前回30年前の恋を思い出した。
そしてもう一つの恋を思い出した。
25年前の恋だ。
30年前の彼とは、自分から離れたりしていたのに最後は私がとても好きになってしまい、追いかけて追いかけて辛い恋になってしまった。
彼に新しいヒトができたのは分かっていたけど、彼から別れを切り出すことなくて、結局耐えられなくなった私が切り出した。
彼は私の問いに全て頷いて、私を抱きしめるのだ。ずるいずるいずるい。
忘れられない恋となる。
そんな忘れられない彼がいることを分かっていて、そばにいてくれた人がいた。
失恋を乗り越えるために
大人で綺麗な女性になりたいと背伸びして頑張る私にその人は「頑張るキミを応援したいけど、今のままのキミで充分。頑張らなくていい」と言ってくれた。
「辛い恋をした相手を忘れようとするから辛くなるんだよ。忘れることなんかないんだよ。ずっと好きでいればいい。」と。
そして、私への思いを伝えてくれた。
この人が私が結婚した人。
とてもとてもとてもステキな人。
私に自信を取り戻してくれた人。
そう、
気が利かなくて、言葉が下手で、
自己中心的で、辛気臭くて、短気で、
子どもで、甘えん坊で、
腹立たしい私のダンナさま笑
でもちゃんと覚えているよ。
あなたを初めて知ったときのことも。
ふとした会話も。手紙をくれたことも。
あなたのことを全身全霊かけて好きだったことも。大好きだった。
おっと…過去形笑
今はすれ違ってる。
でも、長い夫婦人生。
これまでの20年。
これから先も続いていく。
私たち大丈夫、と思っている。
腹立たしいダンナさま。
でもね、私が今一番幸せな時間は、
「あなた」と娘と過ごす休日です。
あの香水という曲、ずーっとリピートして聴いちゃってる。
娘と♬ドールチェアーンドガッバーナーのその香水のせいだよ〜と大熱唱して笑
耳にしながら自分の過去の恋に想いを馳せて、今日は25年前の恋を思い出した。
cocchiy