季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

温かな繋がる力

2019-10-29 17:00:00 | ハンドワーククラブ HandworkClub
ハンドワーククラブにて。

午後はイベントです。
1ヶ月に火曜日が5回ある時は一回がイベントになります。

秋を感じる作品を作ります。
それは落ち葉のトレー。




作り方はシンプルで短い時間で出来上がるんだけど、とっても素敵です。
縁をもり上げて作るので、トレーとして使うこともできます。
何を置こうかな?って考えながら作るのも楽しみ。鍵を置こうとかアクセサリーにしようとかお薬を乗せようとか話しながら作る。
玄関や棚にこれが1つあるだけで秋の季節感が膨らみます。
40セットほどが全部無くなりました。すごい人気!

いつもはハンドワーククラブに来ないたくさんのひとたちに参加して喜んで貰ったのも良いけれど、私にはもう一つ嬉しいことがありました。
それはいつもハンドワーククラブに来ている人たちの活躍です。
もちろん彼らは毎週のようにフェルトを作っているし、物を作るという事、そしてその作業の流れにとても慣れています。
それでも同じ患者さんとして振舞うこともできるのに、ものすごく私を助けてくれる。
他の人に材料を配ったり上手に手助けしてあげたり、途中で足りないものを補ってくれたり、終わったら片付けをサッサと進めてくれたり。その手際がなんとも自然で鮮やか。動きが明るく温かで気持ちがいい。
もちろん私はフルで忙しくしているのだけれど、それでもその穏やかで静かで確かな助けを感じて、私の方がじんわりするくらい感動しました。
いつも断酒会やA.A.でみんなで繋がって動いているおかげかもしれないけれど、こんなに自由な意思で気持ちよく上手に動けると言うのが本当に素晴らしいなと思って。

他のリラクゼーションプログラムの先生もわざわざ来て助けてくれます。それもいつもとても嬉しい。

手伝う、手伝われる、その関係がこんなにも温かで気持ちのいい仲間の中にいること、その幸せを深く感じた1日でした。

もし、お酒を飲む毎日で仲間が居なくて孤独で悩んでいる人がこれを読んだら驚くかもしれない。本当にそんなことあるんだろうか?って。
私はそれが可能だって知っている1人です。奇跡って当たり前のように静かにでもすごい圧倒的な勢いでやってくる。もしそれを望めば。

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永遠の愛くるしさ

2019-10-29 11:30:00 | ハンドワーククラブ HandworkClub
ハンドワーククラブにて。

フェルトのクマちゃん。出来ました。
可愛い!



 
何年も前にこのクマを作るのが流行っていました。
流行ると言っても1人の男性がずっといつもこれを作っていたという事。
1つ作っては欲しいという人に上げて、また同じのを作るというのを繰り返す。
丁寧に作るし、可愛いので人気でした。
私も1つ持っています。
これこそ羊毛100%。表面も中身も羊毛だけで出来ています。硬く中身を詰めているのでしっかりしています。たぶん何年たってもしっかりと存在する素晴らしいぬいぐるみ。
本物の熊はあんなに怖いのに、どうして人形のクマはこんなに可愛いのかがほんとに謎だけど。とにかく愛嬌がある姿。
コツコツとキッチリと作れる人に向いています。
お孫さんにあげるらしいけれど、お孫さんが大人になってもまだ可愛いこと保証します。羊毛の力、フェルトの力を感じる一品。

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ちまちま根のもの繊維のもの

2019-10-12 17:37:00 | 食べ物 Eat
大型台風去来で閉じこもっています。
古いうちだからなかなかの怖さ。
しかも時間がたっぷりある。

強風で換気扇が使えない間を除いて、ちまちまと料理をする。
時間と手間がかかる繊維や根のもの。
こういうのって体の底から元気にしてくれる気がする。

ごぼうの梅干煮。これ、この頃切らさないように作っています。
ごぼうを粗めのささがきにして潰した梅干しと鰹節ひとつまみを入れてひたひたの水でゆっくり水分がなくなるまで加熱する。それだけで出来る。梅干しのおかげかごぼうが白く綺麗にできるし、なんとも味わい深くて箸休めに良い。
この前、友達のうちで作った時になかなか思った味にならなくて困った。その訳は梅干しだった。スーパーの梅干しはうちのと全然味が違った。梅の味も塩の味もしない。手作り梅干しのパワーがすごい。
市販の梅干しで作る時は、ダシとか醤油とか塩とか足した方が美味しい。




