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かやく御飯 & 鰤と大根の煮物

2014年01月11日 | ビオキッチン京都
寒さもだんだん厳しくなってくると、いよいよ冬の京野菜がおいしくなってきます。

人参、大根、蕪、水菜、九条ねぎ等です。かやく御飯にはやっぱり、まっかな京人参がいろどりもよく上品な甘味がでます。聖護院大根は、丸大根で、苦味もなく煮物にむいていますが、近頃は京野菜がとても高いようです。

長い大根でもいいと思います。ただ煮くずれないように、面取りはしてくださいね!鰤は霜降りすることで、魚の生ぐささをとります。大根とは別々に炊いてから、炊きあわせてください。ちょっとした事でおいしくなると思います。


「聖護院大根」


今月は京野菜の代表格、聖護院大根の登場です。この大きな丸大根は、江戸時代の終わりに尾張地方の宮重大根という長大根が京都の聖護院地域に伝えられたのち、だんだんとこの形になったと言われています。

この大根は肉質がきめ細かくやわらかいのに煮くずれしにくいのが特徴です。辛味も少なくほんのりと上品な甘みがあり、とろけるような口当たりです。是非一度お試し下さい。

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かやく御飯

作り方

1.米は30分前に洗ってざるにあけておく。


2.牛蒡はささがきにして水につけておく。


3.他の材料は細かく刻んでおく。


4.炊飯器に1の米と、水を切った2の牛蒡と3の材料を入れ、Aの出し汁で炊く。


材料(4人分)

米:3合
金時人参(京人参):1/3本
牛蒡:1/3本
おあげ:1/3
こんにゃく:1/3
鶏肉:100g

A
出し汁:3カップ
薄口しょうゆ:大さじ2
酒:大さじ2
塩:少々


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鰤と大根の煮物

作り方

1.大根は適当な大きさに切り、面取りをしておく。


2.鍋に、水と昆布を入れ、1の大根を湯がいておく。


3.2の大根をBに煮汁で炊いておく。


4.鰤は30分程前に塩をしてから、熱湯をかけて霜降りにしておく。


5.鍋にCの酒とみりんを煮切ってから、濃口醤油を入れ、4の鰤を煮る。


6.3と5をあわせて、少し火を入れてから、柚子の皮の刻んだものをのせて出す。


材料(4人分)


材料(4人分)
聖護院大根:1/2個
鰤:4切れ
土生姜:少々
柚子の皮:少々

B
出し汁:2カップ
薄口しょうゆ:大さじ2
みりん:大さじ2

C
酒:大さじ3
みりん:大さじ3
濃口しょうゆ:大さじ3



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