたが、どうやら何かが違う・・・ものすごい西に行ってる・・・。いったん戻って、再度周囲の状況を確認。やっぱり不安なので、正面ルートを上っていきます。して、屏風岩のヘリに到着。後日確認しましたが、最初に行ったルートはそれはそれで合っていたみたい。思った以上にずっとずっと西へ行っていたみたいです。そんなこんなで千丈滝(雄滝)に到着。

 最近、わざと明るめに撮ることが増えてきましたが、ここもちょいと明るめに。まぶしい~。
 さて、問題はここから。以前登ったときに参考にしたルートでは、東回り、正面、正面の西の3本があったように思うんですが、正面の西、東回りは行ったことがあるので、正面を行ってみよう、と。ただし、標高差的には生やさしい感じはしないルート。道はもう、踏み跡が付けられない岩場を右に左に巻きながら登っていくスタイル。これはちょいと怖い・・・。して、あちこちにロープが。

 これ、アカンやつだわ。して、ここを登って、大きな岩の下に出ました。さぁ・・・あれ、道がない?左、崖。右、崖。下、登ってきたところ。上、岩。・・・・・・。なにやら上の方で声が聞こえてきます。これ、どうしようかなぁ。思い悩んで左の崖を藪漕ぎして、声のする方へ出て行きました。千丈のぞきへ下っていく登山道と合流。もうこんな所まで来ていたんですね。で、さっきの大きな岩は千丈のぞきの岩だった、と。うん?ロープが切れてた?それって・・・・・・。
 逆に、ロープが付いてなくて良かったなぁ。なんて思いながら岩の上から下を覗きつつ一休み。景色は良いんだよねぇ。
 このあと、船上神社まで歩いて行きますが、気になる看板が。

 マムシ → って何?マムシ注意ならここまでの行程も十分に注意のような気がしますが・・・マムシって地形や物があるんでしょうか?気にはなるけれども道が下っているので行かずじまい。まぁ、マムシが出ますよってことだとは思いますが。そんな揚げ足取りなことを考えつつ下ります。
 結局3時間で登って下ってをしたわけですが、思ったほどには疲れなくて。もうちょっと頑張っても良いかな。ただ、これからは夏になっていくので、個人的には山歩きはオフシーズンに入るので、今回のはリハビリになってないんじゃないかと・・・。


山歩き日和

2016-10-15 | 山へ行こう

 絶好の晴天。気持ちよい風。暖かい日差し。気持ちいいですね~。そんな剣山山頂。

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 剣山へ行ってきました。ちょっと山歩きして2000m弱を体感できるというステキな場所です。ただしアクセスは山歩き以上に時間がかかるんですが。

 岡山の友人と山へ行こう、と言う話をしていたのですが、諸般の事情から徳島県の剣山へ行こうと言うことになりました。あそこ、いわゆる酷道の代名詞、ヨサクの難所の一つだったよね。そう思いながらも若干燃えるものがあったのはナイショ。鳥取を3時に出て、岡山で友人を拾って、瀬戸大橋を通ってR438(これもけっこう酷道の区間があるけれど)を通って9時半には見ノ越に到着。駐車場はけっこう埋まってますね~。なんて言っていたら、バスの到着後40~50台が一斉になだれ込んできて一気に飽和。あれ、ぎりぎりセーフでした?このR438って追い越しとか実質不可能だから、相当長時間バスの後ろをくっついてきていたんだろうなぁ。その間にどんどん車列をため込んでいたものとみられます。
 友人とちょいと話をして、登りはリフトを使って楽をして、その分縦走しましょうということになりました。このリフトって、15分も乗ってるのでけっこうすごいリフトだよね。リフトを降りれば一時間ほどで山頂に到着します。いい眺めですよね~。
 そして縦走は一の森へと歩いて行きます。たいていの人は次郎笈へ向かうところなのですが、自身はけして認めないけれど相当ひねくれ者の友人は一の森をチョイス。けっこうアップダウンがあったり、ちょっとした岩場があったり枯れ林があったり景色が変わるのを楽しみつつ、一時間ほどで一の森へ到着します。そんな一の森から剣山と次郎笈を眺めます。

 いやぁ、絶景絶景。この一の森にはヒュッテがあって、そこのベンチでお弁当。日差しが心地よい~。そういえば剣山山頂や一の森山頂はトイレや飲食施設があって、服装や足回りさえ気をつければ、手ぶらでもお金さえあれば大丈夫な感じ。>でも、やっぱり最低限の飲食物は持たないとだめですが。
 そろそろ紅葉の季節かなぁ。と言うところだったのですが、山頂よりちょっと下付近でようやく、と言ったところでした。つか、植生限界上端でやっとって、今年は相当遅いのでは・・・。

 帰りはリフトを使わずゆったりと下ります。が、下りってなかなかゆったりできないのよね。


もう少し前に・・・

2016-05-18 | 山へ行こう

 もう3mくらいは前に出られそうだったんだけれど、私にはここが限界でした・・・。そんな千丈のぞき@船上山

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 春の山歩き・・・も、ラストです。つか、天気悪すぎです。3月末から5月頭まで、私が休みの日はことごとく雨でした。前回の休みは晴れたんですが、寝坊。ということで、今日が春の山歩きはじめにして最後です。目標は大山の西側、勝田ヶ山です。・・・そのつもりだったんですが、二度寝が心地よくて、6時に起きたのにしっかり二度寝、気がついたら10時でした(てへ)。ということで、時間もないし、山歩きも久しぶりだったと言うことも考え、序盤の船上山周辺をうろうろすることに決定しました。

 しかし鳥取から船上山へは時間がけっこうかかり、駐車場として目星をつけていた少年自然の家には12時半に到着。やっぱりけっこうかかるなぁ。駐車場で足回りをそろえて、軽くストレッチをして、スタートです。船上山ダムを越えてのんびりてくてくと車道を歩いて行きます。船上山の緑が綺麗ですねぇ。

 これからあそこまで行きます。このあと、橋の手前で道を曲がってしまい、しばらく林道を歩いていていたのですが、途中で間違いに気がついて戻ってきました。うろ覚えで歩いちゃいけませんね。橋を越えたらすぐに案内がありました・・・、失敗失敗。そんなこんなで最初の鱒返しの滝へ到着。つか、滝ならどんな滝でも遡上する魚をはね返しそうだけど・・・、そんなツッコミを入れつつ。

