季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

ちまちま根のもの繊維のもの

2019-10-12 17:37:00 | 食べ物 Eat
大型台風去来で閉じこもっています。
古いうちだからなかなかの怖さ。
しかも時間がたっぷりある。

強風で換気扇が使えない間を除いて、ちまちまと料理をする。
時間と手間がかかる繊維や根のもの。
こういうのって体の底から元気にしてくれる気がする。

ごぼうの梅干煮。これ、この頃切らさないように作っています。
ごぼうを粗めのささがきにして潰した梅干しと鰹節ひとつまみを入れてひたひたの水でゆっくり水分がなくなるまで加熱する。それだけで出来る。梅干しのおかげかごぼうが白く綺麗にできるし、なんとも味わい深くて箸休めに良い。
この前、友達のうちで作った時になかなか思った味にならなくて困った。その訳は梅干しだった。スーパーの梅干しはうちのと全然味が違った。梅の味も塩の味もしない。手作り梅干しのパワーがすごい。
市販の梅干しで作る時は、ダシとか醤油とか塩とか足した方が美味しい。




ごぼうがたくさんあったから、好きな甘辛揚げも作ってみた。
小麦粉と片栗粉をまぶして揚げて甘辛ダレを絡める。




シルクスイートというサツマイモを少し塩を振って耐熱のビニール袋に入れて、シャトルシェフで緩やかに時間をかけて加熱する。とろとろの金色のサツマイモが出来上がる。

もう一つ。ひじきの生姜煮。土井善晴氏のレシピ。
薄味で生姜が効いてて飽きずにたくさん食べられる。




チャイを入れて音楽を聴きながら飲む。




1番ひどい風と雨の時には録画してた映画を観る。
マイティーソー。雷の神様の話だからぴったり。クリスヘムズワースの魅力たっぷり。あんまり素敵すぎて、新ゴーストバスターズでの役が「見た目は超イケてるけど頭がパー」な役。それもまた彼だからこそ。

そうこうするうちに風も穏やかになってきた。
あー、早く夫が帰って来ないかな?
緊急時や非常時こそ出勤してる人がいる。ここに。
無事で帰って来ますように。




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小さな日本のスリランカへ

2019-10-04 18:19:00 | International
栃木の友達に会いに行ってきた。
彼女はスリランカ人。
2回目にスリランカに行った時、帰りのコロンボ空港で会った人。
日本に居る旦那さんにの元へ行くんだけど、一人で旅に出るのも飛行機に乗るもの初めてでとっても不安そうだったので、隣に席をかわってもらって日本まで。成田で旦那さんに無事に引き渡し、その後もいろんな苦難や冒険のたびに支えたり一緒に喜んだり困ったりしてきた。

今回は3人目の子どもに会いに行く。
可愛い丸々した男の子。

群馬栃木には車関係の工場が多く、そこで働くスリランカ人がたくさん住んでいます。友達の周りにもスリランカ人の家族が住んでいる。
いつも栃木に行ったら、私は日本っぽいところはスーパーだけで、あとは会うのも話すのも食べるのもスリランカオンリー。
まるで小さなスリランカに旅行するようです。




たくさんの人たちにお土産は何が良いかな?と思って用意したのが絞り染めセット。たくさんのハンカチと友達の子どもたちにはTシャツ。
いつものように輪ゴムで絞って「みやこ染めコールダイオール」で染める。成分が安全で廃液も安全だから赤ちゃんがいる家庭でも使えるし、赤ちゃんの肌着にも使える。
これが思ったより以上に喜ばれた。みんな夢中になって絞って染めました。
Tシャツも素敵に染まって好評。




お姉ちゃんのひらがなカードも作った。
厚紙を切ってひらがなを書いて、そのかなが頭にくるものの絵を描く。
それがすぐに思いつくものとなかなか思いつかないものがある。




近くの友達の子どもさんで小学生の女の子がいるから、その子たちに手伝って貰ってやっと完成した。その子たちは日本の学校に行っている。
この前、ニュースで在日外国人の子どもで学校に行ってない子どもがたくさんいると聞いたのだけど、この地域ではそういう意味では進んでいるようで良かった。

高校など、他の国の人も入れたら結構たくさんな外国籍の子どもがいるらしい。英語で喋ってるって。
公立でありながらインターナショナルな学校。お得だな、その地域の人。
これから全国的にそうなっていくんだろうなと思う。
それでもなかなか彼らでも日本人の友達を作るのが困難だそう。
勿体無いな。せっかくのチャンスなのにな。日本人が心の開国をするのはいつなんだろう?
そして私の心がこんなにも開国していることも不思議だ。この不思議な力をこれからも生かしたい。





