チャッキーの青空日記

感動したこと楽しかったことボヤきたいことをつれづれに

白猿の湯ふたたび

2010-05-08 08:55:28 | ちょびっと旅 湯治編
去年、大雨で水没して1回しか入れなかった、立って入るお風呂に入りました。混浴なんだけど女性の時間帯が1日に3回ありましてその時間に入ります。長い階段を下っていくとツイタテだけの脱衣所があるんですね。天井がすごく高くて不思議な空間です。楕円形のお風呂は、真ん中はちょっと深いようで、小人族のチャッキーは溺れてしまうので、ふち側の一段高くなっている石の上に立って入ります。水の音や桶を使う音の響きが抜群にいいですよ。朝は、8時から入れるので行かなきゃ。
何やら賑やかな声。娘時代から通ってるって言うおばあさんが何やら語ってます。「湯治っていうのは、何もかも捨ててくるもんだよ」「ここにこれた人は、いいことした人だけが来れるんだよ。」「桜に陽があたるとそりゃきれいだった。」「野の仏さんに拝んで、野の花を供えるんだ。」おばぁさんの語る言葉をBGMに一時を楽しみました。そのおばぁさんが言ってた詩(うた)っていうのがあるんだけど『いちど入ったらどこにも行きたくなくなる湯/ そんな湯を探して人は歩きまわる/ どこかにあるはずの究極の湯を求めてさまよい歩く/ そして鉛(ここ)に辿りつくんだ』

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