先回に引き続いて、焚書坑儒を免れた江戸時代の房中術の本です。
17.6㎝x24.9㎝。65丁。幕末(嘉永五年)。
宝永正徳頃の版本を、後に誰かが写した肉筆本を、さらに近年コピーして、和綴製本した物です。
この手の本にしては大部です。
この本は、江戸時代のベストセラー、貝原益軒『養生訓』の影響を強く受けていて、益軒の2大健康法、「腹八分目」と「接して漏らさず」のうち、後者について、具体的な方法を詳細に述べています。
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媚薬の作り方:
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今回の品は、いくつかの図書館や博物館にあって、この手の本としては比較的メジャーで、先回の『好色指南抄』の方が稀覯本かもしれません。
こんな品ばかりブログアップしていると、女性読者からソッポを向かれかねないので、次回からは正統ガラクタに戻ります(^.^)