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回り道を全力疾走

バレーボール

2007-05-31 11:18:36 | 未分類
今日は、バレーシューズを買いに行きます。

なくしてしまったからです。

確か高校に入る前に、買ってもらったやつで、価格は数万するバレーシューズです。

同じタイプのバレーシューズをはき潰しては何度も買いなおしていたお気に入りのモデルでした。

軽く、グリップ力が強く、通気性も抜群、ロゴで入っているJAPANの文字が好きでした。
そのシューズで飛ぶと、誰よりも高く跳べる気がしました。

そんな、シューズをなくしてしまったショックは大きい・・。

俺がバレーに対する思いというのは、昔ほどではないですが、かなりあります。

バレーについて語りだすと、数日かかるので辞めて、セッターについての話についてだけにします。

現役の頃の最終ポジションはセッターでした。

理由は身長。

途中で入ってきたコーチから、そんな強引な理由でアタッカーから下ろされました。

それまでは、センターアタッカーとして、攻めあり守りありのオールマイティーなポジションで充実したプレイをしていましたが、セッターにされたということで、打てないストレスとトスを上げるという繊細な技術への困難によって、一時期バレーを辞めようかとすら思ったほどです。

アタッカーなら、一度ミスしても、自分のスパイクで点を取り返せるが、セッターは攻撃するときがほとんどないので、それができない。

一番初めはレシーブ専門のリベロもしていました。がむしろセッターよりもリベロのほうが好きでした。というのも、守りのみに徹することができるからです。

セッターは中途半端なポジション。
守ることも攻める事もないポジション。
ただトスでミスれば、文句を言われるし、ナイストスを上げてもそれが当然と思われ、いいトスを上げたからといって必ずいいスパイクを決めてくれるというわけでもありません。

現役のころの僕の充実度としては最悪なポジションでした。
そんな気持ちからか、上の大会への出場有力候補と言われながらも、地方大会で敗退してしましました。

しかし、最近素人とバレーをするに当たって、セッターの重要性を感じ、セッターの果たす役割について知る事が多くなりました。

会社でいうとセッターは経営者であり社長のポジション。
アタッカーはその下で働く技術者。
リベロは営業職。のようなものです。

そうやって考えていくと、今、もし現役に帰れるなら、きっと上の大会までいけたと思います。地味な仕事だからこそ、それが一番大切で、黒幕なのだと。

全ては一つのボールでつながっていて、それをコントロールしているのはセッターなのだと感じたとき、過去の自分への後悔と、将来あるべき自分の姿への追求を決心しました。

なんか、シューズを買いに行くだけで大げさなブログとなってしましましたね。