 これ、草津にあった嫗仙の滝に似てますね。色が赤くないだけで。ただ、滝壺へは近づけず、遠望と言うには近いかな、と言うくらいの距離からの滝鑑賞でした。ふと気がつくと、横の急斜面にロープがあり、そのまま上へと登っていけそうでした。そういえば、途中で千丈の滝への分岐があったけれど、戻らなきゃ先には進めないんだけどね。でもこの上からも拝んでおきますか。そう思ってロープをたどり・・・、けっこう上級者向けだね、このロープ・・・(ーー; 苦労しながら這い上がると、遊歩道に出てしまいました。何だ、ただのショートカットか。滝を上から覗けるのかと思ったんだけどなぁ。>実はこの後行ける
 このあと、一枚岩渓谷とかいう看板が目についたので寄り道をしてみましたが、滑床みたいなのを期待していたんですが、ちょっと期待外れ。まぁ、滑床を知ってる人が一枚岩渓谷って言うのを見たら、そうとうでかいナメを想像しちゃうよね。でも、この一枚岩渓谷の末端が滝につながっていて、なにやら切れてましたよ。えぇ。足下が滑りそうで怖くて近づけませんでしたが。
 さて、遊歩道に戻って・・・ここから千丈の滝までは、廃道状態でした・・・。道、わかんねーですよ。崩落が二重三重にあって、その上倒木がふさいでいたりして、道が二転三転して本来のところからどんどん外れていき、復帰が困難でした。で、悪戦苦闘しながら千丈の滝(雄滝)に到着。岸壁から落ちてくる冷たい空気が気持ちいい~。水量はいまいちだけど、オーバーハングした岸壁の圧巻さがすごい~。しかもほぼ頂上から直じゃね?

 休憩後、今度は雌滝を目指します、ほら着いた。ってか、なにやら騒がしいんですが。どうやら中学生の団体さんに遭遇してしまったようです。そういう時期か。仕方がないのでゆっくり進む彼らの後を着かず離れずついて行きます。しかし、えらく危ない道を通るね。落石が起こりやすい場所での歩き方の注意事項を、ひとしきり聞くとはなしに聞かされた後、慎重に歩いて行きます。むー・・・、この話は周りに人がいないソロでの注意事項ではないかな。そうこうしていると、船上山山頂に到着。雌滝からは時間がかかってしまったけれど、それはしゃーないですかね。到着の喜びにあふれかえる中学生をよそに、千丈のぞきへ直行します。それがトップの写真ですが、まー怖いですね。膝ががくがくしてましたよ。私にはこれ以上は無理ですな・・・。ロープが垂らしてあるから好きな人は好きなんだろうなぁ・・・
 戻ってくると中学生がそろそろ出発の時間で集合してました。そんな彼らをよそにお弁当。山での食事はおいしいですな。あとは下るのみ。だけど、まぁ、追いつくんですよね。しょうがないからあっちこっちふらふらしながら下りましたとさ。
 下りきると16時半。予定折より30分ばかりかかったかな~。でも思った以上に体力がなくなっていて愕然としました。これでは当初予定通り勝田ヶ山まで登っていたら、たどり着けていなかったかも。もっと鍛えておかねば。
 山の後の恒例は温泉。大山町の中山温泉館へ参りました。やっぱり温泉っていいわぁ。温泉でふわふわになったところで帰宅。ちょうど白兎海岸で日没だったので写真タイム。

 うーん、日没ですねぇ。


最近サボってたから

2015-11-03 | 山へ行こう

 山頂は県境だけあっていろいろな碑が立ってます。風も強いところだから看板的な物はさっさと飛んで行っちゃうみたいですね~。そんな那岐山(1255m)

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 岡山県側からは何度か登ったことがあったんだけど、鳥取県側からは初めて。

 昨日の段階ではお昼前後は曇りそうだなぁ、と言う話だったのでやめようかとも思ったんですが、朝天気が良かったから、洗濯を終えたあと決行しちゃいました。その分スタートは遅く、登山口には10時半に到着。すでにべったりと曇ってました・・・(ーー; 予定通りとは言え、あの朝の晴天は一体どこへ。
 登山口は林道の終点近くで、思った以上に綺麗な舗装道路で標高を稼いでくれるみたい。登山口付近にはかき集めれば10台前後くらいは駐められそうなスペースがあって、すでに7~8台が駐まってました、さすがに休日ですか。鳥取県側からは、東ぜんコースと西ぜんコースがあって、西ぜんコースはさらに渓流コースと尾根コースに分かれるみたい。もちろん、渓流コースですね。
 そんな渓流コースからの一枚。

 紅葉と言うよりは新緑だよなぁ、この色は。
 渓流コースを終えて木段をちょっと登ると馬の背小屋に到着。存外に早いな。ここまではかなり軽快に登って来られましたが、実際傾斜も緩かったのかな。ここからの登りが怒濤でして。コレまでのコースとの差がすごい・・・。最後は急斜面をまっすぐ道が登ってるもんだから、多少は巻いて欲しいなぁ、と。とりあえず旧那岐山山頂(1240m)に這い上がる形で西ぜんコースを登ってきました。岡山県側は雲の隙間が多いみたいで、雲の合間から陽差しが降り注いでいます。もうちょっと、晴れて欲しいよなぁ・・・

 霞んでる感じがして、それもちょっと残念なところ。
 ここから現在の山頂へ鞍部を越えていくんですが、向こうの山頂は人が多そうです。ので、鞍部の岩場でお昼ご飯にしました。ここも眺めはいいですからね。そうこうしていると、下から12時のチャイムが。ものの90分で上がってきましたか。いいペースだったんだなぁ。
 山頂は人が多かったのでさらっと流して。ここからは東ぜんコース。怒濤の木段下りです。約3kmの行程の9割が木段。なんだこのコースは(^^; こっちから下ると膝をやりそうですよね。登るとしんどそうですよね。だって、こんなんですよ。

 それでも上り下りは東ぜんコースがいいですな。ただ、どちらにしても山頂まで一直線に登ってる感じで、距離は短いけれど傾斜がきついのかな。もう少し距離を取ってでもいいから傾斜が緩いコースだと、もっとお気楽になるんじゃないかな~、なんて思ってみたり。それよりもお手軽なのはやっぱり岡山県側からかなぁ。
 そんなこんなで13時半には下山。朝にやっぱり行こうと思いなおしてから登頂、下山までわずか4時間半。お手軽ですなぁ。着替えは持ってきていたのにタオルを忘れてたので、お楽しみのひとつであるお風呂には結局行きませんでしたとさ。


山・・・っていうのかなぁ。

2015-11-01 | 山へ行こう

 一応標高表示があって、ピークっぽいんですが、山として捉えるにはどうにも・・・な出雲山(標高52m)。

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 山というか、高台であり、展望台なんですよね。

 でもれっきとした謂われのある場所のようで。ここからは東郷池が一望できます。ということで、3枚の合成による簡易パノラマ。

 まぁ、簡易ですよね。空が開けているので、星空の写真を撮るにはいいかもしれないなぁ。でもアクセスがよいので光が入りやすいかも。


息が切れますね

2015-09-21 | 山へ行こう

 さすがに標高2763mって言われても・・・ねぇ。燕山荘からの稜線歩きはかなり息が切れました。

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 標高2500mくらいまでは平気だったんですが、そのあたりからつらくなり始め、山荘から山頂である燕岳までの稜線歩きはがんばる割になかなかはかどらず、ことのほか時間を要したとか。登りで疲れ切ってたかなぁ。
 ということで、燕岳に行ってきました。