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豆腐カレースリランカ風

2019-09-27 19:45:55 | 食べ物 Eat
昨日、買い物に行ったら大きなビニール袋いっぱいのオクラが100円だったから。
テルダーラ。
玉ねぎと唐辛子と鰹節と梅干しを炒めてオクラを加えてさらに炒めたもの。スリランカ料理だけど和食にも合う。
で、じゃあトマトとナスを入れてキーマカレーも作ってパパドも焼いてカリーランチ。
遊びに来てた友達と一緒に食べる。



美味しい美味しいとガツガツ食べて、デザートにはアイスクリームとヨーグルトにマンゴジュースとラズベリージャムを乗せたもの。
すっかり満足しました。

晩御飯にも食べようっと。
でも足りないから何か作らないと。
豆腐、豆腐を何かに。
え、カレー?
作った。
私の長いカレー人生で初めて。
スリランカの味付けで鰹節とココナッツミルクで。トマトも入れて酸っぱ辛クリーミー。
仕上げにすだちを絞り入れる。




あっさりしてコクがあって香り高い。
うまい!行けるんちゃうん?
食べるとお腹がスッキリします。
滑らか目の木綿豆腐を使ったのが正解だった。



なんでもカレーにできる気がしてきた〜。
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秋の夜長に

2019-09-13 19:45:22 | 食べ物 Eat
引っ越したときに助けてもらった。
何が助かったかって言ったら、前の日の晩御飯と当日の昼ごはんを作ってくれた。
私はそれ以上の応援を思いつかない。
それがまた栄養とボリュームとたっぷりの美味しいご飯だったんです。
沁みました。

そのお礼がやっと出来た。
カツオの大将に頼んでタタキを作ってもらい、あとはいろいろと小さな料理をいくつか。
それで一緒に食べて喋って。
このつながりを大切にこれからも保ちたい。
家は少し離れても繋がっていよう。
大切な人たち。

そのときに作りそびれたものを今日作って食べる。
シュウマイ。
実は私は中華が得意です。
学生の時にバイトをしていたので覚えた。
マスターに「旦那さんの帰りを待ちながらシュウマイ作るような奥さんになりーや」って言われながら教わったのを思い出す

それで旦那さんの帰りを待ちながら作る。
材料は簡単だし安いし蒸し器があればすぐできる。
そして自分で作ったのは美味しい。



グリンピースはないから乗せてない。枝豆を乗せようかと思ったけど高かった。

具は豚ミンチとエビと玉ねぎ。あとは塩コショウだけです。少し片栗粉入れた。
少し涼しくなって良かった。しばらくすごく暑くて、千葉の台風の被害にあった方々が気の毒だったから。
早く復旧しますように。

もう一つ今日食べたくて作った。三びきのくまのスープ。じゃがいもと玉ねぎとキャベツ。優しい味。



引っ越しの時、当日の晩御飯を持ってきてくれた人にはまだお礼をできてない。
りんごか栗のケーキを作ろうかな?
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一つ一つ花ひらく

2019-09-12 19:25:13 | ハンドワーククラブ HandworkClub
小さなクリニックにて。
羊毛の教室。

この頃、石鹸水をかけて作るフェルトが流行っています。
小さなボールを作ってピアスにしたり、
ワンちゃんのネックレスにしたり。



これは可愛いですね💕



型紙はシンプルだけど、こんなにステキな花も作れます。



紐はこの前作ったパスケースに付ける。
紐作りもなかなか面白い。

来た時はだるいなあと思っていても、体操したり話したり、羊毛を触っているうちになんだか体も気分も晴れてきてる。
意識を自分に向ける。人とつながる。
そんなことで開ける時もある。
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包まれる安心

2019-09-08 15:18:06 | 手仕事 Handicraft
いつものひらり助産院からのご注文でスリングを作る。
布のリクエストが紺色の縞だったんだけど、ちょうどのがないので2つ作って良い方にしてもらう。



この前、娘とベビーカーを買いに行った時に気づいたんだけど、最近のベビーカーって黒がほとんど。たぶん昔は黒はあんまりなかった。
たぶんアダムスファミリーくらい。笑
時代は変わったなあと思う。

