お茶の里便り ◆掛川深蒸し茶で健康長寿の町◆

お茶屋に勤めている筆者の日常や感じた事を勝手気ままに綴っていきます。

八十八夜の手摘み

2013年05月02日 | お仕事

本日も良い天気の茶処掛川です。

 

今日は八十八夜。

八十八夜とは立春から数えて88日目の事です。

昔から八十八夜は春から夏に移る節目として縁起がいい日とされ、この日に

摘まれた新茶は特に上等な物で、不老長寿の縁起物とされています。

 

今日は袋井市の竹内さんの茶園のきら香の手摘みがありました。

一面、白黄色に染まった「きら香」の茶園です。

右側にあるのは通常の緑色の茶園です。

茎まで黄色いきら香の新芽です。

今日はテレビの撮影も行われていました。

取材を受けている生産家の竹内さん。

摘み採ったきら香。葉はすぐに製茶されます。

 

場所は変わって、掛川北部の原泉地区。

こちらでも、八十八夜の手摘みが行われていました。

こちらは約40名のみなさんが手摘みをしていました。

見る見るうちに生葉が摘まれていきます。

今年は新芽の伸びも早く、新茶の収穫が例年より早く始まりました。

機械刈りが多い中、貴重な手摘み茶が収穫できました。

こちらの八十八夜の手摘み茶は当社で販売予定です。