 この付近の山々で日帰りで行けそうな山ってこのくらいだったってことで。駐車場や宿の都合から、スタートは穂高駅付近から。バスが4時48分ってなんかすごい。4時半には駐車場に着いていたんですが、ほぼ満車状態でカツカツ。40分には満車御礼となりました。
 標高1462mの中房温泉から登り始め、延々登っていきますが、1300mもの標高差は、西赤石以来かな~(マイントピア別子から西赤石は標高差が1400mとかあったな・・・)。登りは割と調子よく、山岳地図の標準タイムよりやや速い程度で山頂近くの山荘まで順調に到着。けれど、ここから燕岳山頂までは大幅にペースダウン・・・。あの山頂までが遠い・・・。

 この山頂周辺って、風化した花崗岩の白と、高山植物の緑、それが紅葉した赤やオレンジが混じって独特の色合い。色が生々しく見えて圧倒されました。そうそう、山頂付近はちょうど紅葉時期で、黄色やオレンジがよく映えていました。気にしてなかっただけに意外でお得に感じましたね。

 そうかー、もう紅葉かぁ・・・。そして怒濤の下り。ひたすら下るので膝を痛めそうだなぁ、なんて思っていましたが、やっぱり痛くなってしまって。本格的に痛めきる前に下りきりましたが・・・。やっぱり下りは怖い。サポーターを持って行くべきだったなぁ。
 そこから麓へ降りるバスまでは1時間半ほどありましたが、その時点でバス一台分の人が行列。途中で係員が人数を数えていましたが、発車10分前になって人が急増。結局3台でも足りないと言うオチに。普段からそんなに人がいないところだから、ハード的にバスが足りなさそうな気配・・・。待ち時間が長かった分最初のバスに乗れましたが、他の手段としてはタクシーもあるようです。が、タクシーは2時間待ちだとか。>登山口から呼んですぐに配車が整ったとしても、麓からだと1時間以上かかるのでしょうがないとか。都合良く降りようと思うならどっかで下山時間に合わせて予約しておくしかないんですよね。
 下山後は麓の温泉街で一服。ふぅ~、お風呂っていいですねぇ。それにしても・・・今回は行程が若干突貫気味だったので(山歩き自体は突貫ではなかったんだけど)、今度行くならもう少しゆったり行きたい物ですねぇ。


春の山歩きも締めですかね

2015-05-22 | 山へ行こう

 鳥取県第二の高峰になるんですかね。>大山のピークをひとくくりにした場合。 やっぱり見晴らしがいいですね。お天気の心配もなく気落ちの良い山歩きでした。

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 山歩きは基本的に春と秋しかやらない自分にとっては、春の歩き納めですね。前日までどこに行こうかさんざん迷っていて、結局移動の都合で氷ノ山となりました。

 JRと若桜鉄道とバスを乗り継いで氷ノ山スキー場近くの「駐車場」というバス停で下車。コミュニティバスにしてはやたら安かったような・・・。ま、ありがたいですね。今回は三ノ丸ルートで登り、氷ノ越ルートで下山します。ざっと6時間を見積もっていれば大丈夫でしょう。下山のバスは15時半と言うことで。逃してもまだ次があるので安心~♪
 このルート、最初にシーズンオフのスキー場のど真ん中を歩いて行くんですが、スキー場ってこんなに傾斜があったんですねぇ。リフトの一番上まで行くと、水平距離は対して歩いていないんですが、もうかなり標高を稼いじゃった感じが・・・。

 ここを登ってきたんですよね、ってか、こんなところ滑れないです、ハイ。一気に標高を稼いだおかげで、後はのんびり稜線歩きです。三ノ丸が見えてくるあたりで、空にかかった絹雲がひときわ明るい暈を作ってました。そして水平環も・・・。だんだんと絹雲が暑くなってきている感じだったけれど、そのせいですかね。この時期に山に登るとたいてい水平環を見てる気がするんですが、そういう意味では5月下旬に見かけるのはレアでも何でもないのかなぁ。そんなこんなで三ノ丸に到着。稜線の中にあるピークですが、頭一つ抜けているので360度のパノラマ。展望台もあって、そこでは風が気持ちよく通ってました。それまでに出た汗が一気に冷えてしまう感じが(^^; >ま、それもまた気持ちいいんだけど。
 そこからしばらく歩くと雪が残っていました。正直、残っているなんて思ってもみませんでしたわ。コレ幸いと触って冷たいってキャーキャー言って遊んでみます。所々残雪からしみ出た水でぬかるんでたけれども、そうしたところは木道があってうまく回避できました。して、とぼとぼと歩くと、たいして登ってもないのに山頂に着いちゃった感じでした。こんなに拍子抜けしたところは初めてでしたね。どうも氷ノ山は山頂から西側はゆるい傾斜のようで。>東側は・・・。
 山頂ではお弁当に撮影会。さすがに氷ノ山クラスは人が多いですね。平日でも5~6組の15人くらいで賑やかでした。なにやら下の方から賑やかな声が聞こえるな~。なんて思いながら休憩です
 下山は登りとは別ルート。ポピュラーなルートらしい氷ノ越ルート。だけど、こっちの方がぜってーキツイよ、道狭いし傾斜は全般にキツイし。三ノ丸ルートはスキー場区間だけこなせれば全く問題ない歩きやすいルートでしたが、こちらは全般に歩きにくいですね。フラットな区間が少なくて休みながら歩くことができない感じです。ただ、ブナ林とか見所はたくさんあるんですけれどね。ここで、狭い道で100人の団体さんに遭遇。どこぞの中学生らしいですが、下の方から聞こえていた賑やかな声は彼らでしたか。私がリュックに付けている熊避けの鈴に興味津々だったなぁ。すれ違っただけでも質問の嵐でちょっと辟易。でも、いいですね、こういうのも。そんなこんなで下っているところ、だんだん絹雲が薄くなってきていて、陽差しがぎらぎら。そんな中で、水平環がひときわ怪しくかがやいてました。

