良い子の歴史博物館

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外交

2009年06月23日 | 七権分立論
また、七権分立論の続きを書く。

唐の時代、外交事務局として「鴻臚寺」があった。
日本でも平安時代に外国使節を接待する施設「鴻臚館」があった。

今日のほとんどの国で外交専門部局である「外務省」がある。

ノルトの七権分立では、外交業務をどこに置こうか?

いろいろ考えたが、儀礼的な外交業務を権威認証機関(上府)の担当にした。

経済折衝であれば経済資源管理機関(財府)の担当だし、
牛肉輸入問題であれば天然資源管理機関(地府)の担当となろう。

実際の話、「外交の一元化」は必要ないと思う。
今の外務省だって、重要な交渉を担当省庁へたらいまわししてるだけなのでは?

皇族による友好外交も行われ、
連休になれば、国会議員たちの外遊が始まる。
この種の儀礼的外交業務という分野については、
業務の性格上、儀礼的な外交業務は権威認証機関がふさわしいと思う。

パスポート発行やビザ発給も権威認証機関の行う事務となる。

これで辻褄が合うじゃないか?