B&B&B

回り道を全力疾走

no job no money no girl no problem

2007-05-01 23:59:50 | 未分類
job と work の違いについて誰かから教わった気がします。

ただ、あまりよく覚えていません。

俺の勘違いでなければ、job とは人から与えられる仕事。
もともとある仕事。誰がやっても同じな仕事。
パートタイムジョブ。に代表されるように誰がやっても同じ、お金を得るためにするような仕事をジョブと言い、

work とは、自分が何か問題意識を持って、自ら動き出す仕事のこと。
ワークキャンプやワークショップのように参加する一人一人が自ら考え行動すること。社会貢献を目的とした仕事をワークと言う。

なんか、こんなニュアンスの言葉を聴いたような・・・いつ聞いたか、誰から聞いたかは覚えていません。
もしかしたら、ジョブとワークを逆に覚えていたりもしているかもしれないですが、多分、こんな感じだったと思います。

ある、同じ仕事をしている人であっても、その人がどういう”思い”でその作業をしているかで、”ジョブ”をしているか”ワーク”をしているかが変わってきます。

FUNでは誰もが知っている3人の大工の話があります。

ある、アメリカから来た旅人が、ヨーロッパを旅していたときの話です。
そこは建設途中の建物があり、そこで3人の大工が同じ場所で同じ作業をしていました。レンガを積み上げるという単純な作業です。

そこで、旅人はその3人の大工に全く同じ質問をしてみました。
『今、何をしているんですか?』と。
しかし、返ってきた答えは3人ともバラバラでした。
一人目は、
『見れば分かるだろ、レンガを積み上げているんだよ。』
と、
二人目の大工は、
『俺か?、今は一日5ドルの仕事をしてるんだよ。』
と、
そして、三人目の大工はというと
『僕は、いま、世界の歴史に残る建造物の建設に携わっているんだよ。』

一人目は、タダ単に、自分のしてる仕事を 客観的に見ているだけです。
誰が見てもわかること。誰がやっても同じこと。それがジョブです。

二人目は、自分が受ける効用を述べています。
もちろん、自分が今どれくらいの効用を受ける価値のある仕事をしているかを認識するのは悪くはない考え方かもしれないですが、金を稼ぐためだけの仕事としての認識しかないこの人も、やっていることはジョブです。

そして、三人目の彼は、見ているところが少し違います。
彼の自分の仕事で見ているところは未来です。
自分が今、どういう目的でどういう仕事をしているのかを認識しています。

この3人の中で給料が下がっても続けてくれる人が一人いたとすると、それは3人目の彼以外には考えられません。

自分が今やっていることはジョブかワークか・・。
楽しく働くためにはワークをする事が一番です。

いつも、僕が気をつけていることは、何をするかではなく、何を考えてするか。
何をしたかではなく、何を考えてしたか。
自慢げに、自分の名誉ある経歴を並べたところで、一体その経歴を通して何を感じ、何を学んだかを語れないようでは、愚の骨頂です。

就職活動のことをジョブハンティングと英語では言うそうですが、これもやっている客観的な作業しか見ていないのではないかと心配しています。

FUNでは各仕事の本質を学び、深める講座が沢山あります。
(FUNの宣伝になってしまいましたが・・・)

まぁ、大事な事はそういうことです。

昨日、no job no money no girl no problem という文字の入ったTシャツを買って、そんなことを思っていました。

no jobはあってもno workにはなりたくはないなと感じる19歳。