季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

ゆっくり満たす

2007-10-31 20:37:55 | 暮らし Daily life
しばらくバタバタしていたので ゆっくり休む。
好きなだけ昼寝したり、テレビをダラダラ観たり。

元気が出てきたら目に付いた所から片付ける。
ベランダの土が乾いている、まずは水遣り。

身の回りが落ち着いたら外に出る。
スポーツクラブに行って筋トレをしたり、整体に行ってマッサージしてもらったり。
足りない物を買う。今日はハロウィンなので子ども達にはお菓子をどっさり。

こうやって内側からコツコツと元気にしていくのが面白い。
合間合間に横になって 自分の身体に聴く
「どう?どこがしんどい?何をして欲しい?」
探って聴いて 少しずつ実行していく。
なかなかわからないけど 辛抱強く耳を澄ましたら わかってくる。
その過程が楽しい。
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汗をかくくらい暑い日

2007-10-29 22:36:38 | ハンドワーククラブ HandworkClub
ハンドワーククラブにて。

指編みのマフラー、一つは完成。
端に二つずつタッセルを付けたのがよかった。イギリス風。

フェルトのショルダーバッグ、本体も紐も出来て後は仕上げ。

       

この前の発表が功を奏してスタッフの方が覗きに来てくれました。
フェルトボールを作る。

層状に巻いて、固めて真ん中で切って、目玉ボタンの完成。
マフラーに付けるブローチにするそうです。

       

鍔つき帽も作り始めました。こちらは私もまだ一回しか作った事がないので一緒に完成させます。

このごろ、黒が人気。落ち着く色なのだと思う。
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「暮らし」を豊かにする仕事

2007-10-26 20:32:28 | ハンドワーククラブ HandworkClub
クリニックの院内学習会の日。

今回はリラクゼーションプログラム担当の3人の講師がそれぞれの活動について話す事になっている。そしてそのうちの一人が私。

参加者は医者と看護婦、ケースワーカーのみなさん、それから外部から福祉関係の方。

レジュメを書いてきた、コピーされて配られる。
グリーティングカードの先生が初め、次が水彩画の先生、そして最後がわたし。

ちょっと緊張する。

話し始めるとやっぱり言いたい事がたくさんあって、持ち時間を越えてしまった。
これまでの活動の様子を院内であっても他の人たちと分かち合う事は殆どないので、貴重な機会だから。

参加者の人たちからいくつもの質問が出たりして、それに答える。
「困ったことはないですか?」
「困ったときは自分では解決できないので、すぐにスタッフのいる2階に行って助けを求めます。」
など。

院長先生を始め、スタッフのみんなが私たちをサポートしてくれて認めてくれている。関心を持ってくれている。これはすごくうれしい体験だ。

院長先生が最後にまとめて言った言葉「暮らしを大切に」。
私たちの仕事は暮らしの中で活かされる暮らしを豊かにする仕事だ。

この病院でこの仕事が出来てよかった。
心からそう思う。
医療の専門家でない人による芸術的なリラクゼーションプログラムを持つ、という
お金にもならない前衛的な試みを長年続けているこの病院は貴重だ。
そこでスタッフや患者さん達に見守られて、助けられて私たち講師は成長している。

社会的財産を作るっていうことはこういうことなのかもしれない。




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いちば

2007-10-25 20:52:46 | 暮らし Daily life
突然ですが 市場が好きです。

近所の市場も気に入っているのですが、今日は豊南市場という古くからある所に行ってきました。
なんでも卸売市場から直接買ってきてたくさんを売るので安いらしい。
それは私が子どもの頃学校で習った、昔の普通のやり方。

