ちーろぐ

今日の出逢いに感謝を込めて

食育は子育てそのもの

2006-08-04 17:42:41 | 食育
生まれたばかりの赤ちゃんは、誰に教えられるともなく
母親の母乳に吸い付きます。
これは、赤ちゃんの「生きようとする力」です。

大人と比べて、生活の中心部分を「食」が担っている
のですから、必然的に3度の食事は生活習慣と密接に結びつくのです。
そのため、子どもの発達段階に合わせて「食育」を行う必要が
あります。
生まれながらに持った「生きようとする力」は、
大人との関わりによって、培われ育まれていくことを覚えていたいですね。

このようなかかわりが、子ども達の安定した心を育てていくからこそ
「食育」はまさしく「子育て」と言えると思います。

専門家が提唱するポイントは、以下のような事柄です。

 ★おなかがすくリズムがわかる子ども
   →規則正しい食事をとる

 ★食べたいもの、好きなものが増える子ども
   →バランスよく食事をとる。

 ★一緒に食べたい人がいるこども
   →食事を通しての会話を楽しむ
    孤食では味わえない、家族のコミュニケーション

 ★食事つくり、準備に関わる子ども
   →食材に愛情を持つようになる
    食べ残し、偏食をなくす

 ★食べものを話題にする子ども
   →季節感を養い、感性を育てる

 
ちーろぐの思い

最近夜遅くに、ファミリーレストランで食事をとる家族を
よく見かけます。
勤務形態の多様化によって、家族団らんのシーンも変化
していることは、否めない現状です。
この問題は多角的な改善と検討を、加えなければならないのですが
夜11時に食事をとる子どもは、何時に寝るのだろう・・・とか
朝起きて朝食をおいしく食べられるだろうか・・・と考えてしまいます。

子どもの生活は親の生活、多くの人はその中に立ち入ることは出来ません。
やはり、親の考えが子どもの生活に、大きな影響を与えていることを
強く感じました。