児童書またはヤングアダルトになります。
主人公の中二男子がアホなんだけどいい奴で読後感が良かったのでお勧めします(*^_^*)
あらすじは・・・
井出拓郎は映画制作研究会の中学2年生。
映像コンクールに応募した作品が審査員特別賞を受賞したが、
主役には学校一ブスと言われている田沼涼子を起用していた。
賞を取ってから拓郎は「見た目」について考え始める・・・。
「オレたちって、どうして見た目をそんなに気にするんだ?」
拓郎自身は、自分の容姿が世間から見てそこそこイケてる事にも気づかないくらい、
他人の容姿にもそんなに頓着していません。
女子がよくする「恋バナ」にもピンと来ず、
自分がそんな話をするのは、生まれ変わっても無理な気がする、
と考えるくらいの幼さがあります。
でも、すごく気持ちのいい奴です。
涼子が見た目をクラスのボス的男子にいじられていたら、
さり気なく?フォローしたりもします。
涼子とは彼女がわりと寡黙なこともあり、あまり話をしませんが…。
拓郎がアホの子なおかげでお話がシリアスになりすぎず、テンポよく進みます。
NHKあたりでドラマ化してくれんかなーと思いました。