ちーろぐ

今日の出逢いに感謝を込めて

サマースクール⑤分科会中継!!その二

2006-08-18 17:48:01 | セミナー
引き続き分科会報告です。

●第4分科会
 『器楽合奏』北山 由紀子 先生
  
 

私のミスで先生のショットがありません・・・
とってもお美しい先生なのです。
先生は[HANA]という器楽合奏のグループを作って、活動しておられます。

幼稚園・保育園で始めて『音の出る楽器』に出会う子ども達への
楽器指導は、保育現場でも苦戦しておられることが多々あります。
 1.まず何より楽器が生み出す本当の音を聞かせる
 2.だから、正しく楽器を持つ
 3.そして、音が出る仕組みを伝える
 4.五感を使ってリズムを楽しむ   などなど

「打って、休んで!」の必死の指導ではなく、音を合わせること
すなわち『ハーモニー』の素敵さを子どもが感じられること、器楽指導は
保育のあり方のひとつです。

ありがとうございました

●第5分科会 
 『総合音楽リズム』菊池 政隆 先生

 

暗くてすみません
菊池先生っというより「まぁせんせい」の愛称で大人気です!
ロン毛で長身、すらっとしたいでたちはまさにイケメンのまあ先生ですが、
内に秘めた熱い思いは、筋金入りです。

ご実家が保育園のまあ先生は、小さな時から保育園で育ち、
そこに何が求められているかを言葉ではなく、肌で感じられる先生です。

保育園で男性保育士3人と子ども達をつれてお散歩へ出かければ、
通報されて、警察官に職務質問をされたという経験をお持ちです

まあ先生の講習は、保育現場で子ども達と遊んだ中から生まれたあそびが
紹介されます。こんなホットな体験に裏づけられた実感ある講座でした

ありがとうございました

●第6分科会
 『お気楽遊び技』福尾 野歩 先生

 

「のぼさん」です
この写真を見ていただいて、ちょっと状況をイメージしてみてください。
のぼさんに突っ込まれた先生が、なんだか困っているようですよね。。。

その通りです!
のぼさんは、とにかく『「遊び」の泉』のような先生です。
生まれる遊びは限りなく、ただひたすら楽しくてたまらないのです。

子どもの体温上昇度と心温上昇度は、のぼさんの遊びで最高!!に
盛り上がります。
一見乱暴なのぼさんですが、のぼさんは何よりも先生方に
『保育者』であることの自覚を求めます。
ガムをかみながら受講する先生、後ろに座ってただ研修を見つめる先生
の存在は、厳しく指摘します。

そんなに言わなくても・・・とわかったように、のぼさんをたしなめる
人がいます。しかし、のぼさんは「保育者はそのへんのお姉ちゃんじゃない!」
とのメッセージを込めて、先生方の目覚めを求めておられます。

「この遊びで子ども達は何を楽しみ、何を感じているのか。
 お前たち考えろよ!!」

こんなのぼさんの講習はハートフル&ソウルフルです。
先生方には是非とも受講をお勧めします。

ありがとうございました。



サマースクール④分科会中継!!その一

2006-08-18 17:10:01 | セミナー
サマースクール二日目
今日は午前午後を通して、六つの分科会に分かれて講習が行われます。
私は「わらべうたあそび」分化会の担当ですが、休憩時間に全ての
分科会にお邪魔してきました。

以下中継です

●第一分化会
 『運動あそび』沢井雅志 先生

 

セトちゃんグループの先生です。
先生どこでそんなに黒く焼いて来られたのですか?とお尋ねすると
真っ白な歯を見せてにっこり笑っておられる、とっても爽やかな沢井先生。

遊び方などに捉われるのではなく、子ども達のキャーっという
「声」と「躍動感」を何よりも大切にしておられます。

先生方に感じてほしいから、先生方が子ども達に伝えてほしいから
沢井先生はどんなことも、躊躇せずまず「動き」を持ってご指導されています。
セトちゃんの『ハッピームーブメント』の体現者です。

ありがとうございました。

●第2分科会
 『造形あそび』竹井 史 先生
 
 
 
はさみとのりと身近な材料で、こんなに楽しい物が出来るんだ!
この発見と感動を大変緻密にご指導くださいます。

竹井先生は、使用するストローの直径にもこだわります。
えっ?なんで?と思うでしょう。
しかし、実はこれが大事なんです!

子どもがストローを使って音が出るおもちゃを作る時、どんな音が出るかな?
とその音に出逢う作業を行います。
でも、一生懸命作ったのにストローが細すぎて音が鳴らなかったら・・・
子どもはがっかりです
だから、きちんと作れば、きちんと音が鳴る材料の用意が必要です。

なぜ音が鳴らないのかを気づくためにも大事な準備です。

ありがとうございました。

●第3分科会
 『わらべうたあそび』久津摩英子 先生
 
 
 
保育士暦35年の経験をもとに、最近の子ども達が今最も必要なものは
『親子のふれあい』であると感じておられます。

向き合って、顔を引っ付けて、優しい言葉で歌われる「わらべうた」に
そのつながりを、実現する光があると先生方に語られました。

私も幼い頃歌った「ずいずいずっころばし」など
もう思い出して歌えるわらべうたがい~っぱいです。
「せっせっせぇのよいよいよい」と、皆さんも言ってみてください。
次々に口をついてわらべうただ出てくるのです!

『誰かとつながる』ことの大切さを語られた久津摩先生
ありがとうございました。