どうせ地球のチリだからな。

生き方を変えたから、ブログも変えようと思った。
企画屋の日記です。

水は二本は持って来い。

2011-07-17 06:12:04 | Weblog
みんな。
今日、頑張ろう。
今まで、地震があった日から一週間がすごく早かった。
週末が来る度に、
「一週間って早いよね。」
とタケチンと話してた。
ところが、今週はすごく長かった。
今日の事で、かなり参っていた。
葛藤しかない。

昨日なんて、全く集中出来なかった。
足、くじいちゃったよ。
穴に落ちて。
休憩もそう言えば取ってねぇし、昼休みも言われるまで気付かなかった。
何をどの様に食ったっけな?
大ちゃんが大丈夫?
と話しかけてくれたり、タケチンが横に座ってくれたりしても、胸騒ぎのような動機が気持ち悪かった。
今もだ。
水を飲むことも、トモカちゃんやチホちゃんが差し出してくれるまで忘れてた。
ダメだね、これでは。
ビビってるんじゃねぇんだ。
これまでも、いつだって同じ可能性はあったんだ。
でも、今回は話しが違う。
俺は違ってた。
皆はどうか分からない。
俺は違ってた。

俺は人に勇気や、やる気を出させる活動をしていただけ。
掃除屋さんではない。
「がんばろう。」
というスローガンが嫌いだった。
頑張ろうという気になれない者に対して、もしくは頑張っている者に対して、余りにも失礼に感じたからだ。
絶望や悲しみしかないから、かける言葉などないって事だと俺は思った。
正解は無言。
だから、俺は黙って、ただやった。
ゆきえさんの最後のメールにもあったしね。
「いつだって、了は黙ってやってくれる。」
と。
そんなん知らねぇよ。
照れてただけだ。
まず、呼び捨てにすんな。
照れてダメなんだ俺は。
だから、家の人に感謝とか挨拶されるのが、スゲー嫌いだった。
泣いてしまう。
嬉しくてとかじゃない。
悲しくて泣いてしまう。
何でこんな良い人達が、俺みたいなアホにありがとうと頭を下げてるのだ。
何で俺は頭を下げさせてるのだ?
どういう気持ちなのか、想像するだけで胸が痛い。
頭を下げるのはこっちだ。
「お互い様だべ。じゃあ、またね。さようなら。」
と礼をする。
それでいい。
お互い様じゃないか。
ボランティアとかそんな言葉じゃない気がする。
俺や日本人には、やはり馴染まないよ。
『お互い様』だろうがよ。
お礼なんていらない。

子ども達ならば、将来、うちの息子とマブになるかもしれない。
生きてさえすれば、俺は誰とでも友達になれる可能性を秘めている。

お互い様でござる。
生きてさえすれば。

礼なんかいらねぇ。
会話もいらねぇ。

さぁ、行こう。

水は二本は持って来い。
便所なんて行かないよ。
汗で。