好き

とても　美しいから好き
とても　温かいから好き
とても　不器用だけど好き
とても　厳しくたって好き

いつも　一生懸命だから好き
いつも　真剣だから好き
いつも　穏やかだから好き
いつも　何か企んでるから好き

思いやりのある自己主張が好き
カミングアウトできることが好き
ぶっきらぼうな優しさも好き
凛とした態度が好き
的確で公平な判断力が好き
喜怒哀楽がハッキリしていて好き

笑って私を見ていてくれる
時々私を思い出してくれる
その存在だけで私は励まされる
その存在が私を支えてくれている

たくさんの好きを毎日毎日感じる
好きな人を大切にしたいと思う
大切な人の大切な人も好きになる

ふしぎだけれど
気持ちは穏やかになりました

大切な人たちに感謝です
ありがとう。

その上司

私に様々なチャンスを与えてくれる人がいる
確実にこの人がいなければ経験を積むことはできなかったと思う

その人のことは何年も前からかなり苦手だった
フロアが違うのに何度も私を呼びつけて雑用を頼まれたし
私に冗談を言うその冗談にはいつもトゲがあったし
私の主張を全く無視し、ガンガンとクレームをつけてくる
心の中でバカヤローと叫びながら、「勉強になります」と言い続けてきた

昨年一月から同じフロアのトップとして異動してきた
ゲゲゲ
かなりのダメージがあった
相変わらずの人使いと、トゲのある冗談、
言動がコロコロ変わるから、合わせることにかなりのストレスを感じた
前の上司が恋しくて　涙したこともあった
だけど、とにかく頑張った

ある時、大きな行事があり、
私も関わっていて　ガチガチに緊張していたことがあった
その上司と行動しなければならなかったし、私はとても小心者だったから、
前の日の晩はなかなか眠れなかった

そのことを正直に　その上司に話してから関係が緩和されたように思う

気が強くて、我も強くて、主張もしてくるし、
かわいげの欠片もない女と思われていたかもしれない
確かに自信満々で柔らかみに欠ける女性は私も目指してはいない

可愛いげもあるかどうか分からないけれど、気も我も強いし、主張もするけれど、
私はその上司が　“私を受け入れてくれた”と感じた
今までのストレスが報われた気がしたし、今までのストレスに感謝もした
様々な行事、様々な会話から本当にたくさんのことを学ぶことができたのだから
今になってとてもありがたく思えてきた

その上司が会社を思う気持ち、人を思う気持ち、何より志の高さに心動かされた
私も精一杯頑張ってみようと思った
自己弁護も言い訳も不安も不平も最小限に抑えてみよう
その上司の、会社の役に立つ人になりたい

人は人を動かす

“意中人有り”
多くの人に必要とされる人になりたい
あなたの中にも片隅にでも置いて欲しい

生き様

どう死ぬかじゃなくって
私は私の人生を　どう生きたか…

死に様は　自分で選べるものではなくて
生き様は　自分で選びこの足でどう歩んできたか

どう生きたか
何を欲し　
何を守り　
何を貫き
何を抱き
何を掲げ

何に笑い
何に哀しみ
何に憂い
何に怒り
何に泣き
何に戸惑い

私は誠実でありたい
私らしくありたい
温かなものを胸に抱いていたい

会う

いつも電話だけのやりとりで いつもツンケンしてるその人は
会うと　とても気さくな方でした

ツンケンしているその人は　お花屋さんの若奥様
いつもは電話で発注して　時間にバイトの人が配達に来てくれる
だから、若奥様とは会ったことはないけれど、とにかくツンケン。
実際は、会ってみてもツンケンしていた
花束を発注し忘れてて今すく作ってって無理なお願いだったからか…
私が　花束を取りに行くと忙しさを全面にかもし出しながら　
溜め息混じりに大急ぎで発注した花束を作ってくれてる最中だった
とりあえずは挨拶を、、、
「いつもお世話になります。よくお電話させていただくcocchiyです
　お目にかかるのは初めてですね」丁寧を心がけ、低姿勢でご挨拶。

よく見るとキレイな人だった
いつも電話ばかりだったからお会いしたいと思っていたこと
急な花束のお願いをしたことをお詫びした
その後何となく世間話
普通に話してくれたし、しかも笑顔
…嬉しい。

もうっ、こんな花屋さんはこっちから願い下げだ～って
思っていたけど、もう少し、こちらの花屋さんとお付き合いしていこう
と考え直しました

最後には忙しくしていた理由とお待たせしたことを詫びてくれた
できた花束がさっきまでよりキレイに見える

苦手な人を克服したときの喜びは充実感に変わり　とっても機嫌が良くなる私。
これはほとんど趣味みたいなものだと思う
苦手な人に会うとその度「この人を克服するには…」って戦略立てて！

こうして人を　好きに好きになってきました