図書館で昔の新聞をあさっているとき、またまたこんな記事に目が釘付けとなり、思わずコピーしてしまった。 なにやってんだろうね……。こんなことを繰り返しているから、本来の調査がまったく進まないのだ。 でもコピーしちゃったから…… 山の中で裸で暮らしている男。一瞬思ったのはサンカだ。でも、そうだとしたら自分で服を作っていないのがおかしい。 この男は何者だったのだろうか。 参考に、柳田國男の「山の人生」を貼っておきます。青空文庫から ところで、本文に出てくる「保土ヶ谷遊郭」というのはどこにあったんだろうか。 そう思って調べたら、こんな記事に出会った。青山文平さんのエッセイだ。 横浜色街の記憶――結界だらけの街を歩く(前) 横浜色街の記憶――結界だらけの街を歩く(後) ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね |
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10年くらい前ですが、足を新聞紙で包み、
その上をガムテープでぐるぐる巻きにしている人が横浜公園に住んでいました。
靴がなかったんでしょうね。
もちろん服(?)はボロボロ。
髪の毛は伸び放題。
すぐ近くに区役所があるのに、と思いました。
立志伝を夢見た青年も気になりますが、
読みだすときりがありません。
図書館にいる時間は限りがあるので、
いつも中途半端な調査になってしまいます…
昔の記事には野次馬ネタが多いですね。
夫の浮気を気にして子連れで家出し心中とか。
橋の下で生活をしている人々を写真入りで記事にしたり…
毎日、かなりの量を見ます。
そして、差別用語も普通に使用されているのもすごいです。
「好き」ではなく、スキ村の出身らしいというので
そう呼ばれていました。スキはもじゃもじゃのロン
毛で真っ黒のボロをまとっていました。体格の良い
男性で、お地蔵さんとかお墓のお供えを食べて
生きてるらしいといわれていました。
口をききませんが、悪いことをするわけではなく
お祭りの時など、みんなと一緒に御神輿を引っ張っ
たりしてました。どこで寝起きしているのかわから
ず、おそらく昔の防空壕じゃないかと言われてました。
でもそういう存在をみんなが容認していたのですね。横浜のメリーさんとも通じるものがあります。
立志伝を夢見た青年のことも気になりますね。
夢が叶わないからと無差別殺人に走る現代人より
同情を呼びます。
むかし、近所の風呂場のぞきをしていた男が巡回中の警察官につかまりました。
しかし、マッパで日本刀を手に持っていたため、銃刀法違反で逮捕(デバガメは累犯)。
供述は「妻の浮気を疑って町内を警戒中だった」とのこと。
仲良しの記者さんがいて、この話、どこまで記事にしていいものか「人権」の観点から困ったといっていました。
高校体育祭前日、前夜祭と称し、夜遅くまで準備で残った体育部の連中で、マッパの短距離走をしましたが、ふだん風の当たらないところに風が吹くのは気持ちいいと知りました。
当時、ストリーキングやヌーディズムが流行っていました。
それがナチュラリストとなり、最近は裸族なんですかね。
それにしても「横濱病院」とか「自殺」とか、今では記事にできない単語がありますね。