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季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

普通のセーター編み上がりました🙌

2025-05-25 20:32:00 | 手仕事 Handicraft



毛刈りの師匠に貰った羊毛を
ほぐして 梳いて 紡いで
ゲージを取って いろんな本を見て編み図を作って
編んで 間違って解いて また編んで
編み進めながらどんな風に次の一歩を進めるのか考えて
失敗を恐れず 完璧も目指さず 自分を信じて 楽しく
編み終わりました✨

こんなに始終楽しく編めたのは生まれて初めてです
マインドフルに編んでみて それがどんなに楽しいかわかった

今までは他にやることや、出来上がりを目指しすぎて編んでました
そうすると窮屈だし面白くない そして何より疲れる
マインドフルにひと目一目、編んでいることそのものを味わいながら、楽しみにして編んでいると
知らぬ間に進んでいる 肩も凝らない
失敗しても引きずることがない
いつも自分に優しい選択をしながら進めること
今の瞬間に生きること
それが形になってずっとこれから寒い日は着ることができるというのが素晴らしい

暮らしの中に瞑想として編み物を取り入れるということ、その素晴らしさを知った作品です
私が人生の半分をかけて実践し学んだ羊毛の手仕事とここ数年で身につけたマインドフルネスの集大成
こんなに楽しいとは!
自分でもこれからも続けて、そして伝えて行きたい🐏



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ユニ⚪︎ロバッグリメイク

2025-03-20 15:09:00 | 手仕事 Handicraft
バッグ
女の永遠の課題
果てしなく理想の鞄を探し求める日々
そのバリエーションも値段もさまざま
高ければ良いと言うわけでも無い

ここしばらくこのバッグが申し分ない
軽くて使い勝手が良くて色んな人に褒められる
このモカの方
そして元はユニ⚪︎ロのあの世界的に流行ったやつだと言うとみんな驚く😳そうは見えないらしい
ほー☺️

良く行くベトナム雑貨屋さんにあった山岳民族の手刺繍の民族衣装の古布をただ縫い付けた
色もピッタリで誂えたよう




真ん中の上の部分は開いていて、駐車券をさっと入れられる。便利!
この前お店に行ってまた別の刺繍の布を手に入れたので、別のカバンに縫い付けました。
なかなか可愛いですね🩷
これで秋冬用と春夏用の二つができました
やっほー✨
中にも鍵やICカードを付けるためのD冠を縫い付けたり、小さなポーチを縫い付けたりして使いやすくカスタマイズしています。だから限りなく理想の使いやすさに近づく

楽しい
そして良かった!

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ワイシャツリメイク

2025-02-28 21:29:00 | 手仕事 Handicraft
夫のワイシャツ
襟のところからほつれて来る
そしたら買い替え

私は糸を紡ぐからわかるけど、綿をこんなに細く紡いで織ってこんなに美しい布地にするのは並大抵でない

とっても上等な綿の生地で
形態記憶で
ノンアイロンで
着心地良いのに捨てるのは勿体無いな

襟の付いてるところを解いて
カフスの付いてるところを解いて
手縫いで始末する。

そしたら私にピッタリのスタンドカラーのシャツが出来た!
うちで着るなら良いんじゃない?
袖口の三つ折りにゴムを通した
そしたらそれが便利
こんな風に外に折って
腕まくりが安定する




さらさらの着心地💕
他のも襟と袖口外して着ようっと✨



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編むことは力

2025-02-21 09:03:00 | 手仕事 Handicraft
さっとどこかで見かけて
調べて
面白そうだなと思って
買った本。



読了📖

とっても面白かったです。そしてパワーが湧いてきた✨
著者個人の編み物が生きる力になっている話だけでなく、長い人類の歴史の中で
手仕事、編み物がどんな風に人々を生かし、元気づけ、社会的に作用して働きかけてきたのか
様々な時代、国、立場の中で
また、編み物が置かれてきた立場についても。

織物に比べて編み物は歴史の著述の中で長い間、書かれなかったらしい
それはその行為自体が歴史に必要だと大切だとみなされず、労働者の日常の仕事だったから
暮らしの中だったから
これだけでも、歴史Historyがどれほどhis story(男性の歴史)だったのかがわかる
経済や社会をどうやって作っていったのか、その戦いの記録に私はあまり興味がない
それよりもHerstory、暮らしの記録、生きる歴史に興味がある。
それがこの本にあった。

