梅さんの趣味の世界なので興味無い方はスルーしてちょ!
昨今の時計はクォーツは勿論ソーラーとかが多くゼンマイの残り時間とかは
気にする事は無くなったと思いますが梅さんが機械式(手巻き、自動巻)に拘ってます
そんな梅さんのコレクションの中でゼンマイの残り残量が分かる時計を2点
まずは梅さんと同い年(3ヶ月後輩)のSeiko Automatic
12時下のメーターは残量表示です
この状態はゼンマイ使い切って残量ゼロ(ネジ巻いてない状態)で時計は動きませんが
ちょいと左右に振ってやるとメータが動き、、、約18時間まで来ました
フルに巻き上げると36時間は動き続けるのが分かる、、こんなユニーク(無くても困らない)な機能を
60年以上前に(梅さんの年齢バレたか)造った先人達の発想と技術力は素晴らしい!!
スイスからは1950年代のJAEGER-LE COULTRE(ジャガー・ルクルト)
この時計は9時側の窓が残量表示、3時側の窓が秒針になってます
真っ黒になると残量ゼロ、、、真っ白だとフルに巻き上げられた状態ですが
セイコーのみたいに残量の時間が分かりませんが(同じく36時間位だと思います)
まぁ些細な事は気にしないのが古時計の楽しみでもあります!
上の写真だと分かり辛いですが竜頭が無いんです(セイコーのは一般的な3時側にありますが)
じゃぁ何処に竜頭が有るのか??
裏側の丸いのが竜頭ですが通常は引き出して時間合わせをしますが
これは横へスライドして時間合わせします← →
SLDE DO NOT LIFT の刻印が見えるかと思います
とてもユニークで美しい時計ですが、、、弱点が一つ
常に腕(肌)に触れる位置に竜頭が有るので汗をかくシーズンは竜頭が湿気に
晒されてしまうので夏だけじゃなく雨の日は休暇を取る事になってます
1940〜60年代は機能やデザインも興味深い物が多く奥が深いので
古時計収集という不治の病から抜け出せません😅