昨日、島田市にある寺田製作所に「低カフェイン茶」を作りにいきました。
前から話だけは聞いていたのですが目にするのは初めてで、生葉をその機械に通してから揉むとお茶に含まれるカフェインを約半分にできるというもの。
簡単にですが低カフェイン茶が出来るまでの流れを教えちゃいます!!
地元茶農家さんに朝、刈ってもらった生葉を寺田製作所に持っていきます。
これが噂の?低カフェイン処理機です。この中に生葉を通していきます。
通す前の生葉。
制御盤を操作して準備完了。
機械の中。写真だとわかりにくいですが管からお湯が出てます。
機械の出口。生葉がしんなりしちゃいます。
こんな感じ。
後は普通の煎茶と同じ工程をしていきます。
まずは粗揉機(そじゅうき)。
次は揉捻機(じゅうねんき)
揉まれてます!!
さらに中揉機(ちゅうじゅうき)で揉まれます。
中揉機を出たところ。(まだ完成じゃないよ。)
精揉機(せいじゅうき)でも、形を整えながら揉みます。
ここで、やっとお茶の形になります。
もうすぐ完成!?
うまく形になっているか気になります。
最後の乾燥。今回は棚乾燥機を使用。
棚に茶葉を均等にひいていきます。
そして乾燥機の中へ。
そして、低カフェイン茶のできあがり。
(見た目は普通の煎茶と変わりません。)
まだ試作段階なので、すぐに商品にはなりませんが、低カフェインによって、妊婦や赤ちゃんにも口にできる、お茶ができればいいと思います。
写真で見てるだけなら1分位?で、できるお茶ですが、実際は完成までには5時間以上掛かったかな?
改めて生葉から煎茶になるまでには大変な労力が必要だなぁと感じました。
今は機械作業ですが、昔はすべてが手作業だった訳だし・・・
やはり昔の人はエライ!!の一言につきます。