むしむし

ちっぽけな虫のような私。でもしぶとく生きてま~す♪

佃島~月島~向島~明石町~築地

2017-06-11 01:05:03 | トピック

前職場区民活動支援センターで活動されている「神奈川東海道ウオークガイドの会」の
特別例会「築地~佃島散策!」に誘っていただき、同僚と参加してきました。

この地域は1657年の振袖火事の大火で大半を焼失した江戸の都市改造で誕生した築地、
つまり大規模な埋め立て地で、築地本願寺が浅草から移設再建され、
周囲には武家地が形成されていき、赤穂浪士で有名な浅野家の上屋敷もあったそうです。
明治維新後には海軍施設や外国人居留地が開設され、近代化への出発地となったとか。
関東大震災後には魚河岸が移され、今では外国人観光客にも人気のスポットなのでした。

散策は小グループごとに出発。佃波除稲荷神社を経て佃天台子育て地蔵尊へ。
天然石に線で掘り描かれた珍しい地蔵尊で、大きな大きな銀杏の木の根がお堂の中に!


佃小橋は、安藤広重の浮世絵にも登場する橋で、佃島の中にあります。
隅田川から引き込まれた堀に掛けられていて、橋の下には柱が保存のために埋められ、
3年毎の例大祭の際に掘り起こされ、これは元禄の時代から続いているという事でした。
関東大震災や戦災を免れた古い家屋が残りリバーシティ21の高層群とのコントラストが絶妙。


堀の先にある住吉神社は、家康が関東入国の際に大阪摂津の佃から漁民と住吉神社の神職を伴って来、
後に家光から干潟を賜って築島した際、佃島と故郷の名を付け住吉神社も創建(1646年)したそうです。



佃煮購入のための自由時間後、隅田川月島の渡し跡へ。これから渡る勝鬨橋が良く見えました!


修学旅行生や外国人客で賑わう月島のもんじゃストリートを抜けて勝鬨橋へ。
子どもの頃、橋が開くための赤信号でずいぶん待たされたことを懐かしく思い出しました。

隅田川を渡り上流へ向かいました。振り返ると遠くにスカイツリーが見え、
定期運航の隅田川ラインの水上バスが滑るように通り過ぎました。



築地教会は東京に最初に建てられた教会、外国公使館や領事館、宣教師や医師、教師等知識人が居住。
多くのキリスト教系の学校の発祥の地となっています。
(雙葉学園、関東学院、暁星学園、明治学院、女子聖学院、青山学院、立教女学院、女子学院、立教学院)
現在、この居留地には聖路加国際病院とその関連施設が建っており、近代的なまちになっていました。

最後に古代インド仏教様式の築地本願寺にお参りして、マグロの初セリでお馴染みのすしざんまいで昼食。
祖父母が近くに住んでいたので馴染みの地でしたが、ガイドと一緒で学ぶことだらけの楽しいウォーキングでした。


築地の場外をちょっとだけ歩き、歌舞伎座に向かいました。

売店をうろついてから都営浅草線で上大岡まで、同僚と話がはずんであっという間に戻って来ました。

また次も参加したいと思っています。


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