それでお母さんの好みが渋めになってるらしく、スリングもシンプルなのが好まれるということがわかった。

それはきっと、ベビーカーやスリングを使うのが、お母さんだけじゃなくて、お父さんやおじいちゃんおばあちゃんにまで拡がってるって事もあるのだろう。
そうするとシンプルなのにするのが良いなと思う。

今日はもう一つ自分に作った。
リングの付いていないタイプのスリング。
これは布も少なめだし、リングとキルティングを使ってないので作るのも早い。
軽くて携帯に便利。
ただ、サイズが固定なので人が変わると使いにくい。
ゾウさんの柄で可愛い。



今度孫が来たら使ってみよう。
良かったら娘にも作ってあげよう。
ハンモックに寝るようになって、スリングがどんなに気持ちいいかわかった。
体全体で体重を支え、しっかり包まれる感覚。
本能的に落ち着けるんだと思う。
スリングとハンモック繋がってる。
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再チャレンジ

2019-09-07 15:36:55 | 手仕事 Handicraft
去年、一緒にフィランドに行った知り合いが帽子作家さんでありカード織りの先生。
去年の9月に初めて習って、そのまま一回も復習しないで一年後の今日にもう一度習うことにした。

もちろん1回目の作業は忘れてるし、とっても難しくて辛かったのを思い出して、さらにシンプルなものを教えてもらおうと思って行った。
そしたら前のが1番シンプルなんだという。
それでそれをもう一度やってみる

するとなんだか前より楽にスムーズに
織れる。
綺麗に織れる。素晴らしい。一年経ってもおぼえてるもんだなあ。一年の間に自分の中で自分なりに作業を消化してるんだなあと思った。



この一つのパターンだけでもいろいろな応用が効きそう。
今回は早めに復習してきちんと習得していこう。
ハンドワーククラブ でもできるようになれば良いな。ベルトや鞄の紐に出来たら素敵だろう。
ワクワクする。
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扉を開く

2019-09-03 20:11:12 | ハンドワーククラブ HandworkClub
ハンドワーククラブ にて。
先週染めたハンカチを洗って色止めして干した状態で置いておいた。
彼はいつも午前中だけの参加。絞り染めは絞りを解くところが醍醐味なので。
一つ一つの輪ゴムを丁寧に解きながら、「なかなか良いよね〜!」なんて言いながら。
解きながら話をする。
前に作った杖のフェルトの持ち手カバー。それがとても好評なんだと。
その杖は山で見つけた枝なんだけど、なかなかそういう良いのは見つからないってほどのお気に入り。
その持ち手のところにフェルトでしっかりとカバーを付けたもの。
それを持って散歩や山歩きを日課にしていると言う。
そうするとその杖が目に止まって声をかけてくれる人が結構いるのだと言う。
みんなそれを「良いねえ!」って褒めてくれる。何度もそうやって挨拶するうちに話をするようになって、思いもしないいろんな人と知り合いになるんだと。
それが嬉しくて私に言わないとお礼を伝えないとって思っていたのだと。
私も嬉しい。そんな話を聞かせてくれて本当にありがとうと言う。
他にもハンドワークで作った作品を身につける事で人と繋がる話が出る。

あるよね、そう言う事。いいなあ、良かったハンドワークやってて。

きっとふつうの健康な人でもそれが起こったら嬉しい事だろう。でもこの人達にとって、これはそれ以上に特別な事なんだと思う。
前にも「永遠の仔」の感想のところで書いたけど、アルコール依存症とは飲酒の障害だけではなくて、人との関係の障害も含まれている。この世界にいると健康な人たちの世界とは交われない。って思って生きている人たちがたくさんいる。
そんな見えない分厚い硬い壁を薄く柔らかくすることができるなんて、そこが扉になって開いちゃうなんてすごいと思いませんか?
天然の材料を使って、自分の手で好きな色で作ったものが実に美しく実用的であるということ。
それがどんなに大きな力になっているのか、それはただの「物」としてより以上の存在である。
それが改めて今日、実感できました。
教えてくれてありがとう!!

今日も絞り染め。今日の色はエメラルドグリーン。
Tシャツを染める人がいなかったけど、測ってみたら染め粉にふさわしい量になってたから染めてみました。



この染め粉、色落ちしやすいから実用的ではないかもって思ってたけど、エコという名前の通り、原料が環境や人に優しく、赤ちゃんのガーゼや肌着を染めるのにも使えるって聞いて、やっぱりこれを選んで良かったなと思う。色止めの作業をしっかりしたら、色落ちの事は解決することに気づいたし、あとは使ってみてどれくらい持つのか試してみるのみ。
今日も素晴らしい作品ができました。
エコバッグと靴下。こんな面白い柄の靴下ないな!いいね!ってみんなで。



私の縫い絞りの見本。



手間はかかるけど、これはこれで素敵。

絞りの世界も奥が深いから、みんなで少しずつ探索していきましょう!
また来週。お楽しみに!