 なにかの前触れだって信じてしまう人、いそうだなぁ・・・。ここにきて、12mmで撮影している割には画角がせまいなぁ・・・?なんて感じていたんですが、調べてみると・・・デジタルズーム(2倍ズーム)がONになっていました・・・orz 望遠を使っているときにさらに望遠するために、機能ボタンに割り当ててたんですがなにかの拍子でONになってしまっていて、それに気がつかなかったようです。あかん、こんな基本的な使い方忘れとるようでは・・・(ーー;
 下りきると、13時前でした。あれ、予定より2時間半ほど早くない?えー、それ困る。次のバスまでは2時間半ほどもありますが・・・。しゃーないね、歩くか。歩いている最中に、送ってあげようかと声をかけられてびっくりです。若桜の人って優しいですね~。でも気持ちだけもらってお断り。山歩きですし、自己鍛錬のためでもありますしね。結局若桜駅に着いたのは16時前。バスより先に到着しました。なにやってんだかなぁ・・・。


ロングトレイル2015

2015-05-10 | 山へ行こう

 智頭町は海上山展望台(800m)。海上山山頂の三角点はコレよりもっと西にあって、標高は少し低いんですが、見晴らしはこちらが抜群に良くて。今日はロングトレイルです。

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 智頭から用瀬までのロングトレイル。まずは小手調べの海上山展望台にて。今日の全行程からすると、このあたりまできてもウォーミングアップなんですよねぇ。

 ということで、春の山歩きも締めの頃合い。ここはロングトレイルと参りましょう。今日の行程は、智頭駅をスタートし、牛臥山~海上山~牛臥山~洗足山とつなぎ、様子を見て三角山まで攻めるという物。牛臥山~洗足山は400~500mクラスの稜線歩きが延々と続きます。登山道として整備はされていないとのことですが、何とかなるようですので何とかなるのでしょう。
 8時過ぎには智頭駅に到着。足回りをしっかりして、牛臥山ハイキングコースの登り口を探します。が、コレがまた見つからないんだわ。山道に入るところにしかなくて、底までの案内も必要じゃ~。>通りに面していないんだからさぁ。結局コンビニでいったん休憩して再度捜索。ありました。気を取り直して、8時50分、山歩き開始です。そして9時20分には展望台に到着し、今回の山歩きで初めて人に出会い、そしてコレが最後になります。ホント、人いねーですね、このあたりの山は。そんなこんなで10時前には最初のピーク、728mの牛臥山に到着します。休憩もそこそこに、海上山を目指して引き返します。>引き返す距離はちょっとだけど。
 ここから海上山までは稜線歩きなので気楽かと思ったんですが、ピークの直前が急登で困りますね。全く道が間切っておらず稜線をバカ正直に直登するので、とにかくきつい。勝手に道を外れてうねうねしながら登ります。そして海上山の三角点(785m)には10時30分に到着。ここで荷物をデポして展望台へ向かいます。近いだろうと思ったんですが、結構遠くてちょっと後悔。そして展望が良くてさらに後悔・・・。
 来た道を引き返して、牛臥山まで戻り、さらに道を戻ります。分岐がその辺にあると思って果敢に攻めてみたんですが、全部ハズレ。結局板井原集落へ向かう道が正解だったようで。むー、さすがにここから洗足山へ向かうことはないかね。牛臥山の近くからこれから歩くルートが俯瞰できます。

 これ、あの奥まで行くんだよね・・・?手前の稜線をぐるーっと右に左に移動して一番奥のピークまで・・・。こりゃ大変だ・・・。
 稜線歩きをしていると、不意に道が左右に分かれます。うん?と思うと、左:智頭、右:板井原集落とあります。ここは真ん中でしょう(笑)。さて、ここから登山道はなくなり、稜線歩きです。道なき道、と言うにはしっかりと筋があり、道とは呼べないまでもたどっていけばたどり着けそうです。さすが稜線。途中送電線の作業道路に合流すると快適になります。が、案内等はほとんどないため、稜線を外れていくときはGPSを確認しつつ探り探り進みます。ルートを仕込んできていれば、と後悔しても役に立ちませんよねぇ・・・。
 そうこうしていると、峠地蔵を通過し(12時30分ごろ)、樅尾城跡(601m)でお食事、眺望0の洗足山(743m)に到着(13時35分)。荷物を下ろして一息入れるも、これだけ眺望がなければねぇ。木漏れ日で日陰だったのは救いなんですが。ここもそういえば展望台があるんでしたね。10分ほど歩くと展望台(736m)に到着します(13時45分)。鳥取市街まで見渡せるんですね、なんかすごいなぁ。
 さて、ここからが問題の三角山への縦走ルート。正直、地形図を見た限りでは、ここに道を付けるのは正気の沙汰じゃないな、と思った物です。でも道は続いていそうです。では、参りますかね。展望台からしばらくは、地元の方がしっかり道を付けてくださっているようで、稜線を間切りながら下ります。やっぱりこうでなきゃね・・・って、道が途切れました。山が切れてます。こっこれは・・・。このあたりから崖下り、崖登り、岩場歩きが始まります。もー、気が気じゃないですね。写真撮ってるどころじゃなく。数回、そんなことを繰り返すと、ようやく今回のゴール、三角山が見えてきました。

 また、手前が切れてるんですが・・・(ーー; >崖下り崖登り 山頂にお堂があるようですね。このあたりは脆い花崗岩で、かなり崩壊してます。ゆるゆるでホントに怖いですね。で、この後も四苦八苦しながら歩き、ようやく三角山(508m)に到着します(15時30分)。ここで再度お弁当タイム。今回も小口二つでしたからね。>疲れ切る前に、なにか食べておかないと歩けなくなりますし・・・。
 この後はがんばって一気に500m下り、16時30分には用瀬駅に到着。ふぅ、無事に下れたよ・・・。余韻に浸ろうかとも思ったのですが、次のJRは16時42分とすぐのようです。>次のJRは一時間以上待ち。 ということでJRに飛び乗って終了です。
 今回はちょっと無茶しすぎた感もありましたが、踏破できて何よりでした。約20km、標高差は700mほど。累積標高差は相当ありそうでしたが(^^; 今回は新緑のトンネルをずっと歩きっぱなしだったので、やたら風が心地よかったですね。新緑の間を抜けてくる風ってほんとに気持ちがいいですよね。三角山~洗足山は、お気楽ハイキングでは絶対行かない方がいいです、はい。たどるべき道はしっかりとついているのですが、足場が悪くて狭くて細くて傾斜がきつい。滑落のリスクがでかすぎますので命の保証ができかねますね、これは。


岡山の最高峰

2015-05-05 | 山へ行こう

 岡山/兵庫の後山に登ってきました。この山って実は蒜山よりも標高が高かったんですね。今日の山歩きは実によい天気で気持ちよい風に吹かれながら気持ちよーく歩けました。

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 岡山県の最高峰でも看板は兵庫県側の物を採用(笑)

