ちーろぐ

今日の出逢いに感謝を込めて

久々の休日に思う。。。

2006-08-20 23:08:55 | そぞろ歩き
今日は久しぶりの休日でした。
今年はお盆も仕事・仕事の毎日だったので、ほとんど
出かけることもなく過ごしました。

難波へ出て、そろそろ漂い始めた秋の香りを感じようと
思いました。
しかし、何だか街は閑散とした空気が漂っていました。

「な~んだ、皆さんはお盆に遊び疲れて今日は休息日にして
 おられるんだ!」 と思いつつ、引き続き梅田へ向かいました。

ありゃまぁ!!梅田はすっごい人なのです。
確かに大阪梅田はJRに私鉄3本が乗り入れる巨大なターミナル駅です。
集客力も難波とは桁違いなことはわかりますが、それにしても
違いの大きさに正直驚かされました。

都心部の景気回復が叫ばれて、上昇気流に乗りつつあるといわれる反面
地方都市の低迷はあがいても、突破口を見つけられないでいる、と
よく言われます。
同じ大阪でも、これだけの違いを目の当たりにして、息を吹き返しつつある
梅田に対して、弱体化する難波の相違点は何かを思いました。

単なる大型店誘致で、梅田に対抗しようとする難波の開発構想に
私は問題の元凶の一端があるのではと思います。
再生に悩む地方都市に共通するのは、
  ・地域性を無視していること
  ・どこかに似せようとしていること
  ・再生構想の前になすべきことに気づいていないこと
があると思います。

たとえば、難波であれば街自体の不潔さ!これが改善されるだけで
十分に人をひきつける魅力を持ちえると思います。
大阪難波がホームタウンの私は、今でも梅田を一人で歩けません。
思いっきり大阪弁で、道を尋ねています。

難波界隈なら誰にも聞かずに歩けます
その愛すべき難波が、浪速の文化に再び灯をともしてほしいと思います。
大型化することも、巨額の投資も必要ないと思います。
できることは今すぐ、どこにあると思います。

足元のゴミをそっと拾いたくなる、浪速人を増やしましょう!