ネット生活 レベル1(仮)

私、魚住千晶(HN)の趣味の話&生存確認。更新遅めです。

最近の読書

2011年05月31日 19時49分25秒 | 読書
ブログの更新サボってますが、私はなんとか元気です。

ある日の会社の帰り、ワシは時々立ち寄るA書店に行きました。
そして、何か面白そうな文庫本はないかとウロウロしていると…。

あれ? この表紙、しゃばけの表紙の絵を描いてる人だ!!
平積みになっている文庫本が目につきました。
表紙には、髪を結って着物を着た男女と狆らしき犬の絵があります。
時代小説みたいだけど…面白いのかな? 思わず表紙買いした私。

『姫様お忍び事件帖 つかまえてたもれ』(沖田正午・徳間文庫)
藩主から休みをもらった武州槻山藩の下級武士・小坂亀治郎は
「きゃー」と若い女の悲鳴したのを聞いて立ち上がった。
見ると、若い娘が数人の侍に囲まれている。かどわかしと思って助けたら、
その娘「お鶴ちゃん」はなぜか旅の道連れになってしまいました。
ごろつきに絡まれたり、事件に巻き込まれたり、二人を中心にした珍道中です。

亀治郎さんが、冴えない見た目でありながら剣が滅法強いのですよ。
そして、味のある武州訛りの言葉で優しいんです♪

『姫様お忍び事件帖 それみたことか』(沖田正午・徳間文庫)
『つかまえてたもれ』の数日後のお話です。
鶴姫様は、武州槻山藩の若殿とお見合いをして婚儀がとりおこなわれることに。
しかし、結婚する前にお忍びで町へ出て江戸の休日を楽しみたいと、
亀治郎や家臣の海原らと屋敷を抜け出すことに…!?
もちろん、大きな事件に巻き込まれたりするのですが…。(笑)
相変わらず、姫様は肝がすわっていて男前かもしれない。


…あ。妖怪とかモノノケとか出てこないよ。(笑)
でも、読みやすくて面白い本でした。登場人物たちが良い味出してます。