中華街ランチ探偵団「酔華」

中華料理店の密集する横浜中華街。最近はなかなかランチに行けないのだが、少しずつ更新していきます。

最近の中華街

2017年08月24日 | 中華街いろいろ

 ここは中華街大通り。「華勝楼」の跡地がこうなっていることは、既に以前の記事でお伝えしましたが、やっぱり違和感がありますよね。
 元「華勝楼」の両隣りは「萬珍樓」と「均元楼」という老舗が建っています。その間に手相占いと北京ダック食べ歩き店が入ったわけですから、昔の中華街を知っている自分としては、妙な光景に思えてくるのです。

 もともと「華勝楼」の敷地は広くて、裏の広東道までつながっています。現在は大通り側の一部でこういう店舗が建っていますが、この後ろは時間貸しの駐車場になっています。今の姿は一時的なもので、いずれ大きな建物ができるのでしょう。

 そうなると、個人的には中華街歴史博物館とか孔子廟なんかができればいいなと思います。長崎にあるようなものは無理でしょうけど……。
 
 ところで、最近の中華街では「食べ歩き」という言葉が流行っていますが、これってどういう意味なのでしょうか。辞書を引いてみると…
 
 三省堂大辞林【食べ歩き】土地の名物料理やおいしい食べ物を、あちこち食べてまわること。
 デジタル大辞泉【食べ歩き】その土地の名物料理や珍しい食べ物を、あちこち食べて回ること。

 とあります。

 食べるものが、美味しい食べ物とか、珍しい食べ物という微妙な違いはありますが、基本的には「あちこち食べて回ること」です。
 最近、この町で使われる「食べ歩き」というのは、「歩きながら食べる」という意味になっているようです。「歩き食い」ですね。

 『私の趣味は食べ歩きです』なんてことをよく聞きますが、この人たちは歩き食いを趣味にしているわけではありません。休みを利用して旅に出て、美味しいものを食べさせる店を何軒か巡る、そんな楽しみを語っているのです。

 まあ、どうでもいいことなのですが、中華街で増加している「食べ歩き」という文字を見ると、つい反応してしまうんですよね。
 

 これもすでに記事にしていますが、焼肉屋さんの跡がこうなりました。
 もともと中華街には焼肉店がたくさんありました。たぶん、むかしは町内に住む韓国・朝鮮人が多かったからだと思います。

 関帝廟通りの「やすいや」。あそこのランチは美味しかったです。安くてね。
 市場通りの「ティマン」。ここのランチも好きでした。
 名前は忘れましたが、「金華園」近くのマンションの地下にあった焼肉店。
 南門シルクロードの「JTOPOKKI」。
 蘇州小路の「焼肉厨房・菜」
 そして中山路の「京城苑」。ここはいつも満席だったのに…

 これらは全部閉店してしまっています。
 現在あるのは、「金華園」の並びのマンション1階にある「和三八」。そして最近、西門通りにに登場した「源」。
 それにしても「京城苑」の閉店が惜しまれます。


 さて、焼肉「源」と同じ系列らしい「錦里」では、変面ショーのほかに、こんなことも始めたのでしょうか。
 茶芸ですよね。また、ランチを食べに行くかなぁ~


 坦々そうめん、どうなんだろう…


 「うんこドリル」なんてのもあるし、最近は流行なのかな。


 「福満園餃子バル」の前。オープンした頃はこんな文字が浮かんでいたが…


 最近は乱れてきたね。


 関帝廟通りの「三和楼」。店頭でジャズが流れていた。


 排骨サンマー麺、しじみラーメンか、美味しそうだなぁ♪
 
 ということで、本日の中華街パトロールは終了。


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