季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

向き合う

2012-11-12 21:24:44 | ハンドワーククラブ HandworkClub
ハンドワーククラブにて。

今日はいつもより少なめの人数。明日に備えて、かな?
明日は遠足です。

一人は朝から一緒に居てるけど作らない。しゃべってる、しんどい時は寝てます。
プログラムに参加するのが嫌なんだって。
それでもここでしゃべってる事って聞いてたら充分自己洞察になってると思うけど。
一回一回いろいろ自分の事や病気の事を詳しくたくさん話しています。
どうして?

この前息子が願書に書く「自己アピール」を書いている横で娘が「就活に向けての自己分析」ってのを一生懸命やってた。生まれた時からの事を順番に書いている。(どちらも私は読まない)
「大変そうやな~。」って言うと娘が「出来る事なら永遠に自分と向き合いたくないわー。」って言ってた。息子もそうだって。

彼らでもそんなこと言ってる。クリニックに来る人はもっとだろうな。
それでも向き合わねば前には進めず。避けられない道なり。

いつもいつの瞬間も何をしていても自分と言うものに向き合うチャンスはある。私は手仕事とおしゃべりの担当。特に専門家と言うわけではないけど自然に。

この前、知り合いと話しててアルコール依存症の話になったときにいつものアレが来た。
「それはなった人の自己責任ですよねー。」って。
手前でやめられるはずだって、その人がダメだからそうなるんだって。
そんなダメな人たちに国のお金(生活保護)を渡すことないって。

私はちょっと説明しようとしたけどやっぱりあきらめた。無理と思って。
その話をしたら「それは永遠に無理やで!」って患者さん達に言われた。そうかー。

差別とか争いとかってそういう風に起きるのかな~?と思った。わからない、って事から。
私はここにいる人たちの事はダメな人とは思わないようになれるチャンスが出来て良かったと思った。

そう思うと、障碍の人も病気の人も外国人も同じように考えられるかも。
いろんな人を知るってもしかしたらすごい事かもしれない。いろんな人の生きている権利を認められるってすごい事かもしれない。
私にはいろんな知り合いがいて、その人たちの生きている素晴らしさを知ることが出来て良かったと思った。

これからもそんな思いでいろんな人たちと出会って知り合って行こうと思う。
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