
数週間も前のことだが、横浜のことをあまり知らないという横浜在住のおじさんたちと一緒に、谷戸坂を登って山手一帯を歩いてきたときに見たものを今日はご紹介しよう。 まずはフランス山の洞穴跡、伝説のハートを確認し、そのあと一行が向かったのは「港の見える丘公園」。 公園の名称は、戦後、平野愛子が歌ってヒットした歌謡曲「港が見える丘」にちなむ。「が」を「の」に替えて名付けたそうだ。 ここに来たことがない人が風景を想像すると、高台から横浜の「みなと」が丸見えで、外国航路の豪華客船が青い海に浮かんでいる、そんなイメージを持つかもしれないが、実際には新山下の住宅街やその先にある倉庫群などが眺望の大半を占めている。 陸上の構造物の間から見えるのは「みなと」というより「港湾」と言った方がいい。ロマンチックな「みなと」は見えないが、目を遥かかなたに向けると、こんなものが確認できる。 ![]() 東京タワーだ♪ ![]() そして最近は東京スカイツリーも見ることができる♪ ![]() ねっ、間違いないでしょ。 こうなったからには「港の見える丘公園」なんて名前はやめちゃって、「スカイツリーの見える丘公園」にしたらどうだろうか。 …な~んてくだらない感想を述べ合いながら、一行は大佛次郎記念館に向かった。 ここでは霧笛橋のアーチの中にベイブリッジが入っている光景を確認。 桜の咲くシーズンになれば最高の風景写真が撮れるだろうね。 ![]() このあと、近代文学館を通過して、北方町に向かう坂道を下ってすぐに、こんなお店が現れた。 「G-G Mini Mart」。 ![]() 山手で唯一の物販店だ。 コンビニ+食品店+雑貨店+駄菓子屋といった感じかな。 店名からも分かるとおり、ここはアメリカンなお店なのである。 店の前を通ると、いつも横浜インターナショナルスクール(YIS)の子どもたちがたむろしている光景に出くわす。 この日も、YISの子どもが自販機から飲み物を買っていた。 「それ、アメリカのソーダ?」と聞くと、缶を見せながら「ソーダ!」。 彼が飲んでいるのはA&Wのクリームソーダだった。 私も真似をして買って飲んでみた。 普通、クリームソーダっていうと、緑色のソーダ水に浮かぶ白いアイスクリームをかき混ぜて黄緑色になると思うのだが、これは茶色っぽい色をしている。味はとんでもなく甘い! そしてバニラの香りが強烈! う~ん、アメリカン! ![]() ガラスにはお店のお姉さんが書いたというイラストがビッシリ。 ![]() 店内にもイラストが♪ そして、むかし懐かしいサクマのドロップ! ボンタン飴も! ![]() もちろんヤンキーな生徒たちが買うのだろう、アメリカのスナック菓子! その奥には玉子も! ばら売りだよ。 ![]() SPAMやスパゲッティに並んで、カゴメのケチャップ、キューピーのマヨネーズも! ![]() インスタントラーメンにカレールー。 ![]() さらには、こんなものまで!! 山手に住むセレブ達もちょっとした買い忘れとか、気が付いたら買い置きがなくなっていたとか、そういう時にここを利用するんだろうね。 住民にとっては便利だし、われわれ通りがかりの者にとっては面白いし、なかなかいい店だ。 ![]() 山手散策のあとは中華街というコースもいいけれど、この坂を下って本牧通りの中華料理店に立ち寄るのもお勧め。 途中にはキリンビール発祥の地、皇紀二千六百年を記念する国旗掲揚塔、本牧シュウマイが旨い「ウエダ」もあるし、国旗掲揚塔の近くにある和菓子屋では、2月になるとこんな団子が発売される。 結構たのしめるコースだと思うよ。 ![]() |
佐久間ドロップスや、沖縄のSPAMもあるし、外装は替ってもボンタン飴もあるし、まさしく此処はまぼろしのPXですね
胸キュン!です。
たしかに、幻のPXですね。
いい店です。
食べられなかったのでどんな姿なのか不明です。
また来年かな。
昔はあったですね。
いまでも田舎に行くとあります。
どこも和風です。
でも、ここは中身が違う、アメリカンなとこがいいね。
ここは、草採り屋さんに頼んで採ったよもぎで草餅をつくる例の和菓子屋さんです。
キリンビールが北方小にあった明治創業の店ですから、建国団子は伝統的な季節の和菓子なんでしょう。
近くに君が代発祥のお寺もあるし・・・。
来年、忘れずに確かめに行こうと思います。
これを見たときは急ぎ足で集団移動していたので、
店の中に入ることもできませんでした。
来年は1月くらいから確認しに行こうかな。