「状態関数」という 物理学では基本的な専門用語が有ります。量子力学(りょうしりきがく)では最初の1ページに出てくる大前提です(不思議な約束をします)。「状態関数」というのは基本的な単語でありながら高校物理にも登場しません。だからアナタが聞いたことが無くて当然ですヨ。
一つ一つが作る状態を規定ベクトルと考えて、それらのベクトルで張られる空間が… 」とか 「量子力学のシュレディンガー方程式を満たすもの」を状態関数と呼ぶ」とか… 眠くなってきたでしょ。 小難しい計算は理系の物理科の人間にでもやらせてあげてね。 そういう所で花を持たせてあげるタメにいるのが彼らなのですから… その仕事を奪ったらアイツラに存在価値は無くなります。
イメージです。パチンコ台に向き合っているアナタを想像して下さい。玉を一つはじきます。穴に入りました。一番上の穴に入る確率が一番高そう。 しかし、予想に反して一番ハシのアナに入る状態も否定できません(確率は低そうだけどネ) 量子力学では起こり得る可能性を示す状態を次々に足し合わせた関数を考えます(これを状態関数と言います) この関数を考えることによって 常識破りの結論が次々に登場します。「シュレディンガ-の猫」の思考実験もその一つですね。
私はパチンコをしません。パチンコが状態関数で表せるかどうか詳細は分かりません。ですから上記はアクマでイメージですよ。
PS 知られていませんが「極微の現象が現実に影響を与える」という量子力学では常識的なことが「シュレディンガ-の猫」の思考実験でわかります
国の巨額な予算額に比較して私が納める税金はわずかな額です。「ミクロ(私の納税する少額の血税)がマクロ(国の予算という巨額のオカネ) に影響は与えない」という考え方は オチイリやすい誤りの部分と私は考えています。
物理学では「ミクロの現象がマクロに影響を与える」なんて良く知られた事実です。たとえば「シュレディンガーの猫」の思考実験(3分21秒の動画) を見ると計算抜きで理解しやすいかも(この動画は調子の悪いときは見るに耐えないけど、「今は絶好調です」)