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中華街ランチ探偵団「酔華」

中華料理店の密集する横浜中華街。最近はなかなかランチに行けないのだが、少しずつ更新していきます。

麦田「酔亭」の味噌担担麺で汗をかく

2018年07月21日 | おいしい横浜

 サッカーのワールドカップ、日本対ベルギー戦のあった日の昼は山手駅の近くにいた。久しぶりの大和町・麦田界隈である。
 さあ、ランチを食べるのは「奇珍」か「三溪楼」か、あるいは少し歩いて「華香亭」にするか、そんなことを考えながら大和町商店街を歩いていた。

 私がこの街に来たとき、必ず寄る場所がある。それは第六天稲荷だ。この日もそこを訪ねると、ふだん見慣れている狐がいつもと違うように見えた。
 右足で押さえている珠がサッカーボールになっているような気がしたのだ。もちろん、それは錯覚だったのだが、サッカーに対する関心が薄い自分でも、この日はベルギー戦のことが気になっていたのかもしれない。

 そんなことで、第六天では日本の必勝を祈願してきた。
 この狐の珠で思い出したのだが、本牧の吾妻神社にはおもしろい狛犬がいる。


 これだ。狛犬が片足で押さえているのは「祈念」と書かれた弾丸。もう一匹のほうは「戦捷」と刻まれた丸い砲弾を押さえている。
 2匹合わせて「戦捷祈念」。もちろん、日露戦争の戦勝モニュメントである。
 
 第六天で丸い珠を見て、こんなことまで思い出したのだが、ランチのほうがまだ決まらない。
 本牧通りに出て、さて、どっちに行くか。とりあえず右だな。やがて目の前に「酔亭」が現れた。この先、「三溪楼」、「笑苑」と続く。
 久々に「三溪楼」の「ラーメンと山菜ご飯のセット」にするか、それとも、もう少し歩いて「華香亭」に行き例のバンメンにするか、いろいろ悩んだが、結局いちばん近い「酔亭」のドアを開けることに。


 壁メニューに「味噌担担麺」というのがあったのでそれを注文。10分くらいかかって運ばれてきたのが、これ。
 見た目は味噌ラーメンだが、麺をひっくり返しスープをかき混ぜると、赤い辛そうなヤツが浮き上がってきた。まずはスープを一口すする。
 担担に進化した味噌という感じ。旨辛い。ひと口のはずが何度もレンゲを往復させてしまった。これじゃあ、麺を食べるころには汁なしになってしまう。
 やっぱりここはスープも麺も美味しい♪ 完食完飲してしまった。
 食べ終えた時には頭から大汗がダラダラ……

 次回、この辺に来たら、「三溪楼」のバンメンかな、と思いながら店を出た。
 

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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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スープが止まらない (ぶらくり佐藤)
2018-07-22 05:54:38
自分はラーメン類のスープを飲み干すことに抵抗がないのです。
むしろ店が心血注いで拵えたのだろうスープを残すことを申し訳なく思うことが多いんです。
ですから、ひと口飲んだら止まらなくなるスープは大歓迎なんです。
身体によくないと聞きますけど、そうなのかなぁ…。
返信する
味噌担々 (とも2)
2018-07-22 17:27:10
伝統的札幌味噌ラーメンの延長戦上のバリエーションに在ってもよいかと思います (笑)
実はナカナカに美味しそうですね (^q^)
返信する
完飲 (管理人)
2018-07-23 06:56:18
>ぶらくり佐藤さん
私は飲み干すのに抵抗感があります。
健康に悪いというイメージだけではなく、
スープだけというのがちょっとね。
でも、ここのは美味しいから飲んじゃいます。
返信する
酔亭 (管理人)
2018-07-23 06:58:02
>とも2さん
味噌ラーメンのバリエーションですが、
うまいことを考えたもんです。
ここのは、どれを食べても美味しいですよ。

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