韓国一人旅パート５ 二日目（１）

二日目は、朝の１１時に僕の泊まったモーテル前に集合。という事だったのですが、

早起きの僕にとっては、かなり厳しい集合時間。

テレビをつけても韓国語で何を言っているか・・・・でも、なんとなく分かる。

特に、テレフォンショッピングは、同時通訳ができそうなほど、分かりやすい。
全く日本と同じ。
『このマシンを一日たった５分使い続けるだけで、なんと一週間で５キロもやせる事ができる。まさに苦労しらずのダイエットが行なえます。皆さんもこの機会にぜひともお電話を！！』・・・。みたいなことを言っているな～～ってすぐ分かります。

面白いですよ。
確かに政治のニュースはちょっと難しかったけど、バラエティーも全然笑えなかったけど、アニメはちょっと分かったかな。ブリーチとかも韓国語で放映されてたから、韓国語でも内容わかってたから、楽しめました。

モーテルに泊まっていて、大変だった事は、一人で外出するときです。
やっぱり朝ごはんは食べたい。と言う事で、ちょっと近くのコンビにでも行こうと思ったとき、部屋の鍵をどうすればいいか分からない・・。

思い切って、店の人に韓国語で聞いてみました。

・・・・・・・・・・・なんなく玉砕・・。

俺様の韓国語が通じない・・。
いやコンビニエンスストアの単語が伝わらなかっただけなのか？
必死にジェスチャーを駆使して自分の思いを伝えました。

途中、何を勘違いしたか、歯ブラシを渡されたり、髭剃りを渡されたり、
終いには、なぜか新しい部屋の鍵まで渡されそうになりました。

ここで、自分の韓国語の語彙力のなさ、リスニングの必要性を痛感しました。

近くのコンビニに行くだけで何でこんな大変な思いをしなきゃいけないんだと感じながら、最終手段で電子辞書を取り出して、コンビニと入力。韓国語表示。

なんとかわかってもらったみたいで、コンビニまでの道を教えてくれました。
別に、コンビニまでの道は知っていたんですが・・・。

まぁ、鍵は持ってるままでいいやと勝手に解釈して、コンビニで買い物。。。

セブンイレブンは韓国にも健在です。
ちょっと品は違いますが、お菓子なんかは、ハングルか日本語かという違いくらいでほとんど同じでした。

なにを買おうか迷っていたら、店の人に話しかけられました。
なんていってるのか分かりません。

おそらく、店内をうろうろしていたんで、不審がって、何をお探しですか？って声をかけられたんだと思いますが、、別に何を探しているわけでもなかったんで笑顔でシカト。。。