第1次世界大戦さなか、イギリス軍の兵士が塹壕で寒さに震えていると聞いた本国の女性たちが、身の回りにあるセーターやマフラーを解いて、靴下やバラクラバ、下着を編んだこと
グレーなモノトーンな世界に、暮らしの色の組み合わせが入り、それが戦意を削ぐとそのうちに軍から毛糸や色の指定が入ったこと😣
大切な情報を網目に隠して運んだ人たち、編み物をする行為自体が社会的に敵意がないと見做されることを利用した政治利用
様々な文化の表れの中で、自分たちでそれを形にして行った若者たちの話
また、数学や物理の世界で、そして医学や心理学、治療の世界で認められる編み物🧶
毛糸を編むように、ジェンダーや社会、生きるという力を健やかに作り上げていく様子が文章で記されていた。

興味深く、また胸の空く思いだ
私が感銘した文章に
「本当の社会改革は、女性たちが常にやってきた仕事が、文化全体から同じように評価される時にこそやってくるのだ」
という文章がある。

そう、そうなんです。なんだかずっとモヤモヤしていた。
それがスッキリした。

男女共同参画って、ずっと女性が男性と同じレベルで仕事をしていくって言う方向と見方だったと思う。
私はそればかりが平等だとずっと思えなかった
誰もが、第2次世界大戦後ずっとそうであるような日本人男性と同じように働くことが、果たして社会のためになるのか?
朝から夜中まで働く、危険な仕事をする、勝つためだけ、稼ぐためだけに働く
それを万人がすることが果たして良いことなのか?

私はそれを選ばなかった。暮らしを育む、命を育む、今を生きること、そのことをする人が家庭に社会にいることを重んじた。
それが歴史に刻まれず、そして価値のあるものと認められなかったことはわざわざ書くまでもない。
この文章にあるようにそれが、文化全体から評価されるということは私にとっては嬉しい素晴らしいことだと思えるのだ。

男性が作り上げてきた世の中がある、それはそれで大切だと思うけど、
その歪みや偏り、軋轢を緩め、栄養を与え、生きる方向に日々地道な行動で補ってきたのは女性たちの力ではないか?
それなしで社会と言えるのか?
そう思ってきました。

もしかして少子化の問題はそういうところにもあるのではないか?
男性的に皆が働き、それだけが認められるならば、その中で産み育てることは不可能ではないのか?そう思うのが当たり前ではないのか?
(ここで男性的と言うのは、性別そのものを表しているのではなく、概念的なものを表しています)

作る、育む行為そのものが例えば300年前の世界と比べたら随分と脆弱になっているのは明らか
それを少しずつ取り戻す作業を行為をする必要があるのではないか?
昔は価値がなく当たり前としていたことが、もしかしたら今ここで薬として働くかもしれない

今まで思ってきたこと、やってきたことに力を得て
私は今日も編んで食べ物を作ります





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遊び始め

2025-01-06 12:56:00 | 手仕事 Handicraft
とにかく ずっと放って置いた物があったことに気がつき
それを手にして作業に取り掛かる

一つは布を買って裁断してそのまま置いてたコートの生地
それを縫い始めました
そんな余裕もなかった
久しぶりに見たら、思った通りに虫食いがある😢
余った布で取れるところは布を継いで行く

この布は表と裏の2枚の布がはぎ合わされているもの
それをうまく使って表裏両方使えるリバーシブルなものに仕立てる。
布と布を繋ぐところはミシンを使うが、あとはほとんど手で縫っていく
縫い代の薄い2枚の布を剥いで、折って、丁寧に縫っていく




やり始めたら、意外とぐんぐん進みます
そして楽しい😊
良いのが出来ますように
前に作ったのが10年以上着ていて、擦り切れたところにツギを当てて着ているので、
新しいものが待ち遠しい


もう一つ、生まれた初めてやってみていることがあります
ジグソーパズル




年末に受けたリトリートの中で聞いたお話がジグソーパズルの話しだった
それで俄然やってみたくなったのだ。
そんなに細かくなく、大きくなく、好きな絵柄でいいものが見つかったのでやってみています

ものすごく頭を使います
短期記憶の修練にすごく良いと思う
そしてカチッと合った時の気持ち良さったら!
それが嬉しくてやめられないし、また続きをやってみようと思うんだと思う