 今日は岡山にいる友人に対して「天気が良さそうだからどこか山に行こう」と打診していたら、氷ノ山とか駒の尾山とかどう、と反応があり、んじゃ知らない駒の尾山に行きましょうと言うことになりました。
 ということで、西粟倉の道の駅から友人の車で駒の尾山登山口まで林道を車で上ります。まー快適だこと。9時半に登山口を出発し、いざ~。良く整備された山道では、新緑が心地よくていいですね。稜線歩きで眼下に広がる絶景を堪能しつつ、1時間ほどで駒の尾山に到着。何だろう、この石の集まりは・・・。12方位を表してるようだけど。まぁいいか。それよりもこれから進む後山方面を眺めます。

 うーん、気持ちよさそうな道ですねぇ。ここからはちいさなピークをいくつか繰り返して進みますが、傾斜はきつくないのでゆったり歩いて行けます。熊が結構出るらしいので、何らかの熊避け対策は必須とか。>それでも出会うときは出会うみたいですが。
 さらに一時間半ほど歩いて、お昼直前に後山に到着します。山頂は思った以上に人がいてびっくり(それでも10人ほどだけど)。昼食を取るスペースが難儀しそうです。私たちが歩いてきたルート以外にも上ってくるルートはたくさんあるようなので、それはそれで当然かなぁ。でも、新緑の季節の休日でこれだけしかいない、とも言えますか。この行程だともっとたくさんいても良さそうな感じなんだけどなぁ。>比較的楽に登れて見晴らしも良い上に、岡山の最高峰という目標があるわけで。
 今回は車があるので来た道を帰ります。行きとは陽の差す方向が変わり、新緑の黄緑がまた目に鮮やかです。ヤブデマリとおぼしき白い花がわずかにアクセント。

 結局下りは2時間少々で帰ってきてしまいました。まー、とにかくいい天気で新緑が青空によく映えてました。絶好の山歩き日和でしたねぇ。

 このあと、あわくら温泉に行ってゆっくり曲げ伸ばし。やぁ、やっぱりいいですねぇ、温泉って。駒の尾山の登山口にあったスタンプで300円引きとかって、大盤振る舞いですねぇ。


シーズン始めにしては・・・

2015-04-26 | 山へ行こう

 智頭町は篭山から。900mちょいにしては見晴らしは最高ですね。遠くが霞んでしまってますが、抜群の晴天で陽差しがぎらぎら。なにやら下界は25度を軽く超えたとかで、シーズン始めにしてもう夏歩き状態でしたよ、えぇ。

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 春の山歩きを全くしていなかった訳ですが、私が休みの日はことごとく雨。>というか3月から4月はほとんど雨だったんですけれどね。ということで、山歩きには向いていない天候が続いていましたので、今シーズンはようやく始めてと言うことになります。鷲峰山とか扇ノ山も候補に挙がりましたが、やっぱり一度登ってるところは外しましょうぞ、と。あと、JRやバスで行ける範囲ではこのあたりが限界。ということで、智頭の篭山がターゲットになりました。

 9時には智頭駅に到着。さ、がんばって登山口を探しますかね(ぇ)。篭山は目標にはしていたんですが、あまり情報がなくて。山頂付近はいらんほど紹介されているんですが、とりつき始めの登山口の情報がほとんど出回っていませんでして・・・。漫画のような挿絵はあるんですが、コレで行けと言われても結構きつい物があります。ま、整備はしっかりしているようなので、行けばわかるでしょう、的なノリでスタートしてしまいました。
 結局、軽く探して見つかったからよかったんですが・・・、駅にある案内は漫画の挿絵、駅からの道中には案内がなく、ほんとにがんばって見つけるしかない状態。そんなこんなで駅から直近の登山ルートは簡単に見失ってしまいました。この当初登ろうとしていた駅に直近のルートは廃道になっている模様で・・・。結果的にそのルートは使えなかったから良かったんですが当初の予定通り使おうとしていたら大変なことになっていました。合流点とおぼしき地点で上から見たら、そのルートは痕跡をたどることすら困難なほどに廃れてました。しかも急傾斜を藪漕ぎ。
 駅から登山口までに金刀比羅宮があるようなので、そこに寄って登頂祈願していこうとしたら、動物避けの金網が張り巡らされていてたどり着けず。ちょっとちょっと~、なんで神社が動物避けの金網の外にあるのよ~。そんなこんなで登山口に繋がる林道の分岐まで行ってようやく「登山口はここ」と言う案内が見つかる始末でした。
 林道をえっちらおっちら5kmほど歩いて登山口まで向かいます。途中動物避けのゲートが盛大に道をふさぎますが、手で開けられるタイプ。その後もしっかりした舗装をえっちらおっちら。陽差しがきついよ~。暑いよ~。早々に半袖で歩きますが、アスファルトってやっぱり足に来ますよね。葉っぱや土のちょっと軟らかい上を歩きたいなー。まだ着かないのー?なんて思っていると砂利道にかわり、そしてすぐに登山口に到着。ここに来るまでにもうちょっと案内が欲しかった・・・>登山口まで後何キロとか。駐車場があって、5台ほど駐められるみたいですね。一台駐まっていて先客がいるようです。って一台だけか・・・。
 ここからの山道は軽トラが走れそうなくらいの砂利道が基本で、なんか作業車でも通したのかなぁ、という趣がたっぷり。山頂に反射板があったからその設置で使ってたのかな。おかげで歩きやすいですけれども。ちょうど新緑の季節ですんで、木々の黄緑が目に優しいですね。今回はマクロも行けるレンズを持って行っていたので、マクロモードで激写。

 やっぱりマクロっていいですね。ターゲットがシャープに映るのは言わずもがなで、背景のボケっぷりがステキ。ちょっとピントがずれたところのふんわり感もステキ。でも被写体が難しい・・・。
 だいぶ標高を稼いだかな、と言うところで道が複数に分岐しています。どこを通っても上に行く道を選べば行けそうですが・・・。地元の高校が立てたと思われる看板もありましたが、そのコースがたぶんいちばんきつそう(笑)。なので楽そうな道をたどって稜線まで出ます、うっは、見晴らしがいいですね。この山って傾斜きついんだな~。というか、ここで最初に登ってくる予定だったルートと合流しているはずなんですが、そちらは痕跡が皆無。こりゃ廃道になって1~2シーズンどころじゃないですね。下に見えていたピークを通過しているみたいなんですが、そこに至るルートは皆目見当が付かない状態。なまじ見えるところだから行けそうではあるんだけど、相当な藪こぎを覚悟することになりそうです。下りでこの状態ですから登りは・・・・・。こちらのルートを選択していなくて良かった・・・。
 稜線に出てからは2kmほど軽くアップダウンを繰り返しながら山頂へ。ピークの度に、まだなのー?と言う状態でして・・・。下りがきついよー。そんなこんなで智頭駅を出て2時間40分ほどで山頂に到着。登山口を探していたりしなければもうちょっと早かったはずなんだけどね。まぁ、急いだってしゃーないし。鳥取市街地方面も見えていましたが、霞んでしまいました。しかしこのあたりの山々って急峻ですよね。千代川がその間を綺麗に穿っていますが、そのせいでしょうかね。