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生み出す暮らし

2019-09-02 16:01:23 | 手仕事 Handicraft
クリムト展で手に入れたバッグ。
美しくて可愛くて、思ったより高かったけど
えいって思って買った。
旅行でサブバッグとして使ってみたら、大きさや持ち手の長さなど絶妙でとてもいい。
だけど、作りがちゃち!
本当にどうにかしてほしいと思うけれど、手間や布の価値を大切に物作りして欲しい。



持ち手は縫い目が1回だけ、縫い目の下が5ミリほど。それでほつれたり外れたりしないようにジグザグミシンでしっかりと縫い付ける。
そして裏布を拵えて、ポケットもつけて、
持ち手がヨレヨレになりそうなので合成皮革を縫い付けて補強した。



これで大丈夫!
しっかり使えるはず。
仕舞って置かないでそばに置いてどんどん使おう。この頃はそういう主義。

引っ越しして片付けて疲れて、養生して。
それが旅行に行ってしっかりと回復された。
やっと心に浮かんだ事を勢いつけて実行できるようになった。
これからいろいろ作っていくよ!
新しい生み出す暮らしが始まります。
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クリムトに逢いに

2019-08-29 20:58:44 | Art
今年の夏の旅行。
東京でのクリムト展に行きたかったんだけど、引っ越しの後の片付けと疲れで行けず。
新聞の広告でその後に愛知県であると知ってどうしても行きたいと言ったらそれが行き先になった。

豊田市。初めて行きます。
行ってみてその空気で感じた。TOYOTAの凄さ。
豊田ナンバーのTOYOTA車がたくさん。
社名が自治体名っていう事がどんなものか実感する。



そういえば、去年行ったフィンランドのフィスカルスも社名が自治体名になった例だ。滅多にないな。
その会社がその土地にただならぬ貢献をしたからこそ、その会社の製品がその土地の人々の誇りであるからこそそうなったんだと思う。
豊田市になってからもその誇りを失わぬように会社はどれだけの努力をしてきた事だろう。
日本に世界に恥じぬ製品を生む出す覚悟がひしひしと伝わる。

そんなことを思いながらの豊田市美術館。



立派です。美術館そのものが美しい。

クリムト展は、私が観たことないものもあって、見応えありました。ベートベンフリーズは複製だったけど、実物と変わらぬものでした。何度も巡ってじっくり観た。
ウィーンのゼツェツィオンで観たときに私のなかにその音楽が流れてきて、勇気や生きる歓びが押し寄せて涙が止まらなかった。
クリムト自身のことはちょっとどうかな?ってところもあるけど、その作品には本当に私は心を動かされる。
英語で感動するって事をmovedって言うけれど、そのもの。私の肉体を浸している不可視の私が響き、震え、波打つ。そう言うものこそが芸術なのだと私は思う。

クリムトの作品の前に佇んで、私はそのうねりを感じる。

Nuda veritas
前に観て好きだと思ったもの。
シラーの言葉を読む。
その言葉が私を力付ける。
少数者のために生きる、作る。
足元の水が美しい。印刷ではわからないこの色と線。

ミュージアムショップで買い物をして、同時開催されている愛知トリエンナーレを見に行く。

それがとっても興味深かった。
神戸のビエンナーレも覗いた事あるけど、なんだかより新鮮だった。
世界のアートが集まっている。
美しいけれど怖いもの。不思議で面白いもの。
特にスタジオドリフトのShy lightがいくら見ても飽きないほど面白く美しかった。
それはただ美しさだけではなくて、自然科学的に裏打ちされた形と動きだからだと思う。



ワークショップのエリア。展示で得た感動を伝え
ようという企画。
シルクスクリーンでバッグやTシャツに自分で描いたイラストや文字を印刷したり、ハイテクなミシンで刺繍したり出来る。ラジオ局も併設されていて、声を発信する事も出来る。面白い。





名古屋会場には行けなかったけど、行ってみたいな。アートの本気、底力を観に。

遠かったけど行けてよかった。
連れて行ってくれてありがとう!


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