ごぼうがたくさんあったから、好きな甘辛揚げも作ってみた。
小麦粉と片栗粉をまぶして揚げて甘辛ダレを絡める。




シルクスイートというサツマイモを少し塩を振って耐熱のビニール袋に入れて、シャトルシェフで緩やかに時間をかけて加熱する。とろとろの金色のサツマイモが出来上がる。

もう一つ。ひじきの生姜煮。土井善晴氏のレシピ。
薄味で生姜が効いてて飽きずにたくさん食べられる。




チャイを入れて音楽を聴きながら飲む。




1番ひどい風と雨の時には録画してた映画を観る。
マイティーソー。雷の神様の話だからぴったり。クリスヘムズワースの魅力たっぷり。あんまり素敵すぎて、新ゴーストバスターズでの役が「見た目は超イケてるけど頭がパー」な役。それもまた彼だからこそ。

そうこうするうちに風も穏やかになってきた。
あー、早く夫が帰って来ないかな?
緊急時や非常時こそ出勤してる人がいる。ここに。
無事で帰って来ますように。




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小さな日本のスリランカへ

2019-10-04 18:19:00 | International
栃木の友達に会いに行ってきた。
彼女はスリランカ人。
2回目にスリランカに行った時、帰りのコロンボ空港で会った人。
日本に居る旦那さんにの元へ行くんだけど、一人で旅に出るのも飛行機に乗るもの初めてでとっても不安そうだったので、隣に席をかわってもらって日本まで。成田で旦那さんに無事に引き渡し、その後もいろんな苦難や冒険のたびに支えたり一緒に喜んだり困ったりしてきた。

今回は3人目の子どもに会いに行く。
可愛い丸々した男の子。

群馬栃木には車関係の工場が多く、そこで働くスリランカ人がたくさん住んでいます。友達の周りにもスリランカ人の家族が住んでいる。
いつも栃木に行ったら、私は日本っぽいところはスーパーだけで、あとは会うのも話すのも食べるのもスリランカオンリー。
まるで小さなスリランカに旅行するようです。




たくさんの人たちにお土産は何が良いかな?と思って用意したのが絞り染めセット。たくさんのハンカチと友達の子どもたちにはTシャツ。
いつものように輪ゴムで絞って「みやこ染めコールダイオール」で染める。成分が安全で廃液も安全だから赤ちゃんがいる家庭でも使えるし、赤ちゃんの肌着にも使える。
これが思ったより以上に喜ばれた。みんな夢中になって絞って染めました。
Tシャツも素敵に染まって好評。




お姉ちゃんのひらがなカードも作った。
厚紙を切ってひらがなを書いて、そのかなが頭にくるものの絵を描く。
それがすぐに思いつくものとなかなか思いつかないものがある。




近くの友達の子どもさんで小学生の女の子がいるから、その子たちに手伝って貰ってやっと完成した。その子たちは日本の学校に行っている。
この前、ニュースで在日外国人の子どもで学校に行ってない子どもがたくさんいると聞いたのだけど、この地域ではそういう意味では進んでいるようで良かった。

高校など、他の国の人も入れたら結構たくさんな外国籍の子どもがいるらしい。英語で喋ってるって。
公立でありながらインターナショナルな学校。お得だな、その地域の人。
これから全国的にそうなっていくんだろうなと思う。
それでもなかなか彼らでも日本人の友達を作るのが困難だそう。
勿体無いな。せっかくのチャンスなのにな。日本人が心の開国をするのはいつなんだろう?
そして私の心がこんなにも開国していることも不思議だ。この不思議な力をこれからも生かしたい。





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