肉屋、八百屋、魚屋、金物屋、キムチ屋など並んでいる。
品物がむき出しで大盛りにかごに盛られている。
新鮮、安い、早い。それで美味しい。

開放感と人との駆け引きも魅力。
買う人と売る人が顔をつき合わせて物が行き来するので、ウソはつけない。
お互いに真剣勝負だ。
融通も利く。

その日や時間によってないものもあるし、良く見て買わないと失敗することもある。
でも思わぬお得もそれ以上に味わえる。

私はスーパーに行くとちょっと疲れる。もちろん近いし便利なので行くけど。
スーパーに行って陳列棚を見ると気が遠くなりそうになる。
お菓子でも調味料でも、ものすごくたくさんのものがいつでも並んでいるのだ。
店内は明るく、清潔で冷暖房完備。
お肉も野菜もきれいにパック詰めされている。
人間の「いろんな物を便利にきれいに」願望が強力に実現されている所。
大変な事だと思う。
うまくは言えないけれど、こんな夢のようなパラダイスがずっとあることは不自然なような気がする。
きっと犠牲にしているところがたくさんあるはずだ。
エネルギーとか、物とか。

市場に行くと、その無駄さが感じられない。スッキリとしていて温かくて気分がいい。
世間は大型スーパー林立時代だけれど、私は市場にたくさんの人が行って復活して欲しいなあ、環境にもいいのになあ、と思う。

肉屋さんで揚げ物を頼んで、その間に八百屋で買い物をして。
魚屋も覗いて。
思わずたくさん買っちゃって、うちに帰ったら料理が忙しかったりするけど
やっぱり私は市場が好きだ。



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大切な物を包む。

2007-10-24 20:04:58 | 講習 PrivateClass
ブリージング・グレイスにて。

今日も楽しく手仕事をします。
それぞれに作りたいもの。

       

大きなフェルトボール二つ。

読書の時に使うカラフル座布団。

初めてのフェルトシートとスティックケース(未完成)です。
「大切な物を包むのにフェルトはいいですよ。
     何か入れたい物はありますか?」と、聞くと
「スティックを入れるケースがいいです。」という言葉。
この作者は髪に白い物が混じっているご婦人なのだが
ドラムを習っています。
ドラムの話をするときは、とても楽しそう。
カッコいいなあ。

作業をしたり、話したり美味しいものを食べたり。
楽しい一日があっという間に過ぎる。

また今度、お楽しみに!
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秋は美味しい。

2007-10-23 22:19:15 | 食べ物 Eat
今週はお仕事などいろいろ予定が入っている。
今日は一日時間があるので、買い物をしたり食べ物をたくさん作ったり貯金。

紅玉が一箱ある。はやく何とかしなくちゃ。
空けてみたらまだ結構硬いのでしばらく行けそう。
でも妹に頼まれていたアップル・シュトゥルーデルだけは焼いておこう。
りんごを6個使って。シュトゥルーデルが4個出来ました。
中に入れるクラムがなくなったので、とりあえず今年のシュトゥルーデルはお仕舞い。後のりんごはもう一種類のケーキとジャムにしよう。

チキンのクリームシチューにジャガイモの代わりにやまんばさんのくれたサツマイモを入れてみました。
やっぱり美味しい。
柔らかくってやさしい甘み。
前評判がよくなかっただけにびっくり。
おいしい規準が違うのかなあ。
やまんばさん、ありがとうございます!
おいしく頂いています。

       
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海草のコサージュ

2007-10-22 20:29:23 | ハンドワーククラブ HandworkClub
ハンドワーククラブにて。

先週始めた指編みがまたズンズン進む。
二人ともほぼ完成。「どんな風に仕上げるか考えます。」って言って女性グループのミーティングに行きました。

フェルトのバッグ作りやニードルフェルトのネズミ、絞り染めのTシャツの柄を考えたり。
静かな時間が流れる。

こんなん海でひろうて来たけど、なんか使えへんかな?」って広げたのが海草と貝。
海草は干したんだって。それがコサージュのようにすごくきれい。
美しい、自然の作ったオブジェです。

       


一つずつもらって後は他の先生に上げてね、と言って返す。
秋の海の贈り物。うちに飾っておこうっと。
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1たす1

2007-10-21 20:18:56 | ウールクラフト WoolCraft
フェルトに使うシート状の羊毛がお店にないらしい。
困った。
作る事にしました。デンマーク牧場の洗った羊毛がたくさんあるし、ドラムカーダーという強い見方がいるのだ。

