B&B&B

回り道を全力疾走

韓国一人旅パート9 二日目(5)

2007-02-20 21:25:38 | 未分類
夕日が沈んできた頃、今までずっと韓国語の通訳をしてくれていた、シンさんが用事でいなくなるということで、ほとんど日本語が話せないスージーとほとんど韓国語が分からない僕とどのように過ごすかを話し合っていました。

僕は、結構いっぱいいっぱいだったんで、もうここで解散して、自由行動させてもらいたかったりもしたんですが・・。

『別に、もう一人でも大丈夫だよ』とかいう
そんな言葉をちょっとこぼすと・・。


かなり落ち込んだ様子で、彼女が黙り込んでしまいました。

ヤバイ!? せっかくの親切にしてもらっているのに、悪い事言ってしまったかなとか思っていたら、

彼女らから一言・・。

『本当に一人になりたいなら、そうするけど、もし、私達の事を気にしてそんな事を言っているんだったら、私達は大丈夫だから・・』と

・・・・・・・・・・そんなこと言われたら・・・。

ねぇ・・・・。

と言う事で、結局、スージーと二人で、過ごすということになりました。

初めは映画を見ようかという話だったけど、彼女がそこでも俺に気を使ってくれて、やっぱり、ご飯でも食べながら話しようか。

と言う事になりました。

そうして、彼女につれて行かれたところは・・・。

デザート専門の店?

なんかメッチャメルヘンチックな店!?

椅子が、おとぎ話のお城に出てくるそのまんまです。

こんなところになぜ?
と聞くと、なんか食べたかったから・・。と

意味ワカラン。。こいつらは・・。一体なんなんだ。と感じながらも、おいしそうなデザートを頼みます。

ちなみに、僕が韓国でいた店のメニューは全て文字だけ。

写真つきのメニューならまだ頼みやすかったんですがね。。

本当に頼んでみないと何が出てくるか分からない代物です。

ここでは、ドデカイかき氷。がやって来ました。

それに引き換え、彼女が頼んだのは、ココアのみ・・。

あれっ?お腹すいたんじゃなかったのかな?

なぜココアだけ?

そして何故つれてこられた俺はこんなにでかいカキ氷頼んでいるんだろう?
とか不思議に思いながら・・。

乙女心に振り回されていました。


そのとき話した話題は、まぁ日本での生活のことだとか、夏会ったときの思い出の話とか、彼女の彼氏の話とか、してました。

スージーの彼氏。僕は面識があって知っているんですが・・。
あんまり、、好きじゃなかった・・。

いやもしかしたらお似合いかもしれない、きついことをすっぱり言うところとかは。
その彼氏も夏に西南に留学に来てた人ですが、、なぜか、僕が語学を英語しか習っていないと言うと、ダメだしされました。『もっと勉強しろよ』的な感じで。。

まぁその彼は中国人で、英語も、韓国語も、そして日本語もできてすごいと思いますが、、その人に俺がそんな事を言われる筋合いないかなってちょっと印象が悪いままなんでですね。

そういえば、今思えば、なんかすごい状況だったんですよね。

中国人の彼氏がいる韓国人の女性の相談を日本人の僕が聞いている。。

なんてグローバルな話なんだろう!?

ただ、そのスージー、彼とは、夏以降、1度しか会っていないという・・。

何でも彼は今博士号とるのに中国で勉強中なんだそうな。

そういえば、この日の昼に、たぶんその彼に上げるバレンタインのチョコを買うのに付き合わされたっけ。

で、そこで買ったのは案外小さく安いもの。
まぁ、大事なのは気持ちですけどね。

国際郵送でもするのかな?とか思いながら見ていましたが・・。
まぁ、僕には関係ないことですね。

ここではなんか普通に書いていますが・・。
これだけ話すのにも大変な苦労をしたんです。

お互いの言葉が通じないので、英単語を出したり、辞書を持ち出して、お互いに電子辞書で会話・・。

ちょっとロマンチックを感じたりもしたんですが、やっぱり最後はヨルシミコンブヘ(熱心に韓国語勉強して!)と言われます。

その喫茶店で、韓国語の指導も受けました。
ソウルでは、できるだけひとりで観光したいと言ったら、アンデー(ダメー)とか言われたりもしました。

彼女は、僕が何しに韓国に来ているか理解していないようです。
僕は、一人旅をしていて、そのついでに、友達に会うつもりだったんです。

これじゃ、、本来の目的が果たせない・・。

ホンジャッソ、カーゴシッポ(一人で行きたい)と言うと。
一人だったら、フクヤマは日本人だからボッタクリにあうよ。と強く反対されました。。

いったい彼女は何なんでしょう。。まるで親のような剣幕でした。

そんなこんなで夜遅くまで話し込んでいました。

初春の悲劇!?

