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中華街ランチ探偵団「酔華」

中華料理店の密集する横浜中華街。最近はなかなかランチに行けないのだが、少しずつ更新していきます。

消えた海岸通り団地

2013年07月10日 | Weblog

 昭和30年代に建築された海岸通り団地。

 解体直前の風景を残しておきたい。


 





























































 ここからは新しく建て替えられて名前も変更になった「シャレール海岸通り」からの眺望だ。


 鶴見方面。


 新横浜方面。


 川崎かな。


 遥か彼方にスカイツリーが。


 ナビオス横のトランプ。


 赤レンガ倉庫。


 大桟橋とベイブリッジ。





























 建築当初の団地の家賃は結構なお値段だった。大卒の初任給が1万円くらいのところ、1Kの単身者用住宅は3500円だったというから、月収の約3分の1。
 それなりの収入のある人しか入れなかった。

 ところが、その家賃が据え置かれたり、少額の値上げだったりしていたため、解体直前の平成20年頃は2万円台という、逆に格安の公共住宅となっていた。

 そして今回の建て直し&移転によって、家賃は約10万円に跳ね上がった。世帯用では25万円なんていう部屋もできたようだ。
 当然、ここに住み続けられない人もでてくる。

 こうして家賃が変化するたびに、そこに住む人々も入れ替わってきた。そのため、今まで作られていたコミュニティーが崩れてしまったりする。

 それにしても家賃25万円なんて、どんな部屋で、どんな人が入っているんだろうか。
 

【参考】時間があったら読んでね。

取り残された人と場所

酔華の海岸通り物語

 

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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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変わり行く街 (ばんど)
2013-07-10 10:33:39
ワールドポーターズの対岸で異端を放っていた(どちらかと
いうと後からできたみなとみらい側の方が異端なのだが)あ
の建物もとうとう姿を消しますか。
旧住民の方が言っていた「勝手に一等地にしておいて・・・」
という言葉が心に残ります。
返信する
すでに (管理人)
2013-07-10 22:53:32
>ばんどさん

旧海岸通り団地は解体されました。
今は更地になっています。
今後は森ビルかどこかの高層ビルが建つはずです。
返信する
読み応えがありました。 (つちころり)
2013-07-14 09:24:29
都市も時代ごとに変化していくものですから、仕方がないですね。
ただ、調和というか、そういうものだけは重視してもらいたいですが。
森ビルだとしたら、上にmマークの、ヒルズなんですかね。ぶち壊しみたいな苦笑。
返信する
Unknown (管理人)
2013-07-15 20:38:16
>つちころりさん
ありがとうございます。
調和…難しいですね。
返信する

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