朝食に選んだのが、メントスとハルスという飴。
なんと質素な朝食なんでしょう。

再び、部屋に戻ってテレビをつけます。

なんていっているか分からないけど、なんか一人は寂しいので、テレビをつけたんでしょう。

１１時まで少し時間があったので、その間に、彼女らに手紙を書くことにしました。ただ、持ってきた日本のはがきは２枚。

昨日、ガイドしてくれた友達は３人。
まさか、３人もガイドしてくれるなんて思っても見なかったから、はがき２枚しか持って来ていなかったんですね。

足りない人には、持ってきた、星野村の風景の写真の裏にメッセージを書くことにしました。
まぁ、この日は下書きだけで終わりましたがね。

僕が韓国の彼女らにメールするときも手紙書くときも、使う言語は３ヶ国語です。
日本語英語韓国語。
ソウルにいる、二人の友達には英語と韓国語だけですが、

一番時間がかかるのがやっぱり韓国語です。
辞書を何度も引きながら書いているのでその分短く、しかも時間がかかります。

日本語も、頑張って分かりやすい単語、熟語、表現の仕方を心がけて書くので、
時間がかかります。

なぜか一番簡単に書けるのが英語です。

そんなこんなで時間です。

荷物を全て持って、外に出ると、、雨、、、。

雨男は韓国でも健在でした。

さっきのコンビニで折り畳み傘を買って、彼女達を待つ事１時間。。。

来た！！

基本僕は集合時間の３０分前くらいから待つ事にしているので、少し時間にルーズな彼女らにとっては、考えられないかも知れません。

韓国一人旅パート４ 一日目（後半）

そんな、モーテルに女３人を引き連れて入って行きました。

こんなところを誰かに見られたら・・・。とか思っている暇はありません。
なんと心強い、友達だろうとマジで感謝感激でした。

店の人はもちろん韓国語しか話せませんので交渉は、彼女達がすることに・・。

一度は僕が日本人だからという理由で断られました。
日本人だったら普通のホテルに泊まればいいじゃないか、と言う感じでした。

が、彼女らの強い説得で店側も折れて、泊まらせてくれることに・・。

なんて強いんだ・・。

というか、なんか彼女らにまかせっきりの自分が恥ずかしく感じましたね。

部屋はいたってきれいで、本当に素敵な部屋でした。
値段は一泊３０００ウォン（約４０００円くらい）です。
そこ荷物を置いて、皆で観光に行きました。

と言うかつれてって貰いました。

地下鉄でいったんですが。
まず切符の買い方から分からない。

販売機が合ったんですが、日本とは仕組みも違って買い方が分かりませんでした。

まず、お手本として彼女達に買ってもらいました。

本当にこの初日が最高に幸せだったのかもしれません。

まず初めに連れて行ってもらったのがチャガルチ市場。

なんか、昔の日本を見ているみたいでなんか懐かしい気分でした。
途中の店では、男二人がつかみ合いのケンカしていたり、と面白い物を見させてもらいました。

これが韓国か～～と感動したのを覚えています。
店の人に声はかけられますが、なんていっているか分からないのでシンさんに助けを求めたりしていました。

なんとも情けない俺・・・。

その後も釜山タワーに向かい、途中で、日本で言うおみくじをしました。

なんか、そのおみくじは特殊で、誕生日を言って、鳥に沢山ある紙から一枚引かせるんです。

なんとも面白いおみくじです。

その内容は・・。

もちろん全てハングルでかかれてあります。
辞書を駆使すれば３０分から１時間で解読できるでしょうが、ここは甘えて彼女らに翻訳をお願いしました。

６月までは安定しているが、夏からは女性問題に注意だそうです。。

確かに・・。気をつけなければ・・。
今まで何度その問題で苦しんだ事か・・・。

釜山タワーの前には、韓国の英雄イスンシン。
これは高校のときに僕が調べてた偉人です。彼のことなら結構知っています。

途中にあった無料の写真展覧会に足を運んだりしましたが、結局釜山タワーには登りませんでした。

僕が登りたいって言ったら、きっと彼女らも一緒に登るに決まっています。
僕は沢山お金は準備していましたが、彼女らは日常なんですよね。

僕一人のために、そんなにお金を使わせたくない。
タダでさえ、僕と共に行動するのに交通費がかかっているのに・・。
という思いから、『登りたい』という質問には『登りたくない』と答えました。

たぶん、一人だったら登ってただろうなって思いますが。
やっぱり、今の僕には彼女達を思うことが優先でしたから。

その後、夕食・・。　　ピザを食べましたよ。ピザ。

そこでだったかな。スージーが、私のことはヌナ（姉さん）と呼べと言われました。

こういうところが、釜山っぽいところですかね。

日本で言う大阪。活気があって、何でもズゲズゲという。
彼女も日本語下手でできないくせして、僕にはかなりでかい態度で韓国語もっと勉強しろよ見たいな口調で言っていました。

ただ、そんな言葉の裏にはやはり優しさがあるんですが・・。
じゃないと、４日間も朝から晩まで一緒にいてくれたりしませんよね。

夕飯のあと、行こうと決まったのが『ポケッボール』
最初それが何なのか全く分かりませんでした。
『英語得意なんだろ？分からないの？ポケッボールだよポケッボール。』

シンさんの通訳よると、棒でつついたボールを穴に入れるゲームだそうで・・・・・・・。
あっ
それってビリヤードじゃん！？

韓国ではそれをポケットボールっていうらしいです。
英語でもあるのかな？

ビリヤード、、中学の時は悪友とちょっとやっていましたが、、
もう、５，６年ぶりぐらいですよ。

韓国では、大学生に人気だとか・・。
４人だったので、２人づつのチームに分かれて１５ボール。

ルールは日本と同じ。

とりあえず、皆さんのお手並み拝見・・。

並！？

多分。この中だったら、俺が一番うまい！？

もちろん、皆もそれを認めてくれましたが。

あぁ、、ここでも、ちょっと罪悪感を感じました。

俺がうますぎて、皆が楽しくないんじゃないかって不安に思ったりしました。。

俺、スポーツ何でもできてごめんなさい。
６年のブランクでも、才能は変わらなくてごめんなさい。。

なんどチームを変えても、僕のチームが勝ってしまいました。

わざと負ければよかったかな、、とか思いつつ、やっぱり勝負事には手を抜けない負けず嫌いです。

そんなこんなで一日目終了。

また明日も、１１時くらいにモーテルまで迎えに来てくれるということだったので。
本当に悪いとは思いながらも、ちょっと一人で歩き回る時間が欲しいなと思いながらも、大切な釜山の友達なので断りきれず、感謝と共に言葉に甘える事にしました。