「背理法」という極めて強力な証明法が数学にあります。背理法は前提を正しいと認めて、その後の推論を進めて行くのです。しかし、どうにもこうにも説明できない事実に いつしかぶちあたります。このとき、「最初の前提がおかしかった」と判断する証明法です。
ムカシは義務教育で勉強しました(私の時は中学校で習った、最近は勉強するのかどうか知りません) 義務教育では √2=無理数 の説明に背理法を使いました(忘れていても「別に」ですよ)
日常生活での例です
前提:「民主党議員=善人の集団」 すなわち「民主党に所属している議員は、国民のコトを何よりも重要と考えている集団」 と考え09年に苦労の末に政権を預けました。 その後の彼らの行動は???の連続でしたが
結論「消費税はいまの倍10%にする」 でどうにもこうにも国民目線では説明できなくなりましたネ(50000円のPCを買えば5000円を霞ヶ関に貢ぐって言うこと、オカネ持ちのアナタには何でも無い?)
と言うことで 上記の例で前提は否定されます。背理法の端的な例です。しかし、日常生活でアマリ背理法的な思考をすると疑い深くなって行けません。 最近の政治の世界は疑うことバカリで困ったモノです。
PS 消費増税に yes or no の民主党衆議院議員の名簿です(「あいうえお」順で選挙区表示もされています) ―12.6.26(火)に採決された結果です
12.6.26(火)に採決された消費増税に yes or no の名簿です(要するに国民との約束を守る気があるかどうかの態度を確認できます)。
http://blog.livedoor.jp/hanatora53bann/archives/52032119.html
(スゴイ表です)
ちなみに民主党・参議院では 有田芳生、田城郁、水戸将史、徳永エリ、大久保潔重、植松恵美子の6議員が 消費税upに反対して国民との約束を守ろうとしています。
地元で「気持ちは消費増税に反対だったけど」と言い出す卑怯者が民主党から多数出るハズ。リップサービスに騙されるのはやめません?