 あの右側の山々の尖りっぷり、やりますね・・・。
 下りは別ルートで下りましたが、稜線を直滑降してました(ーー; ちったぁ巻けよ、と思いつつ滑り落ちないように気を遣いながら、平均斜度は45度を軽く超えているところを一気に下ります。階段すら置けないよ、こんなの。林道に出る直前は崖道に突っ込まされかけますし・・・。>直前で脇に道が曲がっていた模様。林道に出たら出たで、林道の真ん中から灌木が生えているような廃道。コレもきっついなぁ。かなり下ると綺麗に整備された林道に出ました。畑とかで人での入っているところのようでした。一応公式ルートのはずなんですが、こっちから行く人はまずいないって証なんでしょうねぇ。>分岐はこれでもかとある割に案内は0。少なくともこちらからルートに沿って登頂するのは不可能かと・・・。>ルートに沿わない登頂なら行けそうですが。
 結局智頭駅には13時半頃には到着。早い。次のJRは・・・、2時間後ですか(ーー; 隣駅まで歩くかな~。なんて歩き始めて後悔。隣駅の因幡社駅まではJRで7kmもありました。車道を歩くと8kmほど。うぅぅ・・・確かに2時間で行くコースだけどさぁ。¥210の距離を2時間かけて歩くのは・・・。>暑くてへばってしまい(道路の温度標示が26度とか・・・見間違いだと思いたかった)、缶ジュースを2本も飲み干してしまい、結局赤字。田舎のJRって高いと思っていたけれど、いざ実際に歩くと高いなんて言えないよなー。


鳥取ふた山め

2014-11-23 | 山へ行こう

 鳥取県と兵庫県の県境近くにある扇ノ山山頂。雪はありませんでしたが、見晴らしも今ひとつ。ガスがかかったり消えたりと、せわしない感じでしたね。

滝見の部もあります

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 扇ノ山はブナが有名らしいのですが、足場のぬかるみが酷いこと、熊が居ることでも有名らしく、山頂でお弁当を食べていると、一昨年の今頃に雪が積もっていて、そこに熊の足跡があって、そしたら熊が居た、なんて話をされてしまい、聞いてしまったらちょっと怖くなってきます。みんな熊避けの鈴を付けてはいても、結局は気休めなんだとか。ただ、ここの熊はそれを聞くとちゃんと避けてくれるらしく、そんな賢いことでも有名なようです。でも、それだから安心か、と言われると、そこは野生動物ですからねぇ。気をつけましょう。

 ということで、雨滝を通過した後はえっちらおっちら山歩きです。ちょうど紅葉が見頃で、黄色から赤にかけてのグラデーションが綺麗でした。このあたりからは一気に標高を稼ぐので、こうした景色は何よりのご褒美です。

 とりあえず、ここまでは熊は出ませんでした(笑)。この山道、木橋が流失していて進めません、と言うことだったけれど、行ってみれば橋は架かってるし、そもそも橋が要らないような川幅だし、わざわざ通行止めにする必要があるのかなぁ、なんて考えていましたが、その橋の手前の崖道が崩落していて足を置けないくらいの狭さに。こっちを理由に通行止めにするべきじゃないのかなぁ。>何とか凌いだみたい
 山道が終わると、牧場の中の舗装された林道に出ますが、次の山道までの距離が5kmほどあって長いこと長いこと。ずっと舗装道路なので、足への負担がちょっと大きいんだよなぁ。そんなところでもなぜか歩いている人が居て声をかけられました。これから扇ノ山まで、というとかなり驚かれましたが、そんなものなのかなぁ。そんなところにあった面白いガードレール。

 雪のせいだろうけれども、どうしてこんなの規則正しく・・・。そんなこんなで5kmほどを1時間かけて歩き通します。ここでも熊は出ませんでした(笑)。
 水飲み場のある駐車場を過ぎて(途中道を外れかけるもすぐに復帰)、ここからが本番の山道です。駐車場には4~5台ほど駐まっていてちょっとびっくり。結構人気のある山なんですね。でも、ここから山頂までは標高差は250mほど、行程は片道3kmほどで、山歩きにはかなり物足りない感じ。>だからこそ雨滝からスタートしてるんだけど、車道が完全に余計。
 少し山道を歩くと、ブナの林が広がってきます。雲が厚くなってきて薄暗い中ではちょっと怖い感じもするんですが、気持ちの良い空間ではあるんですね。足下を除けば。粘土質で水がたまると酷くぬかるんでしまうみたいで。昨日の雨でしっかりぬかるんでいました。気をつけないと盛大に滑って転んで酷い目に遭いそう。そんな状態で歩いて行きますが、山頂までは10人ほどとすれ違いました。さすがは日曜日ですね。それなりに有名な山でもあるみたいだけれども。山頂までは熊も出ませんでした(笑)
 山頂には大きな避難小屋がありました。山頂、と示す物があんまりなくて寂しい気もするけれども、この避難小屋が目立ちすぎな気もしますね。ただ、周囲の灌木が高すぎて開けていないのもまた事実。冬山登山で来られる方も多いようで、避難小屋はちゃんと2階から出入りできる作りになっていました。
 日が出てきていたので外でお弁当。>というか、中は人が多すぎた感じで入る気がしなかったとか・・・。>若干マナーも悪そうだったし・・・。30分かけて食事と休憩、その際に熊の話を聞いたわけですね。
 下山は上地コースで・・・。こちらもブナの林を抜けて進んでいきます。このコースは稜線をまっすぐ下っていくので、傾斜が容赦ないですね。下りで通るにはしんどかった・・・>登りは登りでしんどいけれど、滑ることはないと思うなぁ。ブナ林に青空が覗いてコレはコレで綺麗だな。