感心するのは、本当にどのピースも同じ物がなく
その場所にはたった一つしか嵌まらないようになっている
お話しにあった通りに、出来るだけ元の絵を見ないで作ろうとしています
そうすると色で分けたり、その中で近いものを少しだけ組み合わせたり
眺めて合わせてみるという作業をずっと繰り返す
どんな色のピースもどんな形のピースも
無駄なものはなく、どれもがその位置に置かれることで
大きな一つの絵になる
ジグソーパズル
なかなかに面白いです

実際に買ってやってみると
そんなに高くないのに、すごく良くできてて、
すごく楽しい!
この頃はおもちゃ屋さんが近くにないからどこに売ってるのかと思ってたら
電気屋さんのおもちゃコーナーにありました
少しずつやってみますね❤️


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手の仕事 布の輝き

2023-10-22 08:23:00 | 手仕事 Handicraft
昨日、広報で訪れたサルンポワクで
偶然開催されていた「再生の布展」
素晴らしかった✨
何人かの作家さんが集まっていろんな作品を出していた。
私が心惹かれたのは、西脇の播州織りの廃棄される布を再生して作ったスカート。
組み合わせ、細かい縫い合わせ、刺繍。
なんて可愛い❤️
布を贅沢に使い、ギャザーをたっぷりとって仕上げてある。
まさに贅沢✨




数ヶ月に一度、また滋賀や京都でも開催されているらしい。

布そのものも売っていたのに、時間がなくて買えなかった。
また開催日を狙って訪れたい。

スラッシュキルトも帽子も気になる。

布を愛でる気持ち、そして手で丁寧に仕上げて行く作品たち。
その輝きに浸る。

今日はこのスカートを着て出かけよう!

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茶箱

2023-07-08 16:39:00 | 手仕事 Handicraft
この前、奈良の高山に行きました。
そこでは木工をしている方に会って、それから茶筅を作る体験をしました。
これが私が作った(なんて糸を組んで、あとは穂先を少し触っただけで、あとは匠が仕上げてくれたもの)茶筅です。糸はピンク色にしました。





そこでは自分で建てたお抹茶をお菓子と共に茶室で頂くと言う体験もあり、様々な設えも併せて趣深い体験でした。

始めに会った木工の方の作品の中に「これ!」と言う箱があり、分けてもらいました。
元々は焼いたパンを入れる入れ物だそうです。
私はお茶の道具を入れる箱をずーっと探していたので、これだ!と思いました。
そして入れてみると、ぴったりでした!






この道具たちが傷付かず収まるようにフェルトで包もうかと考えています😆
丁寧に作った良い香りのする箱。
これから大切に使って行きたい。

この前体験したところは茶杓も作れるらしい。今度は茶杓作ってみたい。


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繕い仕事

2022-09-23 18:45:00 | 手仕事 Handicraft
涼しくなってきたら、気になるのは冬の衣服
この前の冬の終わりに片付けてたら気づいた。
コートが擦り切れてる😓
ちょうど脇のところで、歩く時手を振ると擦れる部分。
それだけこれを着て歩いたと言うことか。
なにせ7年以上着ています。寒い季節は毎日。
ムーンツイードと言う素晴らしい伝統的なイギリスのツイード生地。
軽くてちゃんと見えて快適。
ゆるい型紙も楽で良い。
いろんな人たちに「良いねえ!」って言われたもの。

次のコートの生地も手に入れたけど、やっぱりこれを着たい。
繕おう!
余り布はある。

それで継ぎを当て始めた。
適当に布を切って手縫で付けていく。
失敗と思ったら解いてまた着ける。
とりあえず出来ました。




なんかある意味かっこいい。
まだ着れるなと思う。良かった!

ついでに気になっている首周りを手直し。
襟がないタイプなんだけど、首に当たって痛い時があるので、布を足して柔らかくする。
これも適当に布を切ってひたすら縫い付けて行く。
狩衣っぽいな笑




良い感じです😊
これで多分また10年くらい着れる。
良かった。
もう一つのコートも作りたい。良いのが出来そうなので。


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手仕事の空気

2022-08-28 20:20:00 | 手仕事 Handicraft
わかりやすいなあと思う。
急に庭の世話をしたり、何かを作り始めた。
涼しくなってきたからだ。

朝の瞑想の時にも、もうセミは鳴いてない。
夏前からずっと5時台に座禅をしていて、セミが鳴き始めるのを感じるのが楽しみだったのが
もう始める前から鳴いててそしてツクツクボーシに変わったのが8月初め。
そのうち秋の虫も鳴き始めた。

