
横浜市中央図書館に行った帰りのこと。 動物園通りを歩いて桜木町へ向かう。 途中、コロッケで有名な「ハクライ屋」の前を通ると、いつもの洋楽ではなく昔懐かしい歌謡曲が聞こえてきた。 それは戦後、大流行した「リンゴの唄」だった。 昭和20年、桜木町駅前は路上でモノを売る人と、それを求める市民でごった返していたという。 米軍の残飯で作った雑炊は有名な話だが、ほかにも片方だけの長靴とか、針のついた30センチだけの糸だとか、今から考えたら売れそうもないモノが並んでいたそうだ。 この日、野毛では大道芸をやっている最中で、なんだかこの街には「路上」が似合うなと感じた次第。 さて、桜木町駅前に来ると、あの「川村屋」が路上にテーブルを出していることに気がついた。 ちょうど小腹が空いていたので、少し蕎麦を啜って行こうと思い店内に。 ![]() 天ぷら蕎麦を注文。 路上で食べてみたい気もしたのだが、この日は暑かったので店内で座り食いに。 ![]() テーブルにはお店を紹介する新聞記事があった。 平成27年で創業115年になるそうだ。 そのお店には、こんな歴史がある。 参考まで。 ![]() 別な日。 この時は曇り空で、今にも雨が降ってきそうな天候だった。 鳥蕎麦を注文し、初の路上食いに挑戦。 だが、食べている最中に雨が!! 同じテーブルを囲んでいた他のお客さんたちは丼を抱えて軒先へ。 私はそのまま濡れながら完食だ。 ![]() この日も路上で「きつね蕎麦」。 ![]() テーブルの向こうからは、青年が「ビッグイシュー」を販売する大きな声が聞こえてくる。 彼も路上生活者だったのだろうか。 ![]() 東横線の跡地。 こんな工事が行われていた。 ![]() これは昭和30年代の桜木町駅。 ![]() 拡大すると、「川村屋」が浮かび上がってきた。 ![]() |
券売機に4、5人が並んでいるのをみると、ちょいと気が曳けてしまいます。
外のテーブルでも啜ってみたいのですが、駅前で車の通りも多いので、「どうかな」と思っていますよ。
昼間なら、外の方が気分が好いですからね。
今度、外を経験してみようと思います。
晴れている昼間なら気分最高ですよ。
歩道も広いからなにも問題ないです。
ただ、最近は混んでいるようで、
それが問題かな。
雨に濡れながら街頭で平然と立ち蕎麦を喰うという事は、
チャンスが無いと滅多な事では出来ないことだ。
雨の中で立ち食いなんて、
なかなか機会はありませんね。
いい体験でした。
川村屋は、なんだかきれいになっています。
ずっと昔の食堂時代が懐かしいですね。
味は変わらなかったと思います。
たまに食べたくなるんですね。
そばを通るといい香りが漂ってくるんですよね。
あれで、ついフラフラと…