キャッチ

ロイズの○○ですが、名刺交換させてください。

新宿のオフィス街をあるいていたら声をかけられた。

あぁ、そいえばもうそんな時期かな。とは言っても、まだ自分にその時期ね経験はない。恐らく某企業の新人研修をマネたものだろう。


ロイズというと一番に、かみさんが好きなチョコレートのブランドを思い出したが、きっと違うだろう。
俺の聞きまちがいか、たしかベンチャー系でそんな企業があった記憶がある。


とにもかくにも、俺は差し出された名刺を受けとることはできない。

すみません、学生なもので…。
というとひどく驚かれた。

えっそんな。いかにも仕事できそうな感じなのに…。


なんかその言葉は嬉しかったが、解釈を変えるとムカつきそうだったので考えるのをやめた。

東京でキャッチセールス以外にも声をかけられるんだと知った。

一人旅６

君、長男？

は？ はい。


会社訪問で一番始めに聞かれた質問だった。

なんかウケた。

２１歳にしてその考え方ができるとはすごいね。
何の話だったか、そんなことを言われた。上から目線の発言だがそれほど嫌な気がしない。明らかに親父くらいの年代の人だったからだろうか。

昨日行って、１時間後に電話があった。

明日来れる？


実は次の日は大阪で２社セミナー予約していたがキャンセルすることにした。

その変わりに東京でセミナーを探して一つ追加した。

新幹線の予約を自由席にしといてよかったと思う。


会社の筆記テストもたいがい受けて来た。

特に今日受けたテストはベスト３にはいる面白さだった。

７０点分は一般常識
３０点分は会社についてだった。

設立年や取扱い商品に関しての記述、穴埋め問題。

ＳＰＩなんかの典型的なテストは飽きていたので独自のテストは新鮮で面白い。


とはいえ就職活動。

金も精神力も費やして取り組まなければならないのが悩みどころ