いくらお昼が暑くても秋が近づいてるんだなと思う。
虫も体も知っている。

友人に頼まれた、お人形の修復。
随分前に作ったものだと思う。助産院で赤ちゃんの代わりになって講習で役に立ってきた子らしい。

髪の毛に丁度良い毛糸はないので、染めて紡ぐ。
日本の羊の毛をクチナシで良い具合に染めて乾かしておいた。それをほぐして梳いて紡ぐ。
思ったら知らないうちに染めたり紡いだりのスキルが上がっていて、きっちりと髪の毛にふさわしい糸が紡げてた。
昔、人形を作り始めた時と全然違うな。

人形そのものも、洗ってふっくらと形を整えておいた。
髪の毛を元からあったものに加えて良い頃合いに増やしていく。






目と口を手縫糸のステッチで補って整える。
服装の型崩れを防ぐために、ステッチで押さえる。






ほっぺたに頬紅を塗って仕上げる。
出来た。





可愛いなあ💕なんてふっくらと素敵なんだろう!
これからもいろんなお母さんたちに大切なことが伝わるように活躍できます。

手仕事の空気が整う
さあ楽しみ。



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猪谷さんの靴下

2022-03-13 15:30:00 | 手仕事 Handicraft
これは!と思った号だけ買っている暮しの手帖

この猪谷さんの靴下ってのに興味があったんだけど、そのページを見てびっくり。
全部文字と記号でした。しかもその説明が文章で長い。
何度か字を読んで作り方を理解しようとしたけれど、全く頭が受け付けなかった。

知り合いの羊の手仕事の先生が「猪谷さんの靴下を編む会をします!」と言ったので、参加希望を出した。
結局日が合わなくて会には出席してないのだけど、親切な彼女はメールでとっかかりの肝心な所を丁寧に伝えてくれました。
そしてそれを元に、やっぱり編みたくてう〜んう〜んと脳みそに汗をかきながら少しずつ編みながら解読していくと、
なんとか一足編めた。

履いてみて本当に驚く。なんて気持ちの良い履き物なんだろう。
これは素晴らしい!
編み方もわかってみれば、論理的で実用的で長年の試行錯誤の末に編み出された集大成だとわかる。
面白い。

それで2足目を編み始め、わかりにくいところはまた彼女に質問して、3足目も編み上がりました。
糸の始末をして洗って形を整えて干しています。




中細の毛糸って昔はよく使ったんだろうけど、ここ数十年は余り見ていません。
それでリサイクルショップに安くで出てたりするのを買ったのが家にもクリニックにも溜まっていたのでそれを使っています。
この靴下はその中細の毛糸を3本または箇所によっては4本で編んでいます。そして履いていると縮んでくるのを計算に入れて編むようになっています。
その組み合わせが絶妙で色合わせも面白い。
編み方は上のゴム編みから始めて、4本針で。
少しの増やし目や減らし目の箇所もその人に合わせてちょうど良いところに入るようになっているので
履いてみたら足にピッタリ沿います。

履いていると穴が開くだろうから、靴下を編むのは勿体無いと思ってた。
しかも難しそう。
ずーっと興味はあったけど、編まないまま月日が過ぎていた。
それを今、習得しました。
そしたらこれは何より素敵なものだと確信する。
絶対に快適だし暖かいはず。
しかも編むのがちょうど良い。
何がちょうど良いかと言うと、少しずつ編み進められる、2〜3日で片方出来る。
1週間もあれば一足編める。
一仕事してちょっと腰を下ろした時に、食事の後の休憩の時に、寝る前の1日の振り返りに
靴下を少し編み進めることが手と心の栄養になっている。
タバコを吸う人がタバコを吸うように、コーヒーを好きな人がコーヒーを飲むように
多分私は靴下を編んでいる。
このように編んでいると肩も凝らない。

増減のないメリヤス編みを延々編むのも好きだけど、それだと何かをしながら編むことが多く、時間も長くなるから結局は疲れてくる。まあオリンピックの時などは最適だと思うけど。
いつも少し気を張って頭を使って編む靴下はその時はそのことに集中するので、その作業が心と頭を整えてくれるのだ。
ハリーポッターでダンブルドア校長の趣味が靴下を編むことだったし、ルドルフシュタイナーも靴下を編むことが面白くためになると言っていたし、やっぱり何かそう言う要素があるのだと思う。

穴が空いたら塞げばいいし、毎年一つ編んだら良い。
靴下。これからも楽しんで編みたい。 
次はやっと自分のを編む番。色を選ぶのが楽しみ!


Comments (2)
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