「ドラムカーダー使うときあったら言ってな!」と、何度も言われていたので息子にそう告げる。
飛んでくる息子。
こういうちょっと危なそうな機械が男の子心をくすぐるのだろう。

ハンドルを回してもらう。私は少しずつ羊毛を入れていく作業に集中できる。
はがすときも残った羊毛を取りながらドラムを回して羊毛をはがすってのが、一人じゃたいへんだけど二人だったらうまく行く。

「1たす1は2以上にもなるんだぁ~!」と、なにかの漫画のせりふを言っている。
ほんと、その通り。

見る見るうちに200gがフワフワのシート状になりました。

       


彼は小さい時から毛糸を巻き取る機械を回すのもよく手伝ってくれていました。
好きらしい。

「これからも、やるときは呼んでな~!」と言う。
本当に助かるのでちょっとぐらい小遣いをやってもいいかと考え中。
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頂上で出会った友人

2007-10-20 19:56:29 | 手仕事 Handicraft
今日は高校のときの友人達に会いに梅田に行ってきました。プチ同窓会。
会場はヒルトンホテルの地下。
待ち合わせより早く着いたので上にあがってお店を見る。
普段は来ないよ。

これが本当のウィンドウショッピング。
買う心配と可能性がまったくない。
遠い世界の美しい品々にため息をつきながら見入る。

今までも感じた事があったんだけど、ジーッといろんな物を見ていると
遠いはずの世界が実は案外近いところにあるんだ、これが。

こんな所にあるものほど、私が今やっている事と似てる。
丁寧な手仕事の世界が繰り広げられている。

一つ一つ丁寧にみっちりと付けられたスワロフスキーのビーズたち。
フランスから来た子供服にはフェルトの木の実がぶら下がっている。
ニット作品は丁寧な手仕事の集大成。
ジャケットにはきれいなハンドステッチが施されている。
どれも巷で見るファクトリーメイドの様相ではなく、まったくのハンドメイドの味が光っている。

ガラスの向こうにある手仕事たち。
こんなに価値を認められて良かった。

たくさんのお金を出して買う人がいるんだ。
わかってくれる人たちがいるんだ。

なんだかうれしく、安心をする。
自分のしていることもより誇らしく思える。

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雨の日のお稽古

2007-10-19 21:59:22 | ウールクラフト WoolCraft
紡ぎのお稽古の日。
雨の中行く。

先生のおうちの教室は天井にガラス窓がある。
そこに当たる雨の音を聴いて雨粒を見ているといい気分。
私は雨が結構好き。特に家の中で雨を感じるのが好きだ。
音とか匂いとか。

洗っておいたジャコブの混色見本を作る。
あわせて1gになるように、いろんな割合で白と濃茶の羊毛をハンドカーダーで丁寧に混ぜていく。
上皿天秤で針がきっちりと目盛りに合うように羊毛を正確に測る。
それを丁寧にカードする。
どれも私の好きな仕事だ。
小さな世界で静かにしっかりと完璧な仕事をする。

できた。

       

これを見てどの割合でどんな風に作品を作るか考える。
端っこをちょっと紡いで糸の様子を見たりする。

サックリとした厚みのあるこの糸を使って、私はジャケットを編もうと思う。
一つ一つの作業を踏んで、完成の形がだんだんあきらかになっていく。
それも楽しい。

お稽古が終わってから車でみんなで羊の殿堂「スピンハウスポンタ」に行く。
ため息の出るようなフリースが並ぶ。幸せなひと時。
つもりはなかったけどまた少し原毛を買いました。
いつ出来るかわからないけど娘にセーターを編もうと思って。
今は流行のファッションに夢中で母の手編みには興味はないけど、
自立して大人になって母さんになってもいつでも軽くて温かいセーターはうれしいものだろうし、せっかく私の娘に生まれたのだから一つぐらい持ってても良いだろうと思って。

お稽古の日は私にとって大切な潤いの日。
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