2007-02-20 19:12:31 | 未分類
今日、、、朝からずっと韓国旅行についてパソコン打っていました。
が、まだ2日目までしか打ってない。。

韓国旅行の内容が濃いすぎるんです。
いろいろありすぎて、8日間書こうと思ったら、多分、本が一冊発行できる分量書けますよ。

だから、ちょぼチョボ韓国旅行については書くとして、
今日はそんなモヤモヤした気持ちを吹き飛ばすために、単車でショッピング!?

そんな矢先のことでした。

何度か言ったように、僕の彼女は150キログラム。
僕の体重の2倍以上です。
そんな、愛車に乗るときに一番気をつけないといけないのは、走り出す前です。

走り出せば、安定性は、抜群なんですが、走り出す前は、どうしてもその重さから不安定です。

ちょっとバックさせてバイクを出そうとしたら・・・・バランスを崩し転倒させてしまいました。

そのときのショックで、ブレーキレバーの先端が折れた~~~!!

俺の愛車が~~~!?どこにも怒りをぶつける事ができない悔しさに苛まれ、一人で苦しんでいました。。。

そういえば、数週間前にも、親父の原付乗っていて、転倒させたっけ・・。

その時は、原付に乗りなれていないせいだったんだけど、

そんときの原因は、クラッチがなかったこと、単車ならクラッチがあってアクセル回しても安全だけど、原付とかオートマは危ない!?
誰でも乗れるように設計されているのはいいけど、それ故に、事故が多発し、
オートマの普及と共に事故が増加しているんだよね。

もともと、運動神経がない人は、車は乗っちゃダメだよって、祖父が言っていたけど、それもそうだなって思います。

そう考えると、やっぱり原付よりも単車のほうがいいですね。

結局はそういった結論しか出せない僕ですが、やっぱり、いつもながら、風が気持ちがいい。。

これが原付との差ですね。


韓国一人旅パート8 二日目(4)

2007-02-20 10:58:41 | 未分類
酔っ払いに別れを告げたあと、僕らは、APECの会議が行なわれた施設を見学しました。

そこには、小泉前首相や、ブッシュ大統領が実際に座った席や、実際に写真撮影に使った台などに乗ったりして、ちょっと国の最高幹部の気分を味わいました。

やっぱすげぇな・・。国の重さってのは・・。とか、ガキながらに思いました。

さて、その後、歩きつかれたと言う事で、飯屋を探しました。

そうですね、昨日から、僕に付き合っているせいで歩き詰めです。
僕はまだ、全然大丈夫ですが、彼女らは女の子だし、いつもゲンキに振舞っていても、体力にも限界があります。

本当に申し訳ない気持ちと、感謝の気持ちでいっぱいでした。。
と言うか、むしろなんか辛い気持ちでしたね。

夕飯に彼女らが選んだのはトッポッキと呼ばれる韓国のもちに辛いソースを混ぜたものと、天ぷらみたいなやつでした。

このトッポッキ・・・。絶対に忘れられません・・。
死ぬところでした・・。

まず、始めに食べた天ぷらのようなやつは結構好きでしたが、
トッポッキ・・。これは・・・辛い!!!!!!!!!!

マジで辛い!!!!!!

