民間人です

12.12.16に自公に徹底的にたたきのめされた。諦めた時が「最後の負け」だよね

大規模な水力発電所を作っても得られるエネルギ-量が増すワケじゃ無いよ

2011年12月02日 | エネルギー

勘違いしている国民が大勢いると思っています。大規模な水力発電所を作ること。景観を破壊し村を消滅させ、自生している動植物を殺し… 「ここまで犠牲を払ったのだから得られるエネルギーもズイブンと増加しているハズ」と思っている人が多いです。

これは大いなる錯覚です。水力発電の「基本の基」です。高所にある物質(水)が持つ高いエネルギーを低所に移すことによって失うエネルギーを電気に変えているだけです(物理的な単語を使えば位置エネルギーを電気エネルギーに変えているだけの話)

八ツ場ダムのように多額の税金を投入してコンクリ付けにして大型の水力発電所をつくって得られる発電量。プチ水力発電所を多数つくって得られる電気エネルギーの総量と全く同じです。別にエネルギー総量が増しているわけでも何でもありません。

大型ダム一基=プチ水力発電の総量 です。そのことを前提にして議論していない人も多いと感じています。

<付記>
水力発電と電気エネルギーについてはコチラにもupしました。

 

PS 「(代替エネルギー)買い取り法案」ができても霞ヶ関がgoを出すのだから以前と同じかも…

「再生可能エネルギーの買い取り制」の法案が国会を通りました。詳細は5人の委員によって詰め最終的には霞ヶ関が判断する? この過程を知った瞬間、この「買い取り制」は絵に描いたモチ(単なるガス抜きになる)かもと思いましたネ。

国会(1億2000万・国民)が決めた「脱原発」の方向性。委員である(霞ヶ関の息のかかった)5人の人間にgoサインを出すチカラが与えられる。要するに委員会の決定が律速段階(りっそくだんかい)に成っています。日本はスゴイ国ですね。

<付記>
律速段階についてはコチラにupしました


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