千羽鶴のちょっと気になったこと

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親しき仲にも礼儀あり

2011-04-10 01:16:34 | 日記
遙なるコンシェルジュ「男の悩み 女の嘆き」 「奢って当然」の先にある「カネ貸して」 怖くなく、甘えられ、説教されずに済む、と思われただけ(日経ビジネスオンライン) - goo ニュース

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この記事を読むと親しき仲にも礼儀ありということが非常に大切だと痛感します。


お金のトラブルが人間関係を壊すというのは容易に想像できますよね。
だから防御も当然できるだろうと思うでしょ?
でも実際はそうでもない。
上司と部下、先輩と後輩、年上と年下…いろんな関係がありますが、
円滑な人間関係のためにはある程度一方的なお金の流れがあったりします。

対等な関係でも、いまお金がないからちょっと貸して…この台詞はよく聞かれることですが、
問題はなぜお金がないのかという理由だったりするよね。
例えば、お買い物しすぎて電車代がないとか、誘われたから飲み会に来たけどお金なかったとか、
呆れるような理由がある。
電車代がなくなるほど買い物するなよぉw
お金ないなら飲み会に来るなってw
その飲み会に是非とも参加して欲しいなら別だけど、ただ酒飲むほどの大物かい?って。


記事にもあるように最初は少額の奢りから始まり、借金に繋がっていくようです。
貸すのを断れば周囲の人間にあいつはケチだとか、性格悪いとか言いふらす可能性もあるでしょう。
その時、借金に関する主導権がなぜか借り主側に移ってしまっているのです。
だから貸すことを断る理由を考えなければならなくなるし、相手に説明しなければならない感じになる。
でも本来貸す義務はないのだから、嫌なら嫌とはっきり断れば良く、理由を明示する必要なありません。
それができないから困ってる人が多いんでしょう。

そういう性格が狙われているのかもしれません。
多くの友人の中から、なぜあなたに借金の申込が来たのでしょう。
他の人にも来ているならともかく、特定の人にだけ借金申込が来ている場合は、
明らかに選別意思が働いていますよね。

その選別基準がなにかと言えば、ズバリ!舐められているということらしいのです。
あいつはちょっと強く言えば貸してくれる。
そして返済を迫ってこないだろうってことね。
一度貸せばほぼ間違えなく二回目が来る。
それも以前より気軽な態度で…。
そうなったらカモにされたということです。


友達だから助けて欲しいと言ってきたとして、なぜ自分にだけなんだろうと考えることが必要です。
自分が特別他の友人よりもお金持ちならともかく、そうでもなく、他にもお金を持っていそうな友人がいるなら
疑ってみること。
当初から最も仲の良い関係ならまだしも、他にも親しい友人がいるなら疑うことも有りでしょ。
そしてお金を貸したとして、どのくらいの期間で返済してくるのか…。
自宅に住む友人にお金を貸したのであれば、基本的には翌日返しにするのが普通。
こちらから催促しなくても探して返しに来るということです。

次回顔を合わせた時に返すというのも、まぁ許容範囲でしょう。
サラリーマンなら給料日には必ず返すこと。
給料日を過ぎても返さないなら、最初から返す意思はなかったということですね。

こうなると友達という前提が崩れていきます。
その崩壊のきっかけを作ったのは借金を申し込んだ側でしょう。
たとえ少額でも。
しかし、貸した側としては相手側の態度が気になるために、ずるずる続いていってしまう。
この段階で対等な交友関係ではなくなるのです。
なんで借金断っただけなのに、こちら側が気まずい感じになるんだろうと不思議になることもあるでしょう。
このように考える人が結局狙われるということなんでしょう。

親しき仲にも礼儀あり…これを破った相手には毅然とした対応が必要なのです。

コメント
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