調子に乗ってパクパク食べていたら、後に地獄の苦しみが襲ってきました。

水はセルフサービスだったので、テーブルと水汲みの場所まで十数回往復を重ね、、、重ね、、、。

その姿を見た彼女らは、なぜか謝ります・・。

いや、謝る必要は全くないんですがね。

でも、そのトッポッキを涼しい顔で、平然と食べている彼女らを見て、、
『ケンチャナ(大丈夫?)』と聞くと、全然平気だそうです。

この日・・。韓国の女性とは恋愛できないなって思いましたね。。

それほど、トッポッキは衝撃的でした。
トッポッキは韓国では、ほとんどの人が好きな食べ物で、嫌いな人なんか聞いた事ないそうです。。

僕は嫌いです。トッポッキ。と言うか、辛すぎで食べられません。

味なんか感じられません。辛すぎて。

そんな、口が麻痺したまま、店を出て、そのままソミョン(四面)へ。
次に行くところを聞くと、なにやらステッカ?よく聞き取れなかったんですが、

連れて行ってもらったところを見てようやく分かりました。
プリクラです。
多分ステッカーと言っていたんでしょう。

韓国のプリクラは、面白いもので、写真屋さんの中にありました。
ゲーセンじゃなかったんです。

ただ、その機械を見てみると。。日本語。。日本語。。

これって日本のプリクラそのまんまジャン。

帰国後、姉に聞くと、日本で時代遅れになった機種をそのまま韓国に運んでいるんだとか・・。

もちろん操作はハングルで書かれていましたが、音声は日本語。。

『好きなフレームを選んでね』とか『これが最後の撮影だよ』とか、
韓国にはミスマッチな音声でちょっとおかしく感じるプリクラでした。

お次は、2日目の夜・・続く・・。

韓国一人旅パート7 二日目(3)

2007-02-20 10:33:02 | 未分類
二日目の午後は、ヘウンデに行きました。
しかも雨です。ちょっとは小雨になってきましたが・・。

バスで約30分ぐらいですかね。それくらいかかって行きました。

韓国のバス。激しいですよ。。
韓国の車ってのは、釜山でもソウルでも、運転が荒い・・。

それはバスでも同じで、加速が日本とは違う・・。
と言うか、運転手さんが、乗客の安全を考えていない!!!?。

急発進、急ブレーキは当たり前です。
だから、立って乗っているとまるで拷問のように辛い!!!。

まぁ、加速が好きな僕にとっては面白くもありましたがね。

ヘウンデについて、気付いたんですが、、
まぁ、リゾート地というような場所でした。

ビーチがきれいだったり、海沿いにホテルが並んでたり、、韓国に来て振り回されっぱなしの僕の疲れを癒してくれそうな景観がそこにはありました。

冬のビーチと言うのに、結構人も多い。。

海鳥に餌をやっている人とか、浜で遊んでいる人とか、いいですね。

今度は是非、(ホンジャッソ)一人で行きたいです。

やっぱ、隣に誰かがいると、その人が気になって、ゆっくりできません。
彼女達はにとってはこの場所は、よく来る場所で、つまらない場所なのではないかとか、、、もう少しここでボーっとしていたいけど、彼女達はもっと別の場所に連れて行きたいのではないかとか・・。

なんか、こういう性格が好きで嫌いですね。

だからこそ、そんなことを考える必要のない一人がいいんですが・・。
いや、でもそれ以上に、付き合ってくれることに感謝はしています。
この上ない感謝です。多分一人では分からないようなお店に連れて行ってくれたり、一緒に遊んでくれたり、話し相手になってくれたり。

そんなことを考えながら、浜を歩いていると、あるアジョッシ(おじさん)に話しかけられました。

もちろん韓国語で。

なんていっているのか分かりません。

ただ、なにやらタバコを出していたので、ライターの火を貸してくれと言うような感じでした。

ここはシンさんに助けを目配せ。
本当に頼りになるネェサン方だと感じながら、彼女の説得を聞いていました。

しかし、このおじさん、なぜか引こうとしない・・。
しかも酒臭い・・。

酔っているのか?
もしや、浮浪者か?

そしたら、関わるのはまずいな・・。とか思っていたら、

シンさんが、ちゃんと僕が日本人で、韓国語で話しても理解できないよ。と教えたはずなのになぜか僕に韓国語で話しかけてくる。

僕は、満面の笑みで対応・・・。

それが通じたのか・・。最後は『OK、OK バーイ!!』となぜか英語で話されました。
まぁ、いいかと思いながら、『イエス、、バーイバーイ』と答え、

ラストはなぜかそのオジサンとハイタッチして別れました。

なんとも、クレイジーな体験でしたね。

韓国で酔っ払いに絡まれるとは・・。


韓国一人旅パート6 二日目(2)