 さて、道はどこでしょう(笑)。このあと林道まで下るんですが、林道直前の水辺がやたら滑って難儀しました。あ、もちろん熊は出ませんでしたよ(笑)。
 ここで盛大に勘違いをしなければ楽に下れていたんですけれど・・・。事前の下調べで大石コースに降りるか、上地コースで下るか、雨滝コースで戻るか、それとも反対側に下るか考えていましたが、とりあえず、距離の短い上地コースにしようと決めていました。が、ここで頭の中で上地コースと大石コースが混在し、あり得ない道を頭の中ではじいてしまっていたのでした。どうせ案内はないだろうから地形図の感じからこの辺、と言う程度の感覚で来てしまっていたんです。その結果、ここからの下りは、道のないところを下って行くことになってしまいました。
 稜線を下っていくだけなので迷うことはなかったのですが、所々に獣道が付いていて、それがまた山道によく似た感じで。というか、適度に人が歩いているようでした。が、そんな道がいつまでも続くわけもなく、すぐに痕跡すらたどれないような場所に出ます。谷筋に沿っていくと山にぶつかって下れなくなるし。不思議な地形だなぁ・・・。GPSを参考に、稜線を下るのは得策ではないと判断。>稜線方向は相当な遠回り 崖でないことを確認して、県道へ直接降りる方向を選択しますが、笹藪がすさまじく、背丈が1mを越えて育ってる笹藪って、抜けるのに相当難儀しますね。そして杉の植林地帯にも容赦なく笹藪が。あぁ、もう。な感じで下ること1時間。林道まで下ったときには心底安堵しましたよ、えぇ。
 結局、上地のバス停にはたどり着けず、上上地のバス停にたどり着きました。頭の中で想定していたルートはもっと山の方に出ている予定だったのですが、それは大石ルートと混在していたときの話。どこにでも良いから降りられたことに感謝ですね。次のバスまで1時間ほどあったので、5kmほど歩いて山崎というバス停からバスに乗車。一時間じっくりバス停で休んでいても良かったなぁ・・・。

 やっぱり、自信のないときは確実なルートを選択しましょうね。またいつかリベンジしなきゃ。


鳥取ひと山め

2014-11-05 | 山へ行こう

 鳥取市の北部がよく見えてますね。湖山池に鳥取砂丘に千代川河口。もうちょっと、木の背丈が低かったらなぁ。一日天気が良くて絶好の山歩き日和でした。

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 鳥取に来て一ヶ月。仕事も生活も落ち着いてきた頃合いですが、そろそろ山に行っておきますかね。なんてことを思い立ったのが昨夜。今日はお休みなので本腰入れて目的の山やルート、交通手段を検討。その結果、鷲峰山が見つかりました。

 交通手段はJRとバス。平日ならバスが割とあるんですね。山陰線の宝木駅からバスで河内まで行き、河内ルートで鷲峰山に登り、古仏谷コースで下山、県道を歩いてホットピア鹿野まで向かい、お風呂に入ったあと、バスで浜村駅へ向かう。ということで。
 山陰線や旧鹿野町内を走る交通機関は、平日と休日で大きくダイヤが異なる上に、昼間は本数も少ないので行きと帰りが違う駅と言うことに。ホットピア鹿野は木曜日が休日らしいのでそこも注意、と。

 河内からの登り、結構迷いやすいですね。案内が破損しまくっていて分岐のたびに大いに悩みます。縮尺のでかい地図ではどのルートもそれらしく見えてしまいますね。で、結局間違った道を選んでしまって後戻りを繰り返しつつ登山道入り口へ。登山道に入ったら入ったですぐに針金フェンスが道をふさいでいます。なんだよー、鳥取県・環境省公認ルートでこれはないよなー。なんて思ったら手で簡単に開きました。と言うことは、単に動物避けなんですかね。沢伝いを歩いて登り、途中から沢から離れ急登を一気に稜線まで這い上がります。別のルートと合流し、山頂まで稜線歩きが続きますが、これがくせ者・・・。一切巻かずに素直にアップダウンする物だから傾斜がきつかったりします。木段が堪える~。でも、山頂付近のブナ林は圧巻でした。そういえば黄葉したブナ林って初めて見るような・・・。

 ここまで来ると山頂はもうすぐ。ほら、あと40mの看板が。・・・40m?ってそこか。眺望0の三角点がありました。他に山頂を示す物は特になくて、なんだかなぁ。でも、少し歩くと眺望の開けたところがありました。四阿付きです。
 このあたりは日陰になるためか、まだ霜が降りたままでした。コレはチャンスだ、とばかりにマクロレンズを取り出し、撮影会に入ります。マクロレンズを買ってまだ一度も使ってなかったのよね。

 おぉ、霜が六角柱状に見える~。コレにはちと感激です。しかし、手ぶれに敏感ですね。疲れた腕ではしっかり止められず、初めのうちはかなりぶれてぶれて仕方がなかったとか。
 しばらく休憩して、ちょっと早めのお弁当タイム。11時半になると下の方からサイレンやチャイムの音が聞こえ始めます。11時半って珍しくないかい?
 食べ終わった後はひたすら下ります。こちらから登るとちょっとつまらないかも知れないな~なんて思いながらひたすら下ります。

 道中、至る所に「熊出没注意」とか「熊目撃情報」とか物騒なことを書いています。今回の山歩きは鈴を付けてましたので気休めながらも対策はしてあるわけです。それ以上に、分岐の先がすぐに崩落で通行止めとか書いてあるのが気になりました。いろいろコースはあるようですが、廃道がほとんどなのかも知れませんねぇ。無理して登ってもしょうがないし、全コースを制覇するってのもなんか違う気もするし。
 下りきったら今度はお風呂を目指します・ちょっとショートカットをしたばっかりに、お風呂を通り過ぎていたことに気がつかず30分ほど周辺をうろつくハメに。知らないところで道をショートカットするべきじゃなかったですねぇ。ともかくお風呂でゆっくり脚を曲げ伸ばし。いいわぁ。
 とりあえず鳥取での山歩きも初回は何とか終えました。次はどこに行くかなぁ。でももう冬山が近いから春までお預けかも。


靴慣らしをかねて

2014-10-26 | 山へ行こう

 久松山(262m)に行ってみました。一番高いところから千代川河口方面をば。ここって鳥取市街地を一望できて、鳥取砂丘もよく見えていますね。 鳥取城趾ということで、山の名前がでかでかと出ているわけもなく。山頂名はどこにもなく。標高点らしき物も見当たらなかったなぁ。

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 鳥取でも山歩きをしたいところですが、靴を買い換えたので(山歩き用の靴はだいぶくたびれてきていたので、引越の際に思い切って捨てちゃった)、慣らしもかねて市内の城跡に登ってみることにしました。

 スタート地点は久松公園。天気の良い日曜の午後と言うこともあって、家族連れが思い思いに過ごしていたり、のんびり過ごす老夫婦もいたり様々ですね。そんな公園からスタート。城址公園だから石垣だらけですけれども。
 この山、標高は262mとはいえ、どうあっても急坂ですよねぇ・・・。城跡と言うだけあって、ずっと石段が続いていました。水平に歩けるところは皆無なのは、コレはコレできついなぁ。ほぼ直登する形で、急傾斜も全く巻かずにちょっとジグザグする程度で一気に登ってしまいます。100mくらいならいざ知らず、それで200mともなるとなぁ・・・
 そのおかげで眺めは抜群に良いんですけれどもね。星空の写真を撮るには良さそうだけど、登るのが大変すぎるからなぁ・・・
 というところで、超適当な簡易パノラマ。

