気温が温かくなると、多くのアメリカ人はいらない物を減らしてちょっとお金を稼ぐために、家庭でいらないものを集めて、自分の家の前でテーブルなどに並べて安く売ります。名前は色々あります:ガレージ・セール (Garage Sale)、ラメッジ・セール (Rummage Sale)、ヤード・セール (Yard Sale)等です。引越しで荷物を減らしたくて物を売る場合、ムーヴィング・セール (Moving Sale)と言います。日本でもフリーマーケットをやりますが、アメリカでは、家の前でやるか、教会のメンバーは決まった日に教会の中か外で皆で一緒にそれぞれ自分の物を売ります。
自分の家でリサイクルショップみたいに開業する場合は、市の法律によって、許可をもらわなくていけないことも、許可なしでも自由にできることもあります。ほとんどのガレージ・セールは売り手も買い手も税金を払わなくていいので、いつでも簡単にできます。
一番よく売っているものは洋服や、子供のおもちゃや、電気製品や家庭内の飾りです。宣伝するのに、近所の道の入り口のところにポスターを貼って、新聞に広告を載せます。期間は週末の間から1週間までが普通です。
時々、価値のあるアンティークもガレージ・セールに出ます。ただ欲しくないだけで売っている人はその価値が分からないかもしれませんが、たまにプロとしてアンティーク探しをする人もガレージ・セールを回っています。
それに、お買い得品をさがす人(大体お年寄)は朝一でガレージ・セールを見て回りますので、午前7時頃から始まるのが基本です。
ちなみに、早朝に来る客をearly bird(早起き小鳥)と言います。英語のことわざから来た言葉です。
日本語の「早起きは三文の徳」ということわざに当たりますが、英語で「The early bird gets the worm.」と言います。「早起きの鳥は虫を捕まえる」との意味です。
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