2007-02-20 10:11:30 | 未分類
2日目は、雨ということだったんですが、この日も2人も来てくれました。
シンさんと、ヌナ(スージー)ですね。

彼女らは僕より1つしか歳が違わないのに、大学4年生なんです。
なぜかと聞いたら、モリガチョア(頭がいい)からと・・。笑いながら・・。

マジか?飛び級?
本当か嘘かも分かりません。
シンさんなら、それは納得ですが、スージーに関しては信用できない・・。
だって、英語も日本語もほとんどできないような女性です。
すごいと思うところは、容姿が美しくて、積極的なところくらいです。

まぁ、彼氏持ちの人のことなんか考える必要はないんですがね。
とりあえず、飯と言う事で、食べる事に・・。

このとき食べたのが、スジェビと呼ばれるものと、キムバッ。(このブログハングル表記できないから辛い・・。)

味は・・・。まぁまぁ。。
辛くはないから、良かったです。
彼女達はきっと、僕が辛いのダメって言う事でちゃんと考慮してくれたんだと思います。

食事中、話題はソウルについて。
もともと、釜山とソウルに4日間づつくらい滞在するつもりで、それを彼女らに伝えていたんですが、ソウルにも女友達がいるというと、『彼女にはいつソウルに行くか連絡しているのか?』と聞かれ、『いや、していない』と言うと、ヘンドゥポン(携帯電話)貸すから、その子に今電話しなさい。と言われてしまいました。

かなり強い口調です。『いや、大丈夫だよ』という僕の言葉なんて聞きやしない。
とにかく電話しろと言うような、表情を見せる彼女達に反抗する術なんて持ち合わせていなかった僕は、しぶしぶと、ソウルにいるタウンに電話する事に。

『hello! I'm FUKU! Do you remember me ?』とか久々に英語で話しましたが、なかなかうまく話せません。
とりあえず、2日後にソウルに行くけど、もし迎えに来れるようなら来て!
とか言ったり、まだ新幹線のチケットが手に入ってないから、時間が分かったらまた電話するとか、伝えましたが、、、メッチャしどろもどろでした。

タウンは何とか今の状況を理解してくれたようですが、実際俺が、何のために電話をしているかがわからなかったんで、言葉が詰まってしまいました。
ヤバイって思った瞬間。思いついたのが、目の前にいる彼女らに電話を変わってもらう事でした。

一体俺は何してんだろう・・。と思いながらも、携帯を、チェストパス!!
・・・韓国人同士ということで、なんとか、話はわかってもらえたようです。


・・・。がタウンには本当に申し訳なかったという気持ちでいっぱいです。

電話後、聞かれたのが、『ソウルにいる友達は女?』ということ。
『そうだ』と言うと『何人いるの?』と、、
『2人』、『2人とも女?』『そうそう!』

なぜそんな事を聞くかは分かりませんでしたが・・。

女たらしだと思われたかもしれません。。

別に・・。好きで女友達ばっかり作ってきたわけじゃないし・・。自然と韓国人男性に縁がなかっただけなんだけどな・・。


とかなんとか思いつつ。。、

皆で本屋に行きました。
何故、本屋なのかなって思っていたら・・。

僕にもっと韓国語を勉強させるための教材を探していました・・。

おいおい・・。

まぁ、確かに、韓国語がまだまだ下手なのは自分でも自覚してるけど・・。

こういう、直接的で分かりやすいところも、韓国人の性格上好きなところですが、
直接すぎやしないかい?

それか、もっと俺の意見を聞いてくれればいいのに・・。

まぁ、この国は儒教の国だから、あまり年下の僕が口を出すと何されるか分かりません。。

ただ、その代わり、色々奢ってくれるんです。

僕はお金はたっぷり持ってきていたんで、全くその必要はなかったんですが。
そういう風習なのかもしれません。

二日目の宿泊は、無難にホテルに泊まる事にしました。
ここなら、日本語も通じる、英語も通じる。いたって安心です。

ホテルに荷物を預けたあと、彼女達の家のあるヘウンデに向かいました。

『ヘウンデ?』僕はその場所は全く知らないと言うと、スージーは怒って『ヘウンデは韓国で有名な場所だ。覚えとけ!!』というような口調で話されました。

このヘウンデ、漢字に当てはめると『海雲台』だそうでこの漢字は結構好きでした。

そして、そのヘウンデでもさらなるハプニングが・・・。続く・・