 相変わらず、簡単ですなぁ(当たり前だ)。右端にちょっと見える黄色い部分が鳥取砂丘。左と真ん中の中央の筋は千代川。その上には湖山池が見えていますね。いろいろ見所はありそうです。 


これは良い眺めですね

2014-05-23 | 山へ行こう

 東赤石山頂からは、土居町や新居浜がよく見えていましたね。伊予三島や川之江はいまいちでしたが。1700mってやっぱり別世界ですねぇ・・・。

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 2週間前のリベンジで、東赤石山へ登っていました。前回は、物住頭で、前赤石を見て、時間的・体力的に無理だと判断したわけですが、今回は最初から東赤石を目指しました。

 天気がいまいちそうだったので、朝イチはやめて、朝ニくらいで。って30分程度しか遅らせては居ないんだけど、早いほうがガスがわきやすいようなイメージだったので。で、昼過ぎにちょっと沸いて、後は解消に向かうでしょう、と。>上空に寒気がいて次第に抜ける予想。かつ、昼間は暖かくなりすぎるから、乾くより先に沸くんじゃないか、ということで。
 さて、7時半には筏津の登山口です。駐車スペースはあるようなんですが、ロープが渡してあって、閉鎖。なんですとぉ?仕方なく下のスペースに駐車。どっかの施設の駐車場のようだけど、利用者のみにしてくださいとか。その施設も閉鎖されているんですが・・・、なしてこういう看板だけ残っているのかなぁ。施設が存在していないので怒る人が居ない、ということで一安心。
 東赤石までは標高差約1000mですか。まぁ、西赤石までの1400mに比べたら問題ないですね。ほら着いた(大胆に省略しすぎ)。沢沿いに上がっていくルートを選びましたが、やっぱり水辺は気持ちいいですね。虫がいっぱい湧いているのが難点だけど、それ以上に水音や新緑が心地よいから許す。
 東赤石山頂ではソロな方が休憩中。挨拶したり写真を撮っていたりする間に二人組が到着。そういえばさっき抜きましたね。>登りでは別のソロな方と別な二人組も抜いていますね。休憩なしだと早いもんなぁ。4人で山頂で雑談&お弁当タイム。ひとしきり話したところで、一人で三角点へと向かいました。そちらの方が広々としていて見晴らしもさらに良くて、良いかもしれないなぁ。戻ってみると、ほかの方々は下山を開始。眺望がかなり変わるので三角点も行けば良かったのに、と思うとか思わないとか。
 さて、問題はここからです。とりあえず、下調べでは稜線沿いに道はついていますが、岩場とのこと。行けそうだったら行って、ダメだったら戻りますかね。結果的には行けたのでよしとしましょう。そんな八巻山山頂から東赤石方面。

 まぁ、よく晴れたことですわね。東赤石から八巻山までは、そこまでルートが難しいわけでもなく、ましてや登りなので、あんまり気を遣わなかったのですが、問題はここからの下り・・・。ルートが見えません。>傾斜がきつすぎ。仕方ないから行けそうなところをあっち覗きこっち覗き。>それもまた怖いんだけど。下から登りを見つける方が簡単ですねぇ。どうやら難しいルートを下ってしまったらしいです。下から見たら、もっと別な道だと楽そうに見えましたね・・・。かなり怖かった・・・・。結局ここで大幅にタイムロス。>元々ロスする予定ではあったけれど。さらに、前赤石への分岐を見つけてしまったので、挑戦してしまいました。ここも登りは良い良い下りは超怖いというところ。ロッククライミングの経験はないんだけど、3点支持の基本は知っているから、それをフル活用。まずは、ざっとルート捜索。上からだから限界あり。そして、とっかかりから岩に張り付きながら3点で支えて次の足場をひたすら捜して下る。怖いけど、なんか楽しかったなぁ。
 物住頭で一息つくんだけど、前赤石を振り返ってみて、やっぱりあそこを下ってきたという実感がわかない。怖くて周りを見る余裕があまりなかったからかなぁ。後れを取り戻すべく、西赤石までは急ぎ気味で。ほら着いた(大胆に省略)。ここでおにぎりタイムです。ちょっと考えて。兜岩まで下ることにしました。山頂のアケボノツツジもピークを過ぎてますが、やっぱり確認しておきたいかな、と思って。だけど、ちょっと雲が沸いてしまい、少し薄暗い感じに。それが残念。

 山頂付近が見頃なんだけど、雲が張り付いていました。このあたりも予想通りかなぁ。だけど、うれしくない。
 再び西赤石の山頂。だいぶ、くたびれてきました。けれども、後は下りです。がんばりましょう。銅山越えまではさらっと下りますが、ここからは初体験ゾーン。別子銅山の日浦エリア。観光地なんですね。なので、あっちふらふらこっちふらふら。じっくり見るとおもしろい物もたくさんありますね。銅山の掘削を拡張しようとした際のボーリングで沸いた水場とか。ボーリング機器の先端にダイヤモンドがとりつけられたまま地下に残り、そこから水がわんさか湧いているからって名付けられたダイヤモンド水とか。

 カップが置いてあるから飲めるのは飲めるんだろうけれども、銅山だしなぁ。鉱脈の合間の自噴泉って、どうなんだろう。まぁ、観光地だってこともあるし、飲むなとは書いていないから、大丈夫なんだろうね。ちょうど銅山越えから日浦の駐車場までの中間点くらいのところにありますか。そのほか学校の跡とか病院の跡とかデパートの跡とか、ほんとにこんな山奥に街があったんだねぇ。至る所にしっかりとした石垣が残っています。

 しっかりしすぎでは・・・。
 日浦の駐車場からは車道を5kmほど歩いて筏津まで戻ります。この区間が実に余計だなぁ・・・。歩きだとだるすぎますね。こっそり道路から川をのぞき込むと垂直に川まで数十mも落ち込んでいて怖かったりします。
 歩き終わったあとはお約束の温泉。マイントピア別子で済ませます。パナスでも良かったんだけど、あそこはシャンプーとかが付属していないので、ちょっとマイナスポイント高くて。タオルは着替えに含めて持って行くだけだけど、シャンプーとかって浴場に持ち込むから容器とかの問題もあって持って行くのはタオルの手間の比じゃないんだよね。そんなこんなでゆったり1時間、のんびりしてから帰りましたとさ。今回もやっぱり10時間コースでした・・・。やっぱりちょっと長すぎだなぁ・・・。