横浜中華街のナゾで、いまだに解決しないのが、山下町公共駐車場の壁面に埋め込まれた3つのメダリオン。 この駐車場が完成した時には、こんなものは付いていなかったはずなのだが、あるとき突然、これらが嵌め込まれた。 誰が、いったい何の目的で工作したのだろうか。 左のメダリオン。 これは神奈川県立歴史博物館の馬車道側に付いているやつの複製だ。 本物はここにへばりついている。 宇宙人かフクロウをイメージしたような姿だ。 頭の上に見える波のようなものは、おそらく棕櫚(シュロ)をデザインしたものだろう。 この建物、当初は正金銀行だったので、なにかそれと関係があるのか…。 建物の前に、横浜市都市計画局都市デザイン室がこんな案内板を建てている。 旧横浜正金銀行本店本館 明治大正期に活躍した建築家、妻木頼黄の代表作の一つで、本格的様式建築。正面及び両側隅部には大きなペディメントを設け、壁面は窓ごとに大オーダーの柱形を出してバロック的効果を強調している。関東大震災以前の横浜の経済的繁栄を象徴する建物で、国指定の史跡でもある。 続いて、駐車場の真ん中のやつ。 これも宇宙人っぽいが…。 本物はここについている。 開港記念会館の角、花崗岩部分の上に見ることができる。 お腹の突き出たデブフクロウか…。 やはり、これの頭の上には棕櫚をデザインしたものが付いている。 ここにも横浜市都市計画局都市デザイン室のこんな案内板が。 開港記念横浜会館 横浜開港50周年を記念して建てられた建物で、赤煉瓦と花崗岩をとりまぜた辰野式フリークラシックのスタイル。東南隅に高塔(時計塔)、西南隅に八角ドーム、西北隅に角ドームをあげ、高塔は「ジャック」の愛称で親しまれている。関東大震災で内部を消失したが、RCの柱梁を入れて復元、昭和63年には屋根を復元して、現況となった。 細かいことで恐縮だが、文中の「消失」というのは「焼失」の方が正しい言い方じゃないのかな…。それから「屋根を復元」と書いているが、屋根はその前からあったはず。昭和63年に復元したのは「ドーム」だぜ。 そして3つ目は、駐車場の右側に張り付いている、これ。 上記2つとは趣が異なるが、やはり関内の近代建築の壁で見ることができるものだ。 本物はここにある。 本町通りの綜通横浜ビルだ。 その外壁を飾るテラコッタの文様。 建物の壁にこんなプレートが飾られている。 綜通横浜ビル 昭和5年に江商横浜支店として建てられた(旧)本町旭ビルは、装飾タイルが使われた特徴ある外観でした。綜通横浜ビルは、当時の面影を色濃く残すこの正面外壁を保存・再生し、横浜市の「歴史を生かしたまちづくり」に積極的に参加するものです。 この正面外壁は、新築建物から自立して復元され、建物との間に広場をつくり、歩道のひろがりとして活用されることを意図しています。 以上3つの複製品が中華街西門通りの駐車場に張り付けられてから、その由来をずっと調べているのだが全く不明。 ・この3つを選んだ理由は何か ・なぜ、駐車場に張り付けたのか ・だれが計画したのか 【謎の駐車場】 ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね |
この駐車場はほかにも面白い仕掛けがあります。
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